Harmless Weblog

バネットバン

バネットバンその後(3ヵ月経過)

トランポ兼通勤車として買った中古のバネットバン(2006年式、走行13万キロ、購入記事)は購入後3ヵ月経った。

バイク(GSX-R125)は常に載せっぱなしにしていて、通勤利用の場合の燃費は6km/L弱くらい。郊外を走って8km/Lいくかどうか、という感じ。燃費のことはあまり考えたくないんだけど、頻繁に給油するのでどうしても意識せざるを得ない。

納車直後に気になったアクセスペダルの引っかかり感だけど、ペダル周辺にシリコンスプレーを吹いたくらいだと変化なし。アクセルワイヤの経路の問題かな。エンジンOFFでペダルを何度も踏んで馴染ませたら多少改善。

洗車は特にしていないけれど、汚れが溜まりそうな面が屋根くらいしかなく、フロント・サイド・リアともに垂直に近いので、雨で流れてしまうようであまり汚れない。

無線の移動運用としては、QSOパーティでモービル機+モービルホイップの交信は試したけれど、FT-817でCWの交信はまだ試せていない。一応バイクを積んだ状態のままで、横にキャンプ用のテーブルを置けそうなので、車内で運用はできそう。あとはルーフキャリアを利用してアンテナをうまく立てられると良いんだけど、まだうまい方法を思いつかない。

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荷物はたくさん載るけれど、あまりぎゅうぎゅうに積むとバイクの載せ降ろしに邪魔になるので、基本バイク関係の物しか積まないようにしている。それでもヘルメット、夏・冬用それぞれのプロテクタージャケットとパンツを積みっぱなしにできるのは便利。普段着で出かけて、バイクを載せ降ろしできる場所に駐めて、車内で着替えて、そのままバイクで走ってくるという使い方。

...というのは確かにその通りなんだけど、現時点では一人でバイクの載せ降ろしをするのには不安があって、特に降ろすときが怖い。後輪の位置はほとんど見えないし、どうしてもハンドルをまっすぐ維持するのが難しくて左右にズレてしまう。マズいと思っても途中まで降りたらもう一人の力では戻せない。一応、最初の失敗以降はラダーレールを2本にしてゆっくりゆっくり慎重にやって、なんとか降ろせているけれど、後ろから見守ってもらって、「まっすぐ、大丈夫、そのまま」とか声をかけてもらいながらでないと不安。バイクの師匠も、Youtubeのトランポ動画を見ても、みんな簡単そうに載せ降ろししているんだよなぁ。何が違うんだろう。今年はもう少し練習して一人でもバイクに乗りに行けるようになりたい。

恒例の足回り動画。リジット車はパジェロもそうだったけれど、リーフスプリングの車は初めて。運転はつまらない車だけど、ちょっとずつ勉強しながら乗ることで愛着が湧いてくるかも。

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  2024/02/12   gena

アマチュア無線(QSOパーティ2024)

お正月恒例のQSOパーティーへの参加は13回目。昨年十二支コンプリートを達成できたので私は気楽。かんなさんも今年20局達成すればコンプリート。

前日の2024年1月1日16:10に令和6年能登半島地震が発生。石川県能登地方で震度7を記録する大地震だった。当地では震度3ほどだったと思うけど、遠距離震源地特有の長周期の揺れが長く続いた。被災された地域の方はQSOパーティどころではなかったと思う。お見舞い申し上げます。

ということで、昨年と同様の作戦で参加。モービル無線機のIC-2730Dはバネットバンに移設後初交信。少し高い公園の駐車場に移動して、1月2日の9時の開始時から145.34MHzでCQ。しかし年々参加局が少なくなっているのか、応答があまりない。

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また、同じ駐車場にやはりNYP参加の他局がいらっしゃって、さらに自分達も私とかんなさんが別々の車で運用ということで、できるだけ離れるといっても限度があり、昨年はかんなさんの車と50mほど間を空けることができたけれど、今年は20mほどの近さ。案の定2mだと周波数をズラしても被ってしまい他局の信号を抑圧して聞こえなくなる状況。

私はかんなさんがCQを出し始めるまでにある程度稼いでいて、かんなさんのCQ開始後は呼び周りや430にバンドを移ってちょっと追加した程度。かんなさんは10時半までに17局、私は15局。駐車場も混んできたのでFMはここで終了。

カフェで休憩してから、クラブ局のアンテナをお借りしてこちらも昨年同様14MHz CWでCQを出してサクっと20局達成。かんなさんもCQを出して無事に十二支をコンプリートできた。

