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FT-817

アマチュア無線(東京CWコンテスト2023)

ちょうど用事と重なることが多く、参加機会の少ない東京CWコンテスト。今年はかんなさんが仕事で、私は予定が一週間ズレてちょうどヒマになったので参加することに。2020年以来かな。最近電信クラブの固定局で快適な運用が続いていたので、たまに移動運用もしておかないと忘れてしまう。

2020年のピクニック運用スタイルがロケーションも良いし気持ち良いんだけど、駐車場から荷物を運び上げるのがけっこう大変だし、他のお客さんもいる公園内なので一度店を広げたらその場を離れることができない(トイレに行けない)という難点があって、結局最近いつも使っている林道入口にした。

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ここは標高480mほどであまりロケーションは良くないけれど、その分移動運用の先客もいないし、車の横ですぐ運用できるので準備と片付けが楽。

8時頃から430MHzモノバンドでスタート。バンド内で呼べる程度の強さで聞こえるのは4~5局ほど。まあこの場所ではこんなものかな。すぐにCQを出して、たまーに呼ばれる感じ。9:30頃にはほとんど呼ばれなくなって、あとは新しい局が聞こえないか探したり、CQを出したりを繰り返して11時頃まで。モバイルバッテリーの充電を忘れてエンプティになったことだし、ぜんぜん呼ばれないし、ここで撤収。

朝の気温は6℃で寒かった。アンテナはキャンプ用のポールをパラソル用の三脚で立てているけれど、傾斜があるので安定しないし、ちょっとでも風があると厳しいかな。踏み立てくんよりは断然準備と片付けが楽なんだけど、もう少し安定させる工夫があるといいな。水を入れたペットボトルを錘にするとか?

GSX-R125では無理だけど、そのうちオフ車に乗って林道を登って行って他局と被らないロケーションの良い場所で移動運用する、というのもやってみたい。

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Freq. QSOs  Pts  Multi
----------------------------------------
430MHz   21    30   11
----------------------------------------
Total   21   30   11
Score  30 x 11 = 330
マルチ: 八王子、三鷹、青梅、調布、杉並区、豊島区、練馬区、
   神奈川、埼玉、茨城、栃木

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アマチュア無線   2023/10/22   gena

アマチュア無線(6m and Downコンテスト2023)

今月は週末に予定が詰まっていて、6D TESTも出先からスキマ時間でやることになった。出先の近所で多少高さが稼げそうなのは、スーパーの屋上駐車場くらい。

ということで午前中の用事を済ませてから、屋上駐車場に駐めて少し参加。アンテナは144/430のモービルホイップをトランク基台に立てた。

山の上ほどではないにしろ、自宅よりは都会なのでそこそこ聞こえる。ただアンテナとロケーションがしょぼいので、聞こえても届かないことがかなりあった。

梅雨の晴れ間で暑くなり、エアコンは冷たい風を出すものの、直射日光に押し負けている感じで暑くなってきて、さらにロードスターの車内だと姿勢が苦しく1時間ほどでギブアップ。出先からなんとか参加するという目的は果たせたので満足。

かんなさんは一人で高いところに移動して参加したようで、成長ぶりがうれしい。

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アマチュア無線   2023/07/07   gena

アマチュア無線(東京UHFコンテスト2022)

毎年天気と寒さで移動運用場所に悩む東京UHFコンテスト。今年は当日朝から冷たい雨で、一日降り続く予報。

よっぽど参加を見合わせようかと思ったけれど、天気が悪いということは公園の駐車場が空いているという好条件でもあるので、とりあえず設営してみて、できるところまでやってみることにする。

9:30頃に到着したら、案の定他のお客さんはおらず、貸し切り状態。今回実戦に初投入したのが、新しく購入したポールスタンドと、ドンキ2in1の後継として購入した中古のレッツノート。交信数は少なくても良いので、これらの使い勝手がわかれば良しとする。

ポールスタンドはキャプテンスタッグ製、ポールはロゴスだったけれど、ピッタリで安定感もそこそこ。7エレ八木程度なら強風でなければ問題なさそう。少なくともカメラ三脚よりは安定している。踏み立てくんは安定感はあるんだけど設営と撤収が面倒なのと重くて嵩張るのが難点。

