さくらのVPSはその後もいろいろと手を入れたくなるところがあって、やっぱりレンタルサーバと比べると比較にならないほど手間がかかるけれど、その分面白い。
手塩にかけて育てた(設定した)サーバは愛着も出てきて、レジャーとしてかなりオススメ。不正アクセスの試みも、siteGuardやfail2banが防いでいるログを眺めては、ふふふ、そんな攻撃で防壁が破れると思っているのか?とか楽しんで見ている。
TeraCLOUDの無料ストレージをマウントして使っていて、ふと、同じようにさくらレンタルサーバライトのストレージもマウントできないのかな、と思って調べてみたところ、FTPをマウントできる方法があったので試してみた。
【参考サイト】
CurlFtpFSは動作してレンタルサーバをbashからストレージとして見られるようになった。イメージのバックアップはかなり時間がかかるけれど、cron_dailyに放り込んでおけば夜中に勝手に終わっているのでまあこれでも良いかも。容量見合いで古いバックアップは自動削除するようにしておく。Tipsとしては、mondoarchiveの"-E"オプションで除外フォルダを設定するときは、-E "/backup1|/backup2"のようにパイプで区切ること。スペースだと無視される。
イメージバックアップはもしものときの備えで、実際にリカバリできるかは試していないので不明。それよりも操作ミスとかでデータが消える方が怖いので、データのバックアップはしつこいくらいに取っている。自作のスクリプトはGithubのプライベートリポジトリに、日記・ブログ記事のデータはrsyncで上記TeraCLOUDに30分毎に同期させている。
どこからでもアクセスできて好きなようにいじることのできるサーバの特性を活かして、Evernote(やその他クラウドで同期するメモ帳的なもの)に頼らない日記とメモのWebアプリを作った。Webアプリと言っても完全に自分専用のもので公開するつもりはない(パスワードで保護している)。このアプリは正直使えるようになるまでに半年単位で時間がかかると覚悟していたんだけど、意外とあっさり動いてくれた。PHPとJavascriptのハイブリッド。
今はEvernoteはバックアップで補助的に使うだけになってしまった。もう少し様子を見て問題なければ有料プラン(3,100円/年)は解約しても良いくらいかも。...なんて書いたらEvernote有料プランの値上げ(3,100円→4,500円/年)の通知がきたので、サクっと解約。これで差し引き年間5,000円ほどでVPSが維持できる。
不正アクセスの試みはsiteGuardとfail2banで防げているし、自分アプリも一応完成してしまったので、契約後2ヶ月を経過したあたりで安定稼働を維持するモードになってしまった。次の課題を何か考えたいところ。