「AIとSF」(日本SF作家クラブ編)を読了。Kindle版。
懲りずにまたアンソロジーを買ってしまったけれど、これは正解だったかな。ヒット率が高かった。
また、Youtubeでよくお見掛けする品田遊(ダヴィンチ恐山)さんの作品も気になっていたので読めて良かった。普通に(ちょっと怖い系の)面白い短編だった。
あとは好きな作家(菅さん、野尻さん)の作品は当然良かったし、他も全体的に面白かった。特にお気に入りとしては、「シークレット・プロンプト」あたり。
【収録作品】
- 準備がいつまで経っても終わらない件 長谷敏司
- 没友 高山羽根子
- Forget me, bot 柞刈湯葉
- 形態学としての病理診断の終わり 揚羽はな
- シンジツ 荻野目悠樹
- AIになったさやか 人間六度
- ゴッド・ブレス・ユー 品田 遊
- 愛の人 粕谷知世
- 秘密 高野史緒
- 預言者の微笑 福田和代
- シークレット・プロンプト 安野貴博
- 友愛決定境界 津久井五月
- オルフェウスの子どもたち 斧田小夜
- 智慧練糸 野﨑まど
- 表情は人の為ならず 麦原 遼
- 人類はシンギュラリティをいかに迎えるべきか 松崎有理
- 覚悟の一句 菅 浩江
- 月下組討仏師 竹田人造
- チェインギャング 十三不塔
- セルたんクライシス 野尻抱介
- 作麼生の鑿 飛 浩隆
- 土人形と動死体 If You were a Golem, I must be a Zombie 円城 塔