「ひとめあなたに…」(新井素子)を読了。Kindle版。
オールタイムベストに挙げられるような名作みたいだけど、私にはそれほど響かなかったかなぁ。私がグロいのやホラーっぽい描写が苦手なせいかも。
大隕石の衝突で、あと6日で地球が滅亡する、という設定でありながら、描かれるのは主人公が出会う数人の過ごし方だけ、というのは面白かったけど。
ちょうど先日読んだ流浪地球も、地球滅亡が事前にわかるという背景だけど、こちらは400年後であって、人類は生き残るための努力をする。さすがにこれが6日後では、もうどうしようもないという諦めになってしまうのも理解できる。
こういう地球滅亡が事前にわかる系の作品ってたくさんあると思うけれど、誰か滅亡までの日数で整理していないだろうか。ディアスポラの「トカゲ座」が1日とかだったっけ?