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中古のLet's Noteその後(1年経過)

中古のLet's Note(CF-SZ5)を購入して1年経った。元々はドンキ2in1の後継として無線用に使う予定だったけれど、軽量でパフォーマンスも最高なので、休日にカフェでパソコン作業がしたいときとかにいつも持ち歩くようになった。

ちょうどこれを買ったのと同じ時期にさくらのVPSを契約して、ネットさえ繋がればどこからでもWebアプリのメンテができるようになったこともあって、パソコンに求めるのはほぼブラウザと、ssh接続ができるアプリ(ターミナル)で、クライアントのOSはなんでも良いという感じになった。

なのでこのLet's Noteの、軽く、解像度が高いディスプレイと長持ちするバッテリーという特長だけで私の用途には充分すぎる感じ。ハードがWindows11に対応していないというのはまったく瑣末なことで、Win10のサポートが続けばまったく問題はない。

アマチュア無線用としても性能は充分で、USBIF4CWをつないでCTESTWINでがんがんコンテストに使ってもまったく不安はない。

パソコンは2015年モデルのMacBookPro15インチと、2016年モデルのLet's Noteの2台体制で、以前なら5年経過でそろそろ買い替え時期かな、と思っていたけれど、上にも書いたようにブラウザとターミナルさえ動けば大抵のことは何とかなるし、重い動画編集などは今のところしていないので、ぜんぜん買い替えたいという気持ちにならない。思うにストレージがssdになったあたりから、軽い使い方であればOSの寿命まで使い続けられるようになった感じ。

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パソコン・インターネット   2023/09/22   gena
タグ:Windows

中古のLet's Noteを購入

気づいたらドンキの格安2in1をもう6年半も使っている。稼働率は高くはないけれど、無線の移動運用やHamlogやe-mail QSLなどでは現役。

かんなさんが、実家の壊れたノートPCの後継機種を選んでいて、ちょうどAmazon整備品の中古ノートPCが安くなっているというので、私にも一台選んでもらって購入。

2016年発売のCF-SZ5シリーズでCPU:第6世代i5、RAM8GB、SSD:256GB、12.1"WUXGA(1920x1200)というスペックが3.6万円。2015年モデルのMacBookProを今だにメインマシンにしている私にはこれで十分かも。Let's noteは2003年頃に仕事で使っていたのでほぼ20年ぶり。それでも丸いタッチパッドとか造形とか雰囲気は当時から変わっていない。それだけ確立したブランドだということ。

最初箱から出した時、あまりに軽いのでバッテリーが別梱包なのかと思った。確認するとバッテリーは着いている。もしかして騙されてモックアップを買わされたのか?と思って起動してみるとちゃんと起動した。重量は900gを切っているそうで、厚みの割に軽いので驚いた。ドンキ2in1は10インチで1.2kgくらい。

Windows11には(公式には)非対応だけど、Win10Proで使う分には驚異的なコストパフォーマンスだと思う。もちろんこのスペックで不足する人はいるだろうけれど、そういう人は現行モデルを買ってもらえば良い。

無線関係の環境を移さなくてはいけないけれど、まずはVPSいじりのためのssh環境を確認。昔はTeraTarm proとかだったと思うけど、今はマイクロソフト純正でWindowsターミナルがあるのでこれを使う。フォントはMyricaをダウンロードして入れた。

早速持ち出してカフェのWiFiにつないでサーバいじり。iPadよりは重いけど、MacBookPro15インチを持ち出すよりは全然楽だし、中古で心配だったバッテリーも余裕で丸一日持ちそう。

移動運用で使えれば良いや、と思って買ったけれど、想像以上に使い勝手が良いので、しばらく外出時のメインマシンになりそう。

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パソコン・インターネット   2022/09/16   gena
タグ:Windows , VPS

格安2in1その後(5年経過)

ドンキホーテの格安2in1を買って5年経った。これは初代のモデルで、2020年に出たモデルはメモリ4GBにeMMC64GBとスペックアップしているらしい。ただ通販ではすでに品切れ。

まだ現役でアマチュア無線用に使っている。移動運用でCTESTWINでPCキーイングしたりする分には、スペック的に問題ないし、寒い屋外で4時間連続稼働させてもまだバッテリー残量に余裕がある低電力設計もアマチュア無線向き。

とはいえメモリ2GBは最近の基準からするともう切り捨てられるクラスで、当然Windows11にはアップデート不可。昨年どうにか20H2のアップデートを適用して、5年間現役を達成した。

さすがに元は取ったので、そろそろ買い換えても良いかなと思っているけれど、移動運用でガンガン使える気軽な価格とサイズで、となるとなかなか難しい。ドンキホーテでWindows11対応の後継機種が出ればそれでも良いかもしれない。

自宅で使う時は本体は棚の上に置いておき、Chrome Remote DesktopでMacからリモートアクセスしている。スペックはミニマムながら、ちゃんとこういう使い方ができるのはエラい。