9:50頃から呼びまわりを開始。悪天候なので移動局が少ない。30分ほどでバンド内は呼んでしまって、あとはひたすらCQを出す。標高はあまり高くない(420m)ため都内は少なかったけれど、ぽつぽつ呼ばれる感じ。

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エンジンを止めた車内で運用だったけれど、やはり寒かった。おやつを食べつつカイロを貼ったりしてCQを出し続けたけれど、お昼頃には呼ばれなくなって、10分連続で空振りになったので早めに終了。

中古レッツノートはCTESTWINでUSBIF4CWも使えたし、ドンキ2in1よりもずっと速いし画面も大きく解像度も高いのでとても快適だった。バッテリーの持ちもまったく問題なく、2時間半ほどの運用で残量80%くらい。快適なので無線以外にも出先でパソコン作業が必要なときは持ち歩いている。


Freq. Point  Multi  QSO
----------------------------------------
430MHz    50    12    41
----------------------------------------
Score  50 x 12 = 600
都内: 八王子,町田,板橋区,練馬区
都外: 茨城,栃木,埼玉,群馬,千葉,神奈川,長野,福島

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【過去の東京UHFコンテスト】
2021年, 2020年, 2018年, 2017年, 2016年

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アマチュア無線   2022/11/26   gena

アマチュア無線(6m and Downコンテスト2022)

毎回運用場所を悩むコンテスト。今年はあいにくの(?)良いお天気で、第一候補地(観光客が来る)は断念。第二候補地の林道入口にかんなさんと二人で移動。

ここはロケーションがそれほど良くない(都内は聞こえてもカスカス)ので、今まで無線の先客がいたことはない。トイレがないし最寄りのコンビニまで車で30分くらいかかるので、3時間くらいの滞在が限度。準備と撤収を考えると運用は2時間まで。

ということでスコアは狙わず、久しぶりの移動運用を楽しむ感じ。心配していた暑さは、木陰になっていて意外と大丈夫だった。かんなさんは車内(エアコン使用)で運用。

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私はいつものFT-817(USB PDモバイルバッテリー)と7エレ八木でC430。かんなさんはIC-705(ポータブルバッテリー)と50MHzのダイポール。

荷物が多いとしんどいので、最近は踏み立てくんは使わずカメラ三脚にポールをくくりつけている。かんなさんはルーフレールにDPをくくりつけただけ。カメラ三脚はコンパクトなものなので安定も悪いし、この辺はもう少し簡単に安定して設営できる方法を考えておきたいところ。

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二日目の朝8:45頃から始めて、聞こえる局を呼び回り。Sメータが振らなくても、しっかり聞こえる局にはだいたい届く感じ。ノイズがないので聴きやすい。ただCQを出してもほとんど呼ばれず。たまーに呼ばれることもあるので一応飛んではいると思うんだけど、やっぱり弱いのかな。

11時前には撤収。約2時間で26局(10マルチ)。短時間の割には健闘したかな。都内よりむしろ神奈川や静岡が強くて、これは先方のアンテナの向きの影響かと思う。かんなさんは15局ほど。終わり頃にEスポが出たみたいで、6エリアと交信できたと喜んでおられた。


Freq. Point  Multi  QSO
----------------------------------------
430MHz    26    10    26
----------------------------------------
Score  26 x 10 = 260
マルチ: 福島,茨城,栃木,埼玉,千葉,東京,神奈川,静岡,山梨,長野

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アマチュア無線   2022/07/03   gena

アマチュア無線(東京UHFコンテスト2021)

秋の行楽シーズンの東京UHFは毎年移動運用先をどこにするかが悩ましい。今年は特に天気も良くて公園の駐車場や展望台は厳しいと予想。

観光地ではないけれど、割と有名な移動運用スポットに朝一で行ってみて、もし先客ありなら何度か使っている林道入口に変更する作戦。変更した場合もロスタイムは30分くらい。

狙ったポイントは8:30頃に到着したら先客なしでラッキー。アンテナを立てて準備をしていたら、軽バンの御同輩がいらっしゃって、「一緒に運用しても良いですか?」とのこと聞いたらどうも東京UHFとは関係なく1200とかフリーライセンスラジオとかの運用をするみたいな感じだった。やはり地元では有名なスポットということ。

