Harmless Weblog

トネ・コーケン

SF本読了 スーパーカブ8

「スーパーカブ8」(トネ・コーケン)を読了。Kindle版。

最終巻。巻を重ねるごとにカブの活躍シーンは減っていくんだけど、まあバイクのお話ではなくて小熊さんの成長ストーリーと考えれば納得のラストかな。

読んでいるとバイクに乗りたくなったりガレージ付きの物件が欲しくなったりいろいろ危険なシリーズだったので、一区切りして物欲を収めることができそう。

事故を起こしたライダーのヘルプに行った時は、相手が四十過ぎの初老男性で、
トネ・コーケン. スーパーカブ 8 (Japanese Edition) (p.176). Kindle 版.

40代は初老…。うん、まあ初老かな。せいぜいここに描かれているような老害に自分がならないように気を付けたい。

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読書   2022/08/17   gena

SF本読了 スーパーカブ7

「スーパーカブ7」(トネ・コーケン)を読了。Kindle版。

ちょっとうっかりしていた。シリーズが完結しているかどうか確認せずに既刊を全部買ってしまった。もしかして長寿シリーズになってしまったりするんだろうか。

小熊さんらしいといえばらしいけれど、高校時代の友達との関係が割とあっさり疎遠になっているのが良かった。それがリアルというもの。

一方で住環境は大学生の一人暮らしとは思えない充実ぶりで大変羨ましい。

自宅で倒れて節約研究会に助けられる場面は、ちょっと唐突感があった。この辺りの経緯はまたreserveとかで後出しするつもりかな。

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読書   2022/01/23   gena

SF本読了 スーパーカブ reserve

「スーパーカブ reserve」(トネ・コーケン)を読了。Kindle版。

本編で描かれなかった、隙間の出来事が描かれる番外編的なお話。なんか読んだ気がするお話があると思ったら、既刊の電子特別版の再録か。

三年生に進学して間もなくリトルカブを納車した椎のために、礼子の家で納車祝いのクレープパーティーが催された。
トネ・コーケン. スーパーカブ reserve (Japanese Edition) (Kindle の位置No.376-377). Kindle 版.

無粋だとは思うんだけど、最近良く見る客側が「納車した」という表現。スマホゲームの課金と同じくこれからはこれが普通の使い方になるのかなぁ。せめて校閲では「納車された」、にして欲しいところだけど。

サニートラックでレースに出るシーン、私小熊さんよりMT車長く乗ってるけど、こんな走らせ方できないんだよなぁ。やっぱり高校生の思い切りの良さが必要なのか。

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読書   2022/01/15   gena

SF本読了 スーパーカブ6

「スーパーカブ6【電子特別版】」(トネ・コーケン)を読了。Kindle版。

小熊、礼子、椎の高校卒業までで、物語としては一区切り。ただまだ続刊があったので買ってある。

永田町の信号待ちの時に「この辺はお茶が飲めるところが全然無いんですよ」と言っている。
トネ・コーケン. スーパーカブ 6【電子特別版】 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1821-1822). Kindle 版.

永田町でお茶を飲む場所がないというのは本当で、私も出張で時間をつぶすのに苦労した。1時間以上空き時間があるなら国会図書館が良いかも。

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読書   2022/01/03   gena

SF本読了 スーパーカブ5

「スーパーカブ5」(トネ・コーケン)を読了。Kindle版。

バイクというと避けて通れない事故・怪我・入院のお話。小熊さんはこれらすらも自分の糧としてしまう。

バイクの免許を取って乗りたいな、という淡い思いは抱きつつ、なかなか実行に踏み出せないのはやっぱりなんだかんだ言っても「バイクは危険」という事実があるため。

バイクの怪我や入院を風邪をひいた程度の感覚でバイク乗りは話す、という描写があったけれど、これって単純に生存バイアスだろうし、実際に同級生の誰々がバイク事故で亡くなった、なんていう経験は自分にもある。

小熊さんの事故もそうだけど、気を付けていても事故は起きるし、その時のダメージは車と比べると相対的に大きくなる。フルフェイスのメットにプロテクタ、グローブなどで装備を固めればリスクは下げられるんだろうけど、そこまで重装備になったらバイクの気軽さや爽快感はスポイルされるんじゃないか、とか、だったらノーヘルで気軽に乗れるロードスターで良いんじゃないか、とか、でもやっぱりバイクは気持ち良いよね、と毎回思考がループしてしまう。

原付2種の小さいバイク(キャブ車)をガレージで整備して、トランポに乗せて気持ちのいいところまで運んで走る、とかが理想なんだけど、経済的に難しいなぁ。

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読書   2021/12/25   gena

SF本読了 スーパーカブ4

「スーパーカブ4」(トネ・コーケン)を読了。Kindle版。

最初の頃とは比べ物にならないスキルと人脈を身に付けた小熊さんが頼もしい。

スーパーカブというワンイシューでそんな何巻も引っ張れるのだろうか、と心配したけれど、スーパーカブの奥深さはまだまだ底知れない感じ。

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読書   2021/12/21   gena

SF本読了 スーパーカブ3

「スーパーカブ3」(トネ・コーケン)を読了。Kindle版。

前半は新キャクター慧海(えみ)さんの紹介であまりカブの出番がなかったけれど、後半はカブの維持と修理にまつわる読み応えのある内容。

空き部室をカブ専用駐輪場で借りられたのは素直に羨ましい。やっぱりガレージは憧れる。

小熊が今カブを自分の生活から切り捨てれば、きっと春から何不自由ない暮らしが出来る。でも、もしそうすれば、これから先も自分は自らの大切な物に対して同じ事をする。カブの維持くらいで膝をつくような人間には、きっとこれから先の人生で、心から欲した物を手に入れらない。多くを望まず自分の手に届く物だけで満足する。
トネ・コーケン,博. スーパーカブ 3【電子特別版】 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.2762-2765). Kindle 版.

このあたりは主に経済的事情と言い訳をしつつ「自分の手に届くものだけで満足」してきた自分には刺さるなぁ。

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読書   2021/12/20   gena

SF本読了 スーパーカブ2

「スーパーカブ2」(トネ・コーケン)を読了。Kindle版。

2巻のラストでアニメの最終回までの内容。アニメでは削られているエピソードもあったものの、だいたい原作通りの内容でアニメ化されていたことがわかった。

3巻以降ではアニメの後が描かれるようなので楽しみ。

アニメでは描かれなかった設定として、小熊も礼子も自宅から学校までせいぜい2kmほどの距離をスーパーカブで通っているという点がちょっと気になった。いくらなんでも近過ぎません?そんな歩いても通えるような距離で原付通学の許可下りる学校なんてあるのかな。私がスクーターで通っていた高校は自宅から片道16kmだったけど。。

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読書   2021/12/18   gena

SF本読了 スーパーカブ

「スーパーカブ【電子特別版】」(トネ・コーケン)を読了。Kindle版。

SFか?というツッコミはあろうかと思うけれど、SuperCub Fictionということで。

アマプラで観たアニメが良かったので原作も。予備知識なしだったので1冊だけなのかと思っていたら、7巻も出ている。1巻はアニメでも描かれた修学旅行まで。

貧乏で暗い女子高生が中古のカブを買って、少しずつ世界が広がり成長していく物語ということで、淡々としていて地味なんだけど、悪くない雰囲気。グイグイ読ませるという感じではないけれど、寝る前に2〜3話ずつ読むのにちょうどいいユルさ。

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読書   2021/11/03   gena