Harmless Weblog

アニメ

映画鑑賞 名探偵コナン100万ドルの五稜星

公開一週間後の金曜日、20時からのレイトショーで304席のスクリーンが空席70%ほど。今年は平行3スクリーンで上映。

一昨年のハロウィンの花嫁に続く実在地名パターンでキッド+服部くん回。

実はこの1年ほどテレビ版コナンくんは視聴できておらず。まあ劇場版はストーリーとは無関係なはずだから問題ないだろう、と思って。ただおそらくテレビ版をチェックしていればわかったであろう、知らないキャラクターがいた。ストーリーの理解に支障はなかったかな。

毛利さんが活躍しなかったのは残念だったけれど、荒唐無稽さはそれほどでもなく、キッドが出た割に渋くて良い作品だったと思う。

ただ「キッドの真実」はどうなのかなー。ちょっと唐突だし、その設定にしたことによって何か今後発展あるの?という感じ。

劇場版名探偵コナン公式サイト

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映画   2024/04/21   gena

2023年に観たアニメ

今年もAmazonのプライムビデオでアニメを観た。テレビで放送しているアニメであっても、プライムビデオに配信されたものを見ている。

  • 転生したらスライムだった件(1期、2期、OAD1,2)
  • 転スラ日記
  • くまクマ熊ベアー(1期、2期)
  • 吸血鬼すぐ死ぬ
  • 自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う
  • デキる猫は今日も憂鬱
  • カワイスギクライシス
  • 葬送のフリーレン
  • スパイファミリー(2期)
  • 薬屋のひとりごと

転スラは元はなろう系小説なのかな。異世界転生モノってつまりファンタジーだと思うけど、無理矢理SF的に解釈すると、ディアスポラで5次元宇宙に転生する(記憶は引き継げるけど、物理法則が異なる)のに近いのかも。主人公がいきなり最強状態のチートでスタートするのはイマドキっぽいというか、面倒なレベル上げとかいいから…という時代の要請なのかなと思ったり。まあ面白いんだけど、ファンタジー作品でいつも言っているように、お話の都合でキャラクターの強さを好きなように決められる、というのがどうもね…。科学に基づいた世界なら、物理法則で制約が決まるんだけど、剣と魔法の世界ではなぜそいつの方が強いか、ってなんの理由もなく「そういうもの」と決まっているので、そこがなんとも薄っぺらく感じてしまう。

熊ベアーはVRゲームの世界からログオフできなくなるという設定。どういう結末にもっていくんだろう、という興味で見ていたけれど、2期の終わりまでとうとうほのぼの路線のままだった。チューリングテストに通りそうなNPCがプレイヤーとは無関係に暮らしを営んでいる世界とか、数値海岸的な深みも出せそうだけど、どうなんだろう。完全な異世界でないことは、終盤で神様からメールが来ることでも仄めかされている。

自動販売機は、どうせなんでもありの異世界転生モノをやるなら、このくらいバカ(褒め言葉)で良いのでは、と私も思った。

できる猫は諭吉が優秀すぎて楽しい。過度に感動路線に持っていかないところも良かった。

カワイスギは絵柄がちょっと好みではなかったけれど、猫飼いあるあるで面白かったかな。アザトス人の多くが地球人と同じようなヒューマノイドっていうのは説明なしだとちょっと違和感。共通する祖先から進化した設定だとしたらカワイイ哺乳類を知らないのは変だし、収斂進化なのかな。

フリーレンはオーソドックスなファンタジー世界(RPG世界)で長命種族テーマなんだけど、普段ファンタジー作品に感じる「コレジャナイ」感はあまりなかった。「魔法」が我々の世界の「科学」の代替技術としてちゃんと研究されており、時代を経るとことで進歩(や退化)するという設定が良いのかも。まあ、そういう世界なら義務教育に魔法科目が組み込まれて、普通の人も最低限「火を起こす魔法」とか「ものを動かす魔法」など基礎的な魔法は使えるようになるんじゃないかな。のび太の魔界大冒険みたいな感じで。一方で物理法則を使った「発明」が併存していることの整合性はどう考えればいいだろう。「車輪」を使った馬車とか。

薬屋はこのラインナップでは珍しい異世界も魔法も出てこない作品。主人公が脳ある鷹系であるところなんかはイマドキの共通的要素もあるけれど、薬学や医学知識でミステリ仕立てというのが新鮮で良かった。

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ブログ   2023/12/30   gena
タグ:アニメ

映画鑑賞 ガールズ&パンツァー最終章第4話

公開2日目の土曜日午後の上映で225席のスクリーンが空席50%ほど。舞台挨拶中継の回は混みそうなので避けた。

実に3話公開から2年半。ガルパンおじさんも大概気が長い。なんとか完結まで見届けたいものだ。

4話は目まぐるしい展開で初老の身にはちょっとついて行くことができなかった。同じような戦車が高速でグルグル動き回って何が起きているのかぜんぜんわからず。ストーリーを追うのに支障はないとはいえ、ガルパンおじさんの高齢化も進んでいるので厳しい方も多かったろうと想像。