一応翌日も2mメインを自宅で聞いていたけれど、ほとんど聞こえず。V/UのFMだと地元は参加局が少なすぎて20局はもう難しいレベルになってしまった。かんなさんも十二支コンプリートしたことだし、来年からは20局にこだわるのはやめて、CWのクラブ局で楽しくやろうかな。

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アマチュア無線   2024/01/08   gena

2023年総括

2023年はプライベートでかなり激動の1年となった。受動的に何かに対応したというよりは、自分で決めて新しいことにチャレンジしたという意味で良かったと思っているけれど、いろいろと今後に向けて不安なこともある。楽に過ごそうと思ったら日々のルーチンを淡々とこなして「できることだけをやる」のが間違いない。新しいことを始めるというのはとにかくエネルギーも使うし悩みも増える(お金もかかる)。でも、50代を前にして「やらずに後悔するよりは、やって後悔した方が良い」と思ってチャレンジした感じ。

具体的には7月に30年ぶりに教習所に通ってバイク免許(普通自動二輪)を取得した。その勢いで原付2種(125cc)のバイクを買って、置き場所がないからとトランポの増車に踏み切った。

Apple Watchの購入をきっかけに始めたジム通いも2年目。行くのは週末や長期休暇の早朝のみだけど、一応続けている。体重を減らすというよりは維持しつつ体力と筋力を付けるイメージで。

かんなさん(奥様)も今年は大きな変化があり、資格を活かした仕事を始めて日々忙しく過ごしている。高齢のにゃんこたちが留守番する時間が増えてその点は心配なんだけど、幸いどうにか無事に過ごしてくれている。

コロナ禍以降体調には常に気を付けていたのに、よりによって結婚20周年のミラコスタで体調を崩してしまったのが痛恨だった。

アマチュア無線活動

昨年同様に、個人コールでは430MHzのコンテストで移動運用、HFは専ら社団局のCWオペレーターとして活動。社団局は地域クラブCW専門クラブで、今年はCW専門クラブの活動がメインだった。本部行事などを意識する必要のあるJARL登録の地域クラブと比べて、CW専門クラブは好きな人だけが集まって作ったので楽しい。

若手不足とのことでJARL県支部のお手伝いもするようになって、今年は初めてかんなさんと一緒にハムフェアの出展者(県支部ブース)として参加。

CWのデコードに関しては実験的なものはかなりの精度になってきていると思うけれど、一般の人がコンテストの受信などで気軽に使えるようなアプリはまだ登場していないようだ。

車とバイクの項で書いているけれど、トランポ用にバネットバンを増車したので、来年の移動運用はこの車でやろうと計画中。

資格取得活動

かんなさんに付き合って、2月に電気通信主任技術者(伝送交換)、5月に工事担任者(総合通信)を取得。工事担任者は高校生の時に記念受験して落ちて以来のリベンジだったのでけっこう嬉しい。

一応勉強の習慣を維持するために次の資格勉強は始めているけれど、いまいちモチベーションが上がらない。単純に難易度が高い(過去問暗記では歯が立たない)というのもある。

プログラミング

Webアプリ「日替わり通信術練習」は2021年4月に公開して、2年半経った。今年の9月期の総通試験では、5名のアプリユーザの方から合格(通信術の科目合格)のご報告を頂いた。受験者のツールとして定着してきた手ごたえを感じている。今年のアップデートとしては、和文答え合わせページと、同ページのpdfダウンロード機能を実装した。

主要な機能は公開以来変更せずに、いずれも小変更に留まっている。時間が経つほどいろいろ変えたくなってくる心情もわかるけれど、このアプリに関してはとにかく「シンプルイズベスト」と思って今後も大きな変更はしないつもり。

plusTK2Sさんの同人誌「通信受験人C103号」でWebアプリ「日替わり通信術練習の開発」の記事を掲載頂きました。サイトで開発状況はアップしているものの、開発経緯から技術的な内容まで通して整理して書く機会が今までなかったので感謝。

あとはかんなさんの仕事のサポートでInstagramのアカウントを作ってAPIを使えるようにしてみたり。いろいろつまみ食いをして、結局身に付いたのはサーチャーとしてのスキルくらいだけど、コピペコーディングで求める機能をいかに素早く実装するか、というスキルはけっこう有用だと思っている。

