9Nポロの後継で買った中古のプジョー2008(2014年式、購入記)も購入後3年が経過。走行距離は5.0万キロ。
コロナ禍で遠出をする機会もあまりなく、かんなさんが日常使いをしている。今のところ大きな不調などはなく、たまにウィンカーの音が出なくなるくらい。
私はほとんど運転しないのでかんなさんに感想を聞いたところ、クセのあるミッションも馴染んで気に入っているとのこと。前オーナーのメンテナンス記録を見たら、ミッションの異音・振動で複数回クレームを入れていて、あぁ、やっぱりETG5(2ペダルMT)のことを知らずに乗ったらそうなるよね、と思った次第。これをATですよって売っちゃうのは確かに詐欺だと思う。かんなさんみたいに、その特性を理解してパドルシフトで乗ればMT特有のダイレクト感もあるし、悪くはない。
ただ、制御が苦手なシチュエーション、具体的には登り坂の極低速と停止を繰り返すような場面だと、クラッチの制御が破綻してエンストすることがある。要するに初心者MT乗りが苦手な場面は機械も苦手ということ。かんなさんはこの3年で3回ほどエンストを経験したそうだ。トルコンATやDCTならそんなことはまずないと思うので、やっぱりクセが強くてオーナーを選ぶミッションだということ。
かんなさんが割と重視している「人と被らない」という点でもこの年式の2008は優秀で、それは裏返せば不人気車っていうことなんだけど、同モデル・同色の車とすれ違うことはほぼない。少なくともNCロードスターよりは台数が少ないだろう。普通のATになったマイチェン後のモデルはけっこう見かける。
今後いつまで乗り続けるかは、トラブルの発生状況によるかな。
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