「スーパーカブ3」(トネ・コーケン)を読了。Kindle版。
前半は新キャクター慧海さんの紹介であまりカブの出番がなかったけれど、後半はカブの維持と修理にまつわる読み応えのある内容。
空き部室をカブ専用駐輪場で借りられたのは素直に羨ましい。やっぱりガレージは憧れる。
小熊が今カブを自分の生活から切り捨てれば、きっと春から何不自由ない暮らしが出来る。でも、もしそうすれば、これから先も自分は自らの大切な物に対して同じ事をする。カブの維持くらいで膝をつくような人間には、きっとこれから先の人生で、心から欲した物を手に入れらない。多くを望まず自分の手に届く物だけで満足する。
トネ・コーケン,博. スーパーカブ 3【電子特別版】 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.2762-2765). Kindle 版.
このあたりは主に経済的事情と言い訳をしつつ「自分の手に届くものだけで満足」してきた自分には刺さるなぁ。