アコースティックギター弾き語り

ギタークラブは先生が体調不良のためお休み中。フォーク全盛世代の先生なのでそろそろ年齢的なこともあって、再開できるかどうかは微妙かもしれない。

一応ギターは壁にかけてあって、いつも手に取ることはできる状態にあるんだけど、ギタークラブで課題曲がないとどうしてもサボってしまう。まあこういうのはまたやりたいと思ったときに再開すれば良いのかなと思っている。一応基本的なコードや弾き方は忘れない程度には身に付いたかな。

ピート18歳デルタ16歳の高齢猫たちと過ごす日々。ピートは基本的には元気なんだけど、たまに股間に痛みがあるようでウーウー唸りながら舐めて治している。「絶対に病院には行かないぞ」という強い決意で自力でなんとかしてしまうのがピートのすごいところ。ただ、最近はさすがに気持ちに身体がついていかないときがあって、洗面台から落ちてみたりソファに登るのに失敗することもある。

デルタは2年前の尿路結石からの回復以降、少しずつ老化も進んでいるようで、歩くときもひょこひょことゆっくりで、高いところに登るのもしんどそう。あと週1~2回の頻度で血餅を頑張って出している。血餅を出せばすっきりするみたいでしばらくは落ち着いているけれど、また数日すると踏ん張って血餅を出す感じ。病院はデルタのストレスも大きいので今のところ自宅で様子を見ている。食欲はピートよりも旺盛で体重もある。何より甘えっこぶりに拍車がかかって、留守番させて出かけるのが忍びない。

猫たちにはできるだけストレスなく苦しい思いをしなくて済むように過ごさせてあげたいけれど、人間にできることには限度もあるし、どうなるか。

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バイク

今年からの新カテゴリー。普通二輪免許の取得後、CWクラブのメンバー(師匠)がバイク好きでもあった縁で、お試しで何台かバイクに乗せてもらった。それまでは漠然と価格や維持費が安く公道で持て余さない(かつ取り回しに苦労しない)125ccクラスで、昔ながらのデザインのバイクが良いなと思っていて、具体的な車種としてはキャドウェル125とか、YB125SPなどが気になっていた。

それが、師匠のバイク(ドリーム、GB250, CBR250RR)に乗るうちに微妙に洗脳されてしまって、125クラスというのは変わらずだけど、高回転まで回して楽しめるバイクが良いのでは、と思うようになって、やはり師匠のツテで中古のGSX-R125を購入。冬前に少し走らせて楽しむことができた。

自宅がマンションということで安全な駐輪場もなく、しばらくは師匠のガレージに置かせてもらっていたけれど、思い切ってトランポのバネットバンを増車。トランポとしては充分なサイズで、買った時はなかなか良いんじゃない?と思った。しかし問題は自分の技量で、ほとんどバイクの取り回しもしたことのない初心者が、ラダーレールを使ってトランポにバイクを載せ下ろしするのは大変難しいということを思い知らされた。

とりあえず冬の間はこのままトランポに積みっぱなしにするつもりだけど、春になったら置き場所をもうちょっと考えたいところ。トランポはトランポでいざという時にバイクを積めるし、無線に使っても良いので。

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バイクのところで書いたように、バネットバンを増車して、プジョー2008、ロードスター、バネットバンの3台体制となった。3台目は保険の等級が初期値からになるので、なかなか痛い。

プジョー2008(2014年式)は中古で購入後4年目の車検を通した。たまたま私が運転しているときにフロント足回りからの異音に気付いて、フロントショック一式を交換してもらった。それ以外にも細かい不調はあるけれど、まあフランス車だしね、ということで安全な走行に支障がないものについては放置している(たまにウィンカーの音が鳴らない...とか)。かんなさんは2ペダルMT(ETG5)をパドルシフトで乗るのに慣れてしまって、逆に普通のAT車の方が違和感があるそうで、気に入っているみたい。まだ当分は乗り続ける感じ。

ロードスターNC1(2006年式)は中古で購入後6年でこちらも車検を通した。ドレン詰まりによる重篤な雨漏りはドレンパイプの清掃で落ち着いているけれど、大雨のときは幌と窓の接触部からポタポタと漏るようになってしまい、大雨予報が出ると前日にハーフカバーをかけたりしていた。ただ通勤に使っているとそうそういつもハーフカバーをかけるわけにもいかず、これはいよいよ幌張替えか、と思っていたタイミングでバネットバンを買うことになってしまったので、通勤など足車はバネットバンにして、ロードスターは屋根のある車庫をお借りしてそこに置かせてもらうことにした。