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パソコン・インターネット   2022/01/04   gena
タグ:Windows

格安2in1その後(Windows10 20H2アップデートは可能か)

ドンキホーテの格安2in1(19800円、2016年モデル)はアマチュア無線の移動運用で活用している。ただメインメモリ2GB、ストレージはeMMC32GBとミニマムなスペックなのでWindowsUpdateでは苦労がある。

Windows10 1909へのアップデート以降は放置していたけれど、気付いたらその後の大型アップデートはことごとく失敗している。1909のサポート期限でもあるので、巣篭もりゴールデンウィークのレジャーは20H2へのアップデートチャレンジとした。

まず普通にWindowsUpdateを手動実行するも、4回くらい試していずれも失敗。ダウンロード、Windows上のインストールなどは進むんだけど、リセット後の青い画面のインストール画面で固まる。数時間すると失敗して元に戻る、という動き。この時に何が原因で失敗しているのかヒントとか出してくれたら助かるんだけど。

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次にWindows10の20H2適用ずみのISOイメージを落としてインストールする作戦。これも同様に失敗。何度か繰り返していたら、失敗した時の「変更を元に戻しています」の画面とリブートを繰り返して復旧しなくなってしまった。電源長押しでシャットダウンしても、起動すると同じループ。

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この時点で通常のアップデートは無理で、クリーンインストールが必要な状況。さて、ドンキ2in1では回復ドライブ(USBメモリ)なんて作っておらず、ああ、作っておけば良かったなんて思っても後のまつり。データのバックアップだけはしっかり取っていたけれど、システムなんてどうにでもなるでしょ、とタカをくくっていたらこの通り。パソコン教室講師のかんなさんがちょうど回復ドライブの授業をやっていると聞いていたのに。

かんなさんに相談したところ、古いバージョンのWindows10(1903)のISOイメージをダウンロードしてブータブルUSBメモリを作ってくれた。これでもうしばらく楽しめる。

最初はBIOSの入り方もわからなかったけれど、試したら起動時にESCキーでBIOSに入れた。ここからUSBブートを選択して、USBメモリで起動。あとはクリーンインストールを実行したところ無事に起動した。

ただ、デバイスドライバが全滅しており当然ネットにもつながらないのでここからが大変。ドンキ2in1は通常のメーカー製PCではないのでサポートサイトもドライバのダウンロードページもない。いろいろ検索すると(参考:ドンキのキーボード付き2万円2in1を実際に使ってみた)、恵安(Keian)という会社のKBM100KのOEM品らしい。ただ恵安のサイトでもドライバ一式はダウンロードできず。

さらにいろいろ調べると、古いOSのファイルがWindows.oldというフォルダにバックアップされていることがわかった。ここに元々使っていたドライバが入っていて(システムの下のDriverstoreフォルダ)、これをサルベージ。あとはデバイスマネージャから不明なデバイスを一つ一つ選んで、ドライバの更新でDriverstoreフォルダを指定してやったら、元のドライバを読み込んでくれた。

これで一件落着かと思いきや、肝心のネットワークアダプタ(WiFi)のドライバが「このデバイスを開始できません(コード10)」になってしまっている。ドライバを削除してインストールし直してもダメ。

もしかしたらWindowsUpdateしてやればWiFiのドライバも認識するようになるかもしれない、と思って1300円くらいのUSB WiFi子機を買って接続したら、これはあっさり認識してネットに繋がった。この状態でWindowsUpdateしたら、今度は普通に20H2へのアップデートが成功。ただ相変わらず内蔵無線LANのドライバは「開始できません」のまま。

もうこの状態で使い続けるしかないか。USBはWiFi子機で1個塞がるけど、ネットにも繋がるし。と諦めかけたけれど、念のためWindowsUpdateカタログのサイトで、ネットワークアダプタの名称「Broadcom 802.11n Wireless SDIO Adapter」で検索し、複数出てくるドライバの中から、新しいバージョン1.596.12.1をダウンロードして適用したら、あっさり認識して完全復旧。

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内蔵WiFiがダメだった原因は結局よくわからず。WindowsUpdateが効いたのか、最初から間違ったバージョンのドライバを当てていたのか。また、最初のアップデートで失敗していた原因は、推測になるけれど、アップデート時にCドライブの容量不足回避のために外部メディアに逃がす際、外部メディア(マイクロSDカード)のフォーマットがFAT32だったのがマズかったのかなと思っている。大型アップデートはファイルが巨大なので。これに懲りてマイクロSDもNTFSでフォーマットした。

hamlog、CTESTWIN(USBIF4CW)を入れてデータを書き戻してリカバリ完了。念のために回復ディスクも作成しておいた。ゴールデンウィークのレジャーのはずが、大幅に延長して楽しめた上、ブログ記事も長編になってしまった。このドンキ2in1はあらゆる意味で元は取ったという感じ。

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パソコン・インターネット   2021/05/23   gena
タグ:Windows