「われらはレギオン4 脅威のシリンダー世界」(D.E.テイラー)を読了。Kinble版。
1巻から再読した流れで一気に読了。4作目も面白さは健在で楽しめた。
前作までで宇宙戦闘は散々描かれたということなのか、本作では異星の巨大建造物の探検と異星人とのドタバタ。
完全ソフトウェア化せずに、レプリカントマトリクスというハードに依存する設定により、複製浮動という個性を生み出したのが新しいと思った。そこから派生して真のAIを作ることの困難さに説得力を持たせるあたりが良かった。
この世界感ならいくらでも続編は書けそうだと思うので引き続き楽しみにしたい。