バネットバン(2006年式)は今年秋から仲間入り。走行13万キロのポンコツくんだけど、バイクを積んだまま通勤・足車として今はこればかり乗っている。運転は楽だけどハッキリ言ってつまらない。なので燃費が悪いのが余計に気になる。運転が楽しければ燃費なんて気にならないのになぁ。今後買い替える機会があったらどんな車種であろうともMTを買おうと心に誓った。

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読書

今年も気になる(けれど即買うほどでもないと思った)本はとりあえず欲しいものリストに入れておいて、Kindle本のセール時にまとめ買い。半額になったりするのでバカにならない。

再読も含めれば永劫が一番だけど、新刊だと三体0、次点がオーラリメイカーかな。オメガ城の惨劇はもちろん最高だったけど、個人的に思い入れが強すぎるので単品としての評価は難しい。

【SF】

【ミステリ】

ご参考 過去の総括記事

2022年, 2021年2020年2019年2018年2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年

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ブログ   2023/12/31   gena

バネットバンその後(モービル無線機の取付)

バネットバンは納車待ちの時から懸念していた燃費がそろそろ明らかになってきて、やはり相当悪いことが確定。渋滞が多い通勤利用だと5.6km/Lとか。3.11の震災後は残量半分になったら給油しているけれど、それだと140kmほど走ると給油になってしまい、25Lほど入る。このくらい燃費が悪いと、もう見る間に残量計が減る感じ。郊外のドライブでなんとか8km/Lくらい。バンはディーゼルが人気があってガソリン車が安いのはこのあたりも影響していそう。

ロードスターに付けていたモービル無線機(IC-2730D)をバネットバンに移設することにした。ロードスターはトランク基台からの同軸の引き込みとか、バッ直配線など非常に苦労したので取り外してしまうのはどうかとも思ったんだけど、正直ロードスターでは144/430のFMってほとんど出ないし、一応バネットバンなら移動運用も快適にできるかもしれないので。

バネットバンのバッテリーは運転席後ろのフタをめくると出てくる。最初から車内にあるようなものなので、バッ直配線の引き込みは比較的簡単。アンテナはトランク基台をそのまま流用してリアドアに付けてみた。これは追々ルーフキャリアの活用を考えたいけど、今のままで不満がなければそのままかも。無線機本体は荷室に転がしておいて、コントローラは灰皿に前オーナが穴あけ加工をしてくれていたので、そこに固定した。

配線隠しをキレイにしようと思わなければ、さすがにバンは簡単。ロードスターに戻すのはもうやりたくない。

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  2023/12/25   gena

バイクその後(トランポへの載せ下ろしに大苦戦編)

トランポの納車後に、師匠に補助してもらってバイクを積んだものの、一人で載せ下ろしできないのでは困る。

ということで後日一人で載せ降ろしチャレンジ。載せるときはエンジンをかけて、最初はアクセルを捻らず半クラだけでやろうとしたらスロープが登れずエンスト。ある程度アクセルは捻ってやる必要がある。フロントブレーキに指をかけながらアクセルを捻るという、ちょっと慣れないと難しい動作。それでもなんとか慎重にやって成功。これで自分の好きな時にバイクに乗れるかな...と思ったんだけど。

さらに一週間後、バイクの載せ下ろしの慣熟のためにまた一人で練習。しかし、前回成功して油断があったためか、スロープの途中で止まって、頭が真っ白になってクラッチとアクセルが訳がわからない状態になってしまい、バイクを落としてしまった。エンジンをかけるのが怖くなって、じゃあ師匠方式でエンジンをかけずに助走をつけてやってみようとしたら、今度はやっぱり途中で止まってバイクを支えきれずにスロープの途中でバイクを倒してしまい、スロープに中途半端に引っかかって下ろすこともできなくなってしまった。

近所だったのでかんなさんにヘルプを依頼して、二人がかりでなんとかバイクを降ろしたけれど、カウルは傷ついたし何より私の心が傷ついた。せっかくトランポまで買ったのに、これじゃあ怖くてバイクに乗れない...と悲しい気持ちになってしまった。

かんなさんに励ましてもらって、できるだけ安全に載せ下ろしできないことには仕方がないので、お金と車内スペースは勿体無いけれど、その足でもう一本ラダーレールを買いにいった。