最終話の通底するテーマとしては、3年生メンバーから下級生への代替わりというか、下級生の成長を描くということかと思う。長年のガルパンおじさんには冷たいようだけど、時は止まってくれず劇中の彼女らもまた(ゆっくりではあるが)成長してやがて自分達が去って行くことを知っている。

リンク:ガールズ&パンツァー最終章 公式サイト

これまでの最終章の記事

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映画   2023/10/10   gena
タグ:アニメ , 映画

映画鑑賞 名探偵コナン黒鉄の魚影

公開一週間後の日曜日で386席の大きなスクリーンで空席60%ほど。スクリーン4つ並行だったけれど日曜日ということでちびっこを中心にけっこう入っていた。

黒ずくめの組織が灰原さん(シェリー)を狙うシリアスな回で、なかなか良かったと思う。やっぱりジンたちが出てくると緊張感が出るし、今回は眠りの小五郎の推理シーンもあった。

ウォッカ(ジンの舎弟)は組織のメンバーとしては珍しく能力が低くてドジを踏む場面が多いんだけど(いつもコナンたちにつけ込まれる)、なぜかジンに気に入られているみたいでミスをしてもお咎めなし。やっぱり友達の少ないジンにとって大切な舎弟ということか。今回も阿笠さんと蘭ちゃんがけっこうあからさまにウォッカたちに楯突く場面があるけれど、目をつけられた様子はない。

あとこれを指摘するのは無粋なのは承知だけど、ディープフェイク(偽動画)を登場させちゃうのってどうなんだろう。コナン世界は建前としては工藤くんが幼児化してから1年以内のお話のはずで、世間の技術レベルを当時の世界と同じにしておかないと一貫性が保てない。ディープフェイクみたいな技術が当たり前に実現している時代と認めてしまったら、今までに登場した写真や監視カメラ映像はすべて証拠能力がなくなってしまう。あとスマホの電話アプリで番号をタップしたって「七つの子」は鳴らないし(PDCの頃から既に鳴らなかった)、伏線を長く引っ張りすぎて厳しい感じになっているのは否めない。

もうどうせならベイカー街の亡霊みたいにオーバーテクノロジーを前提にしたSF世界です、ってことにするとか。

【リンク】劇場版名探偵コナン公式サイト

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映画   2023/04/23   gena

2022年に観たアニメ

2022年もアマプラでアニメを鑑賞。

SPY X FAMILYが良かった(まだ終わっていないけど)。かりそめの家族の未来に幸あれ。

攻殻SACは原作ファンとしてなんとなく敬遠していたけれど、試しに1話を観たら意外と良かったので通して鑑賞。なるほどなー、世間的にはフチコマよりタチコマが人気なのもわかるかも。全体通して原作マンガのテーマを踏襲しているところとか、アップルシードからマスタースレイブ式強化外骨格を借りてくるところとか、士郎作品へのリスペクトが感じられて良かった。2002年の作品ということを考えれば仕方がない面もあるけれど、オープニングの微妙なCGと、「キーを捻ってセルモーターを回す内燃機関の自動車」の描写が、さすがにそれはないんじゃないの?と思ってしまった。

同2nd GIGはSACの直接の続編ながら、電脳戦やAIエージェントの描写などは原作2巻のイメージを取り入れていたり、アップルシードからオークやポセイドン(大日本技研)が登場したり、1巻の北端エピソードがちょっとヒネられて入っていたりと、こちらもけっこう楽しめた。

ナディアは個人的ノスタルジーで、リアルタイムで何話か見逃していた気がするので通して観られて良かった。水谷さんが惜しまれる。

ぼっち・ざ・ろっくは面白いけど、共感性羞恥を刺激してくるのが辛い。リアル陰キャの経験がある人は素直に笑えないのでは。

  • ラブライブ!スーパースター!!
  • やくならマグカップも(1期,2期)
  • ドラゴンクエスト ダイの大冒険
  • SPY X FAMILY(1期, 2期)
  • 攻殻機動隊 Stand Alone Complex(1st,2nd)
  • リコリス・リコイル
  • ふしぎの海のナディア
  • 戦闘妖精雪風
  • ぼっち・ざ・ろっく

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ブログ   2022/12/30   gena
タグ:アニメ

映画鑑賞 名探偵コナン ハロウィンの花嫁

公開初日、夕方の上映で386席の大きなスクリーンで空席90%ほど。ガラガラだけどこれは昨年同様、密を避けるためにシネコンのスクリーン5つを並行で使って分散させてくれているため。

今回は安室さんと風見さんが活躍するエウーゴ回。早々に毛利さん(と蘭ちゃん)がステージから退場してしまったのは何か意図があったのか...。登場人物が多くてゴチャつくのを避けた?

事前にテレビで松田刑事殉職回と警察学校編をやっていたけれど、これを見ていても過去の伏線が(現実世界で)昔すぎてけっこう厳しい感じ。諸伏さんとか伊達さんの殉職エピソードって覚えてます?