車のアクセスも良く、標高800mほどで富士山方面に開けている。トイレはないけれど、500mほどのところにトイレの使えるキレイな施設があるので、車2台で来れば交代で行くことはできそう。今回はかんなさんがお仕事だったので私ひとりで移動。

設備はFT-817に7エレ八木を三脚で立てた。踏み立てくんの方が風には強いけれど、重いので。バッテリーは以前買ったモバイルバッテリー。テーブルはコンパクトになり少し高さのあるものを新調した。これはなかなか良い感じ。あとは椅子がもう少し快適だと良いな。

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難点は寒いこと。ロケーションの良い場所は必然的に標高が高く風が抜けるのでこの時期は寒い。今までの東京UHFコンテストも寒さで撤退したことが何度かある。今回は上下防寒服で、平地では暑いくらいの服装で臨んだけれど、甘かった。風が吹かなければ充分耐えられる寒さだけど、風に当たっているとどんどん体力が奪われる感じ。こういうときは車内で快適に運用できる車が欲しくなる。

温かい飲み物を飲みながら、お昼はカップラーメンを作って、ひたすら430CWでCQを出す。パイルにはならないけれど、ほどほどに呼ばれる感じ。10回連続でCQ空振りはほとんどなかった。都内は28局かな。都外は静岡や長野からも呼ばれた。

9時からはじめて、13時には温かい飲み物も尽きて撤収。4時間の運用で、モバイルバッテリーは残量50%、ドンキ2in1のバッテリーは残量30%とまだ余裕があった。

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Freq. Point  Multi  QSO
----------------------------------------
430MHz    117    27    86
----------------------------------------
Score  117 x 27 = 3,159
都内: 八王子,青梅,府中,昭島,調布,町田,小金井,日野,東久留米,多摩,稲城,あきる野,西東京,品川区,豊島区,板橋区,練馬区,足立区,桧原村
都外: 茨城,栃木,埼玉,群馬,千葉,神奈川,静岡,長野

【過去の東京UHFコンテスト】
2020年, 2018年, 2017年, 2016年

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アマチュア無線   2021/11/23   gena

アマチュア無線(6m and Downコンテスト2021)

いつも天気を睨みながらの6m and Downコンテスト。大雨でも困るし、かといって晴天でも困る。晴れているといつもの移動運用場所の駐車場にお客さんが多く来てしまうため。

今年はちょうど良く小雨が降ったり止んだりの天気になった。これならかんなさんと一緒に移動できる。晴れた場合は一人で先日の林道入口に行こうかと思っていた。

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リグもアンテナも車も2つずつあることだし、今回はかんなさんのスキル向上のため、一緒に移動して別々にコンテスト参加してみることにする。今風に言えば「ソログル運用」か。

私はロードスター+カメラ三脚+キャンプ用ポール+塩ビパイプ+430MHz7エレ八木+モバイルバッテリー+FT-817。

かんなさんは、プジョー2008+踏み立てくん+釣竿+50MHzダイポール+ポータブルバッテリー+IC-705。

かんなさんはスキルアップのため、準備から調整、運用、撤収まですべてを一人で行った。私も自分の運用に集中。50MHzと430MHzで近距離で被るかな、と思ったけど問題なかった。一応デュプレクサーも使ったけれど、なくても5Wならバンドが違えば大丈夫みたい。

お昼はいつものお蕎麦屋さんがカフェに変わってしまって残念なんだけど、カフェでナポリタンを頂いた。天気が悪く他のお客さんがいないので快適。

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9:40頃からお昼を挟んで14:30頃まで。私は30分CQを出して、バンド内呼び回り、またCQに戻る、というサイクルをひたすら繰り返した。トータル5時間近くCQを出してFT-817が熱々になったけれど、モバイルバッテリー(東京コンテストの時に書いたUSB PDのもの)は残量50%ほど。また、20H2のアップデートでまた快調になったドンキ2in1のバッテリーも残量60%で問題なし。