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また一週間後に、かんなさんに念のため見守ってもらいながらスロープ2本でリベンジ。エンジンをかけて慎重に。スロープ2本で人とバイクの高さの差がないので、アクセルとクラッチとブレーキのバランスは取りやすいと思った。それでも心理的には先週のトラウマがあって怖かったけれど、なんとか2回の載せ下ろしに成功。逆に下ろす時に一回、後輪が途中でスロープから脱輪しそうになって、かんなさんに手伝ってもらい一度車内に戻して向きを確認してからやり直した。

あと、下ろす時にタイヤ止めを外し忘れたり、タイダウンのサブベルトが車体についたまま走ってみたりと、まだまだ不安なことは多いけれど、ちょっとずつ慣れていくしかないと思っている。でもやっぱり、正直なことを言えば安全にバイクを置いておけて、気軽に出し入れできるガレージが欲しい。。

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バイク   2023/12/17   gena

バネットバンその後(ドライブレコーダ取付)

納車待ちのときに仕入れておいたドラレコを取付け。ユピテルの前後2カメラのエントリーモデル。

バイクを積んだら後方視界が悪くなったので、ドラレコのリアカメラを補助的に使えないかなー、と考えて、フロントカメラはドライバからモニタが見やすい運転席側にしてみた。

ヒューズ電源を使って電源の取り出し。ACCでONになる適当なヒューズがシガーソケットしかなさそうだった。フロント側の配線の引き回しは特に問題なし。商用車なので内装もシンプル。

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リアカメラはプジョー2008ではちゃんとした取り付けは断念していたので、バネットも不安だった。案の定、リアドアの中に配線を通すのは難しくて、リアドアの表面に配線を貼り付けた。将来的にバックカメラを取付けるならここが最大のネック。やっぱりプロに依頼するしかないのかなぁ。

リアカメラからの配線は天井の内張の中を通してフロントまで持ってきた。内張は全部外す必要はなくて、通すところのクリップやアシストグリップを外しつつ、少し内張を浮かせてそこに押し込む感じ。

Aピラーはアシストグリップを外せばツメで止まっている感じなので、ちょっと浮かせてケーブルを通した。

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これで無事に取付完了。今まで幸いにして事故を起こしたり巻き込まれたことはなくてドラレコが役に立った場面はないけれど、シートベルトみたいなもので「付いていないと落ち着かない」装備になった感じがある。

期待していたリアカメラがバックカメラ的な使い方は、ないよりはマシという感じ。バックカメラと違って左右反転(鏡像)にならないので違和感があるけれど(※追記あり)、画角はほぼ車体直下までカバーできる。さすがにリアアンダーミラーがリアバンパーまで映るのに比べると、どうしても見切れるところはあるけれど、後方にピッタリ付いている車両やバイクは充分確認できるかな。

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YUPITERU ユピテル ドライブレコーダー Y-115d 前後 2カメラ 200万画素(フロント) FullHD 対角(フロント160°リア150°) 広角 液晶 SDカードフォーマット不要 GPS Gセンサー(衝撃録画) HDR(フロント) Web限定モデル

【2024.3.9追記】

プジョー2008に取り付けたドラレコをいじっていたら、普通に「リアカメラ鏡像」の設定ができた。同じユピテル製なのに...。今回買ったものは実売価格で3000円ほど安くて、「ユピテルで同じような前後2カメラだし少し安いこちらにしよう」と買ってみたら、こういう機能が削られていたわけ。あとは画面自動OFF時間の設定も削られている。逆に前走車発進警告・接近警告などが追加されていたけれど、これは誤作動ばかりで使い物にならず。購入前に取説をダウンロードして、欲しい機能がちゃんとあるかどうか確認した方が良いという教訓になった。

最終的にプジョー2008とドラレコをスワップして、リアカメラ鏡像、常時画面ONとすることで、簡易バックカメラとして使えるようになった。

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  2023/11/24   gena

トランポ購入(中古バネットバン) バイクを積んでみる編

納車編からの続き

師匠とツーリングに行った帰りに、早速バネットバンにバイクが載るかどうか試してみることに。

ありがたいことに、積載に必要な道具は師匠のお下がりを一式頂いてしまった。師匠が以前別のトランポで使っていたもの。ラダーレール、ホイールクランプ、タイダウンベルト、タイヤ止め。

道具はバッチリなんだけど、なんせ初めてなので不安しかない。師匠方式はエンジンをかけずに、助走をつけて一気に載せる、というもので、非常に高度な熟練が必要な気がする。

とりあえず後ろで支えてもらってなんとか載せ下ろしに成功。一人でやるときはYoutubeでよく紹介されている、エンジンをかけて半クラッチでじわじわ載せる方法かなぁ。

