Harmless Weblog

さくらのVPSその後(1年経過)

さくらのVPSは契約後1年になる。基本的に3か月経過の頃からは大きな変更はなく、安定稼働中。なんとなく東京のサーバを選んでしまったけれど、延々とランニングコストがかかるものなので、ちょっとでも安い石狩にすれば良かったかも。

Evernoteの有料プランを解約した代わりに、自作のWebアプリで日記とメモ(ブログ原稿や備忘録)を運用している。こちらも意外とトラブルもなく使えていて、Evernoteの時のアプリの使いづらさとか同期の不安定さとは無縁でむしろ便利。裏で動いているソフトがすべて自作で中身がわかっているので、いざとなればsshでアクセスすればなんとでもなる。

グローバルIPを持つサーバなのでセキュリティには気を遣うけれど、fail2banで1度でもbanされたIPはiptablesで永久出入り禁止としているし、悪質なドメイン(同じサブネットから何度もアタックしてくる)についてはサブネットごと永久banしている。それでも毎日数十件の不正アクセスの試みは続いているけれど、基本的にsshのパスワードログインを禁止していることで、重大な問題はほぼ生じないと思われる。WebのDoS攻撃やCMSの管理画面を狙った攻撃はWAFで防げていると思う。

このまま安定稼働を維持したいけれど、心配はCentOS7のサポートが2024年6月で終了してしまうこと。今のところさくらのVPSのサイトではCentOS7が標準OSのままで、後継や移行方法についてのアナウンスがない。最悪はサポート終了のタイミングで、データをバックアップした上でその時に標準になっているOSをクリーンインストールしてしまうことだと思うけど、上記の日記アプリや日替わり通信術練習などのアプリをまた新環境で動くように手当するのがちょっと面倒だなぁ。連続稼働を止めるわけにはいかないので、移行の際は一度別なサーバを借りて無料期間で環境構築とアプリの稼働を確認してから本番サーバの入れ替えかな。

日替わり通信術練習のアプリ利用者の方から、一総通合格の報告や、ありがたいことにドネーションまで頂いてしまったので、これから受験する方のためにもできるだけ安定稼働で維持していきたい。

パソコン・インターネット   2023/10/15   gena
タグ:JavaScript , VPS , PHP
≪ ミステリ再読 朽ちる散る落ちる  |  SF本読了 太陽系最後の日 ≫

この記事へのコメント

コメントを送る

  ※ Eメールは公開されません
Loading...
 画像の文字を入力してください