小雨なのでロードスターの車内でCWを運用したけれど、助手席にローテーブルを置いて、水平になるようにペットボトルで調整したら良い感じになった。FT-817、モバイルバッテリー、ドンキ2in1、パドルなどを置いても余裕があった。ただしあくまでもロードスターの車内なので狭いし、横を向く体勢がきつい。PCキーイングなのでCQを出して呼ばれるまでは正面を向いて体を休めた。パドル手打ちがメインだと厳しいかも。

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430だとマルチがなかなか増えず。山梨(17)は今回も無理かと思ったら、最後に1局だけ呼んでくれた。都内より神奈川、静岡の方が強いのはやっぱり都内局はアンテナが南向きだからかも。

ということで53局と交信して11マルチ。この場所から430では過去最多かな。かんなさんは50MHzで26局(9マルチ)、モービルホイップで144MHzが9局(4マルチ)、430MHzが1局という戦果。6mは時間中Eスポは出なかったみたいだけど、聞こえる局は結構多かったとのこと。

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Freq. Point  Multi  QSO
----------------------------------------
430MHz    53    11    53
----------------------------------------
Score  53 x 11 = 583
マルチ: 福島,茨城,栃木,埼玉,群馬,千葉,東京,神奈川,静岡,山梨,長野

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アマチュア無線   2021/07/06   gena

アマチュア無線(東京コンテスト2021)

東京コンテストへの参加は3回目(2017年2018年)。QRPの移動運用ではHFはアンテナを張る場所が悩ましく、東京コンテストでは比較的得意な430MHz部門もないため、あまり出ていなかった。

今年はOMさんから譲っていただいた144MHzの5エレ八木アンテナがあるのと、ゴールデンウィーク中は混雑するきららの里ではなく、ロードスターでも行ける林道入口の運用場所(昨年の東京UHFで試した場所)が割と電波が飛びそうなのがわかったので、ここで試してみることにした。ただしここはトイレなど設備がないためかんなさんは留守番で、私一人で参加。

もう一つ試してみたかったのが、モバイルバッテリーからUSB PD給電によるFT-817の運用。今までは重たい鉛バッテリーのSG-3500LED(20Ah, 重量8.3kg)を使っていて、これはこれで信頼性が高く良かったんだけど、ロードスターだと車内で運用できないので、車外まで運んで準備や片付けをするのが大変だった。

USB PDは最大100Wまでの大電力給電に対応した規格で、FT-817の場合はCQオームさんで販売されているケーブル(OHM-USB818/OC)と、45W以上15Vに対応したモバイルバッテリーを組合せることで、モバイルバッテリーから電力供給が可能になる。

モバイルバッテリーはちょっと高いけれど、CQオームで推奨されているAnker PowerCore + 26800 PD45W(26800mAh)を購入。重さ580gなのに、8.3kgのSG-3500LEDよりも大容量。バッテリーの進歩はすごい。

9時頃に到着して、車外に環境を構築。ローテーブルとダイソーの椅子。これはもう少し高さのあるテーブルと椅子を使うようにした方が長時間の運用では良さそう。ただロードスターのトランクに収めないといけないので、パズルのような難しさがある。

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ロケーションの良い場所あるあるだけど、風が強くアンテナが回されてしまう。2m用の八木は受風面積も広いので大変。ポールはキャンプ用の簡易的なモノと、塩ビパイプをつなげている。

CWの運用はCTESTWIN+USBIF4CW(ver.2)でPCキーイング。パドルはこちらもOMさんに譲って頂いたCW-ONEを補助的に使う。

良く聞こえるのは埼玉と栃木で、都内局は弱い。CQを出すとたまに呼ばれる感じ。都内よりむしろ神奈川や静岡の方が強いかも。山梨は聞こえたけど呼んでも届かず。きららの里と比べると東京から遠くなっているし、山が邪魔でイマイチかも。それでもポツポツとは都内と交信できて、12時過ぎまでに38局と交信。うち都内は10局。CQを出しても呼ばれなくなり、飽きてきたので撤収。ここでもう少し粘るかどうかがスコアに繋がるんだろうけれど。。