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バネットバンは構造変更して二人乗りにしてもらったおかげで、寸法的には楽勝。頂いたホイールクランプはかなり場所を取るタイプだけど、全長2mのGSX-R125は余裕で積めた。高さ方向も楽々。少し横にずらして乗せればバイクの横で寝られそう。

タイダウンベルトはタンデムステップのフレームにサブベルトをかけて、床側は既設のフックがそのまま使えた。斜め前下方に引っ張る感じ。師匠に頂いたカムバックルタイプのベルトは、締め上げるのにコツが必要で、なかなか緩みが取れず。これは後でラチェット式を自分で買うつもり。

あとはリアタイヤにタイヤ止めを付けて完了。このタイヤ止めは師匠が木工職人さんにワンオフで作ってもらった貴重な品。

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心配していた後方視界は、やっぱりかなり悪化。ウインドシールドごしに一応後方とリアアンダーミラーはギリギリ見えるけれど、バイクが見えないように目隠しの毛布を被せてしまうと、ルームミラーごしの後方視界はほとんどゼロ。走るときは毛布を剥がしておいた方が良さそう。それか運転席側に少しオフセットして積むか。

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バイク   2023/11/12   gena

トランポ購入(中古バネットバン) 納車編

納車待ち編からの続き。

購入したカーショップは公共交通機関では不便な場所だったので、納車時はかんなさんにプジョー2008で送ってもらった。

納車されて自宅まで80kmほどを試運転を兼ねて下道でドライブ。まずガソリンが入っていないので給油。エンプティランプが点灯していて44Lほど入った(タンクは53L)。燃費計とかのハイテク装備は付いていないので、燃費は次回給油時まで不明。

出だしで気になったのはアクセルペダルの引っかかり。踏めないことはないけれど、ロードスターと同様のつもりで微妙なコントロールをしようとすると引っかかる感じが気になる。こいつはもしかして機械式アクセルなのかも。あとで給脂してみようかな。

4ATのフィーリングは、まあこんなもんかな、という感じ。たまに乗る軽の代車とかCVTみたいな不自然感はない。上り坂で加速しようとしてキックダウンするとかなり苦しそう。昔はO/D OFFと呼んでいたボタンはHOLDになっていた。取説を読んだら単に4速に上がらないだけでなく、現在のシフトポジションでホールドするらしい。つい5MTだったらもっと楽しいだろうな、と思ってしまうけれど、いやいやそのためのロードスター残しの増車でありバイクでしょう、と思い直す。

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騒音について。シート下にエンジンがある割には静かで、ガタピシ音もサンバーと比べるとぜんぜんしない。アクセルを踏むと高い周波数の音が後ろの方から聞こえるけれど、ベルトかな。

ファブリックシートは予想通り快適で、長距離でも蒸れなくて良い。フカフカだけど腰が痛くなるというほどでもないし。DXとかの低グレードだとビニールになり、これはサンバーのときにけっこうキツかったので上級グレードで正解。ただかんなさんを乗せたらプジョー2008のフランス製シートと比べると全然ダメとおっしゃっていた。さすがフランス車は良いイスということか。

とにかく視点が高いし、フルキャブでこれ以上ないくらい見切りが良いので、運転は楽。これにしばらく乗ったらロードスターはしんどく感じるかも。後方の死角確認は昔ながらのリアアンダーミラーで、ガラスがスモークなので見づらいかなと心配だったけれど、意外と大丈夫。ただバイクを載せたときにどうかな。あまり見づらかったらバックカメラを付ける必要があるかも。

ライトは純正ハロゲンで暗いけど、位置が高いためかけっこう見やすい。なんかLEDっぽいフォグランプが付いているけれど、点灯させるためのスイッチは見当たらず。他にも色々と後付けの電装品を取り外して配線をぶった切った跡が残っている。もしかしたら元はアマチュア無線家の車だったりして。

トランポだって言ってるのに、ついアンテナの固定方法とか無線機の車載場所を考えてしまう。まあいろいろ使えれば便利ということで。

バイクを積んでみる編に続く。

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  2023/11/05   gena

トランポ購入(中古バネットバン) 納車待ち編

方針と車探し編からの続き

格安ショップなのでディーラーなら黙っていてもやってくれる車庫証明の取得を自分でやらなくてはいけない。これは意外と大変で、マンション管理組合理事長のハンコをもらったり、平日に警察署に2回(提出と受取り)行かなくてはいけない。印鑑証明も必要。