毛利さん入院時の「なぜ麻酔が効かないんだ?耐性でもあるのか?」と騒がれるシーンがツボだった。

珍しく実在の地名が出ていたのがおや?と思ったけど、視聴者が推理するのに必要だったということですね。あと前回、今回とタイトルの法則を変えてきているのもやや気になるかな。漢字の日本語(ジャパニーズ)、みたいなの。

しかし今年ロシアネタを突っ込んでくるってすごい読み...

リンク:劇場版名探偵コナン公式サイト

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映画   2022/04/16   gena

2021年に観たアニメ

2020年末にかんなさんがとうとうAmazonプライムの軍門に下ってしまったので、プライムビデオで食事のときなどにアニメを少しずつ鑑賞。

CMが入らないし、一週間待たなくても続きが観られる、複数のシーズンがあっても一気に観られる、等けっこう便利。テレビも1万円/1インチ時代に買った32インチのAQUOSからようやく買い替えて、プライムビデオがそのまま観られる機種になった。

2021年に視聴したアニメを忘れないようにメモしておく。チョイスはすべてかんなさん。

  • 鬼滅の刃(1期)
  • けいおん(1,2期、劇場版)
  • ゆるキャン(1,2期)
  • のんのんびより(1,2,3期、劇場版)
  • ご注文はうさぎですか(1,2,3期、OVA2作)
  • 魔王城でおやすみ
  • スーパーカブ
  • 美少年探偵団
  • 蒼き鋼のアルペジオ(TV,劇場版1,2)
  • シン・エヴァンゲリオン劇場版
  • ARIA(1,2期,OVA)
  • 映像研には手を出すな
  • 天地創造デザイン部
  • 閃光のハサウェイ

アマプラにある時点でそこそこ人気があった作品だろうし、さらにその中からかんなさんがチョイスしてくれているので、基本的にどれも面白かった。とにかく現実世界(仕事)のストレスが大きいので、フィクションの世界くらいはメンタルに優しいものを選んでもらっている。この辺は小説でも同じ。かんなさんは一人でもっとたくさん観ている様子。

特によかったのはスーパーカブ。高校生のときに原付スクーターに乗っていたけれど、スーパーカブにしていたらもっと楽しかったかな、なんて思った。今ノスタルジーでカブを買っても高校生のときのワクワク感は得られないだろうな。

あとはのんのんびより。同じ1年間を3回違う角度から描くというのが斬新だった。登場人物が小中学生ということで、わざとらしいサービス描写(エロ)がなかったのも自然で良かった。その点ごちうさは過剰なサービスがやや気になった。

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ブログ   2021/12/30   gena
タグ:アニメ

映画鑑賞 名探偵コナン緋色の弾丸

COVID-19の影響で公開が1年間延期されたコナンくん映画。第4波の感染拡大でまた非常事態宣言が出そうなタイミングだったけれど、予定通り公開された。

公開2日目の9:50の回で、一番大きい386席のスクリーンが20%ほど埋まった。これは感染防止対策のため、実に5つのスクリーンで1日に合計27回もの上映をして観客の分散をはかり密を避けた効果。2年ぶりのコナンくん映画ともなると上映側の対応も相当なもの。

赤井さんファミリーが活躍するお話で、意外にも安室さんの登場はなかった。他にも殺人事件の推理ではないこと、蘭ちゃんがピンチに陥らないなど、珍しいストーリーだったかと思う。

狙撃とかの荒唐無稽さはもうお馴染みなので良いとして、真空トンネルのリニア新線。これはアイデアとしては昔からあるけれど、今の日本の景気では難しいだろうなぁ。コナンくんの世界って、1994年連載開始ということもあって「バブル景気を維持したまま日本が突っ走ったらこんな未来になる」という感じなのかなと思う。バンバン新しいリゾートやビルやインフラ設備がオープンして、結局ハデにぶち壊されたり爆発したりするけれど、それによって景気が冷え込むこともない。うらやましいなぁ。

参考リンク:劇場版名探偵コナン公式サイト

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映画   2021/04/17   gena

映画鑑賞 ガールズ&パンツァー最終章第3話

公開3日目、日曜日初回の上映で225席のスクリーンが空席60%ほど。今回は聖地的な水戸の映画館は避けて、公共交通機関を使わずに済むひたちなかのシネコンで鑑賞。

2017年の第1話公開時からは、社会情勢(COVID-19)も変わったし個人でも職場が変わったりといろいろ変化がある。日曜日だったけれど、テレワークで仕事の指示を出したり調整する合間になんとか観られた。

第3話もなるほど、これまでの西住さん頼みから、他のメンバーや大洗女学園の成長が試される転換点となりそう。劇中の時間経過はなくとも、観ているガルパンおじさんたちの人生は5年10年と進んでいくことが反映されているのかな、なんて思った。

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映画   2021/03/28   gena
タグ:アニメ , 映画