SF本再読 天冥の標IV
「天冥の標IV 機械じかけの子息たち」(小川一水)を再読了。Kindle合本版。
初読は2011年で、11年ぶりに再読。シリーズ中でもこの巻の感想は難しい。まず冷静に読めないし、PTA(!)が投入する「倫理兵器」のデタラメな強さとか、後半からラストにかけての幸せと寂しさが押し寄せてくる感じとか。
SFでしか描けないテーマであり、感動だけど、マンガやアニメにしたら確実にR指定だよなぁ。と、思って気になったけれど、小説だとどんなエロ描写でもOKなのか。
「非常用電源の交流ってあまり質がよくないから、がさがさした、生のほうれん草っぽい味がしない?」
小川 一水. 《天冥の標》合本版 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.25658-25659). Kindle 版.