車庫証明は書類を揃えて警察署に行って窓口に提出。聞かれたことに答えて、それらを書類に追記してから収入証紙2100円分を隣の窓口で買って再度提出。翌日または翌々日に調査されて、何もなければ3日後に再度来てくださいと引換証を頂いた。具体的にどんな風に調査されたのかはわからなかった。3日後に500円の収入証紙を買って引換証と一緒に提出して、無事に車庫証明を頂くことができた。

納車待ちということで恒例のスペック。

【2006 日産 バネットバン VX】

  • 車両型式:TC-SK82VN
  • トランスミッション:コラム4AT
  • 駆動方式:FR
  • 全長x全幅x全高(mm) 4370x1630x1970
  • ホイールベース(mm) 2220
  • 最低地上高(mm) 170
  • 車両重量(kg) 1360
  • 乗車定員 2 (構造変更)

エンジン

  • 種類 直列4気筒OHC
  • 形式 F8
  • 圧縮比 8.6
  • 総排気量 1789cc
  • 使用燃料 レギュラーガソリン
  • 燃料タンク容量 53L

性能

  • 最高出力 95ps(70kW)/5250rpm
  • 最大トルク 13.8kgm(135Nm)/2500rpm
  • パワーウェイトレシオ 14.3kg/ps
  • 燃料消費率10.15モード 9.4km/L

動力伝達・走行装置

  • タイヤ(F/R) 165R14-6PRLT / 165R14-8PRLT
  • ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
  • ブレーキ後 ドラム
  • サスペンション前 ウィッシュボーン式トーションバーばね
  • サスペンション後 半楕円リーフスプリング式
  • 最小回転半径:4.3m

マイナーグレードなので正確性はちょっと疑問だけどこんな感じ。スペックの見どころとしては、圧倒的な遅さと燃費の悪さかな。私もいい加減どれだけ遅い車が好きなのかと思ってしまう。燃費は古い設計で4ATなので仕方がないかも。驚異的なのは最小回転半径4.3m。プジョー2008(同5.5m)に比べてめちゃくちゃ小回りが利くNCロードスターでも4.7mなのでそれよりさらに小回り。ホイールベースも2220mmと軽自動車並み。キャブオーバーで見切りも良いので運転はしやすい気がする。

Youtubeでバネット(ボンゴ)の動画を検索すると、たいていはマイナーチェンジ後の比較的新しいモデルが多い印象。特徴的な前後に長いリアバンパーのモデルに乗っている人は少ないのか、あるいは年式的に廃車になっている個体が多いのか。

とりあえず納車までの間にドラレコは発注。最近は信頼性の観点でユピテルのエントリーモデルを選んでいる。無名メーカーの安物だと画質は良いけどだいたい1年以内、調子が良くても2年以内に故障するというのが実感。

仕事の合間に書類を準備した関係で時間がかかり、契約から納車までは4週間かかった。それでも新車で何か月も待つよりはぜんぜん短い。

納車編に続く。

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  2023/11/04   gena

トランポ購入(中古バネットバン) 方針と車探し編

バイクを買うにあたって、師匠からは「マンションの駐輪場に何も対策せずに置いておくのは危険」とのアドバイス。これは自分でも気になっていて、マンションの駐輪場には地球ロックできるバーなどもないし、防犯面からの不安か、今は誰もバイクを置かなくなってしまっている。

ただ、レンタルコンテナなどは良い場所は埋まっていたりして、すぐに借りられる見通しもつかない。そこで、バイクを載せられるトランポを買って、それをガレージ代わりに使うことを計画。まだバイクでどのくらい楽しむことになるか未知数なので、ロードスターは当面維持し、トランポを増車(サードカー)するという自分としては思い切った判断になった。かんなさん(奥様)が「今しかできないことをやったら良いよ」と背中を押してくれたことも大きい。

ロードスターとプジョー2008のメンテや車検でお世話になっているショップに、軽バンの増車の相談。予算と目的を伝えて中古車を探してもらう。ただ、普段整備でお世話になっているショップなので、あまりボロボロのモノを売り付けるわけにもいかない...と思ったのかどうか知らないけれど、なかなか予算内の個体は見つからず。

そうこうしているうちにあっさりとバイク(GSX-R125)を買うことが決まってしまって、当面はバイクの師匠のガレージに置かせてもらうことになった。本当に師匠にはお世話になりっぱなしで恐縮してしまう。