Freq. Point  Multi  QSO
----------------------------------------
144MHz    50    15    38
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Score  50 x 15 = 750
マルチ(都外): 茨城,栃木,埼玉,神奈川,静岡
マルチ(都内): 八王子,青梅,調布,小金井,日野,稲城,渋谷区,杉並区,板橋区,練馬区

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ちなみに同時期のALL JAコンテストは、無線クラブの常置場所からマルチオペで参加。COVID-19対策のため、無言で運用できるCWはニューノーマルに向いているかも。しっかりしたアンテナと100W無線機だとHFの交信も捗って楽しい。いつの間にか7MHzでパイルになってもなんとか捌けるようになった。

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アマチュア無線   2021/05/04   gena

アマチュア無線(QSOパーティ2021)

お正月恒例のQSOパーティーへの参加は10回目。十二支達成まであと2回。

アマチュア無線の運用は基本的に新型コロナ(COVID-19)の影響はあまりないんだけど、QSOパーティのときは例年仲間何人かで集まって宴会をしながら参加するというチーム(?)がいて、今年はさすがにそういう団体さんは見かけなかった。移動している局も少なく、個人で自宅から、という方がほとんど。

今年から規約が改訂されて、期間がこれまでの1月2日、3日の2日間から、1月2日から7日までの6日間に延びた。どうしても2日間の都合が悪い人など助かる場合もあると思うけれど、それは自宅からHF帯に出られる人だけかも。ほぼローカルとの交信になる2mFMだと元々2日の午前中までが勝負で、それ以降はほとんど出る人がいなくなってしまうので。

ということで今年も作戦は例年と同じ。145.34MHzでCQを出して、何度か空振りしたらメインでCQを出す。というのは決まっていたんだけど、今年違ったのは無線機。昨年かんなさんが移動用に買ったIC-705を電話では初めて実戦投入。操作方法はよく理解していないけれど、FMの運用だしそんなにハマることはなかろう、と舐めていたら見事にハマった。

付属のスピーカマイクを接続して声を出すと、盛大にハウリングする。まったく使えないレベル。マイクの接続を確認したり、焦っているうちに開始時刻の9時になってしまった。調査をかんなさんに任せて、とりあえずバックアップのFT-817でCQを出し始める。調査の結果、「送信音質モニター機能」というのがONになっていたため、自分の声がそのままスピーカーから出力されてハウリングを起こしていた。ハウリングを起こしたらモニターも何もないと思うんだけど。

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さらに、IC-705の受信感度が低い。これは結局原因不明(末尾に追記があります)。相手の信号がカスカスで、試しに小さなマグネット基台付きアンテナを付けたハンディ機(VX-3)で聞くと59で入る。本当はアンテナを付け替えて問題を切り分けたかったんだけど、SMA-BNCの変換コネクタが見当たらず断念。IC-705もSWRは落ちているので、アンテナの接続などは問題ないと思うんだけど。

メインとの切り替えはCALLボタンを短押し。押すたびに145.340と145.000が切り替わる。

あとトラブルというほどではないけれど、USB経由の充電機能は、送信中は充電されない。このため今回のように連続してCQを出し続ける場合には充電が間に合わずバッテリー切れとなってしまう。

と、やはり普段使い慣れていない無線機をいきなり実戦投入するのは非常にリスクがあることがわかった。とはいえIC-705はかんなさんのリグなので、私が操作に習熟することはなさそう。

ということでいろいろトラブルはあったものの、何とか11時半までに19局。トイレにも行きたくなったし、駐車場も混んできたため撤収。あとは自宅でCQが聞こえた局と交信して何とか初日に20局を達成できた。

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【2021.1.31追記】

IC-705で受信感度が低かった問題について、改めてカーチャンクサーバなどを活用しながらチェック。現象は再現して、アンテナを変えても感度は低いまま。かんなさんが取説を熟読して、受信感度が悪い時のチェック項目をひとつひとつ確認していったところ、RFゲイン(RFG)の設定がONになっていて、30%に設定されていた。これが原因。最初にいろいろいじったときに設定してしまっていたみたい。今まで感度70%ダウンの状態で使っていたということ。まあ故障とかでなく良かった。

ic705_rfg.jpg

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アマチュア無線   2021/01/28   gena