前述のショップにはもう少し条件を緩和して登録車も視野に入れて探してもらうように依頼。ただ、オークションは現車が見られないのでどうしても安全側に条件の良い(高めの)個体しか紹介してもらえない可能性が高いので、ショップに断りを入れた上で並行して現車確認できる範囲の中古車店で探してみることにする。

登録車の4ナンバーバンまで範囲を広げると、かなり選択肢が増える。ただ登録車にするならバイク(GSX-R125)はまっすぐ積みたいわけで、そうすると荷室の必要寸法は2m以上になる。ハイエース、キャラバン(NV350)なら後席を畳めば楽勝だけど、コンパクトサイズの車種だとギリギリかも。あと、どうしても現場でガンガン酷使されてボコボコあるいは過走行、さらに職人さんがタバコを吸いまくってニオイとヤニがべったりな個体が多そうなイメージなので、現車確認は必須。

とりあえず車で片道2時間圏内くらいのエリアに絞って、ネットでバンの中古車を探す。玉が多いのはボンゴバン、キャラバンあたり。ハイエースはさすがにプレミアで程度の割に高い。タウンエースも予算内だと状態が悪いものしかない。ただ結局ニオイなんかは現車を見ないことにはわからないので、ある程度絞り込んで、早速現車を見に行ってみることにする。

最初に行ったのは候補の中で一番近い、高速利用で1時間ちょっとのところ。お店はいかにも低価格中古車店という感じで、事務所はスーパーハウスで展示場は舗装もされていない。

東南アジア系と思しきお客さんが納車の手続きをされていて、若干不安を感じつつも、現車を見せてもらう。事前に電話しておいたのが良かったのか、セールス兼整備士みたいな方が親切に説明してくれた。

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モノは2006年式のバネットバン(SK型ボンゴのOEM)。オークションで今週入庫してきたばかりで、ネットに掲載された翌日に私が見に来たということみたい。確かに車検が切れて1週間ほどしか経っていない。

バイクを積みたいと話して、寸法を測らせてもらう。荷室はカーペット敷で目立つ汚れや破れもなくキレイ。ただ後席を畳んでも荷室長は190センチほどでちょっと厳しい。後継のボンゴバンだと、後席の跳ね上げ機構が工夫されていてもっと荷室が広く使えるんだけど、やっぱり同様の要望が多かったんだろうな。

お店の方が、後席使わないなら外して2名乗車に構造変更したらどうですか、無料でやりますよ、とのご提案。あ、そんなに簡単にできるんですか、ということでついでにタイダウン固定用のフックの場所なども相談。これも使えそうな場所が何ヶ所もあるので問題なさそう。後席を外せば荷室長は230センチくらいあるのでこれなら楽勝。

一番重要なところは確認できたので、あとは外装とか内装を細かくチェック。意外にも外装も内装もキレイ。細かい擦り傷がある程度。特に気になっていたニオイも、無臭ではないけれど、タバコ臭くてどうしようもない、という感じではない。灰皿もキレイだし、シートなどに焦げ跡もない。最上級グレードらしく布シートは痛みもなくフカフカで、荷室は前述のようにカーペット敷でキレイ。後席はプライバシーガラスになっていてバイクを乗せても外から見えない。バンだと透明ガラスの場合も多くて、その場合はフィルム施工をお願いしなくてはいけない。試乗はできないけれど、エンジンはかけてもらって、5000回転くらいまで吹かしてみたけど異音もなくスムーズ。タイベルは交換済み。エンジンルームのオイル滲みなどもなく、お店の方によると年式の割に非常に状態が良いとのこと。

車検項目以外の整備と保証も付けて乗り出し46万とのことで、この状態ならお買い得なのでは。距離は13万キロだけど、17年落ちで13万キロなら仕事車としてはむしろ低走行。

最初に見た車で決めてしまうのもどうかと思ったけれど(バイクもそうだったし)、特にデメリットらしいデメリットが見当たらない。一番気になったのは右側のスライドドアがない4ドアタイプということかな。これは確かにバイクを積んだ状態で荷物を出し入れするときちょっと不便かも。あとは4ATなので運転は楽しめないだろうな、とか2駆(FR)なので林道とかは厳しいとか、ガソリン車で燃費は悪そうとか、そのくらい。でもそれらはもっと程度の悪い候補車も同じだし、この個体のデメリットとは言えない。

かんなさんの意見も聞いた上で、その場で即決して契約。何より軽バンで程度のいい中古が乗り出し70万とか聞いていたので、それに比べたらぜんぜん安く済みそうなのが効いた。

納車待ち編に続く

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  2023/11/03   gena