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林譲治

SF本読了 星系出雲の兵站ー遠征ー5

「星系出雲の兵站ー遠征ー5」(林譲治)を読了。Kindle版。

星系出雲シリーズもいよいよ完結。最後まで面白く読めた...けど、最後はやっぱり猫に持っていかれた感がある。林譲治さんはツィッターでもにゃんこの写真をいつもアップしてくださっているのでその点は非常に親近感がわく。

シリーズを通して。そもそも「兵站」という地味なところに焦点を当てているので、ファーストコンタクトに宇宙戦争という派手なテーマの割に、全体的に地味だったかな。長い説明ゼリフが多いのも気になる。そのドローンの名前だとか細部の描写だとかはストーリーに何か影響があるの?と思いながら最後まで読んでもぜんぜん意味がなかったり。ある意味斬新だとは思った。

あとは98%くらいにわたりさんざん謎が提示される割に、最後2%で結局「全てを知る犯人」が現れて「解答を説明」してくれるっていう終わり方もどうなんだろう。説明されなかった点は完全に放置だし、これでもかとディティールに凝ったタオ、水神、火伏(とその奥様)たちはその後どうなったの?とかの回収もなし。どうせなら最終巻はこの辺の後日談でも良かったのでは、と安易に思うのは素人だから?

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読書   2021/08/08   gena
タグ:Kindle , SF , 林譲治

SF本読了 星系出雲の兵站ー遠征ー4

「星系出雲の兵站ー遠征ー4」(林譲治)を読了。Kindle版。

いろいろとわからないことだらけの状況のまま、異星人とのコミュニケーションもままならず、クライマックスに向けてどう納めていくんだろう、という興味で読んでいる。

RFIDタグが出てきたり、妙に現代地球と似通った技術が登場するんだけど、何度も書くけどFTL航法とのギャップがすごい。

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読書   2021/08/06   gena
タグ:Kindle , SF , 林譲治

SF本読了 星系出雲の兵站ー遠征ー3

「星系出雲の兵站ー遠征ー3」(林譲治)を読了。Kindle版。

いろいろと謎のままどんどん話が進んでしまって、残り2巻で完全にスッキリするのか心配になってきている。

異星人と同等以上に謎で面白いのが人類の播種の背景。今回は重要な遺物も発見されて、これと異星人がどう絡んでくるのか。そして地球について何かわかってくるのか、というあたりが気になる。

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読書   2021/07/18   gena
タグ:Kindle , SF , 林譲治

SF本読了 星系出雲の兵站ー遠征ー2

「星系出雲の兵站ー遠征ー2」(林譲治)を読了。Kindle版。

世界観にもだいぶ馴染んできたし、面白いんだけど、いまいちキャラ萌えというほどでもないし、びっくり仰天の展開というわけでもないので、やっぱり淡々とシミュレーションが進んでいるのを見ている雰囲気。

三体IIIと並行して読んでいるので余計にそう思うのかも。

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読書   2021/07/10   gena
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SF本読了 星系出雲の兵站ー遠征ー1

「星系出雲の兵站ー遠征ー1」(林譲治)を読了。Kindle版。

「ー遠征ー」が付いたけれど実質そのままストーリーは続いていて、遠征まで合わせてひとつのシリーズということみたい。遠征は5巻まで。

三体IIIと並行して読んでいるけれど、同じファーストコンタクト宇宙SFでこんなに違うものかと、比較しながら楽しんでいる。

星系出雲の世界ではやっぱりAFD航法だけがオーパーツ的にアンバランスな要素に思える。三体世界では人類より遥かに物理学で先行している三体文明ですら、超光速航法は実現していない(ただし即時通信は実現している)。

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読書   2021/06/27   gena
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SF本読了 星系出雲の兵站4

「星系出雲の兵站4」(林譲治)を読了。Kindle版。

4巻までで、ファーストコンタクトもいよいよ次の段階へ、というところで第一部完。

面白いんだけど、物語を読んでいるというより、ファーストコンタクトのシミュレーションを体験しているような感覚。兵站関係の説明が多いせいだと思うけど。

人類はAFDという超光速(FTL)航法を実現していて、異星人(光速に縛られている)との戦闘でもこれを使ってズルをする。通常速度の宇宙船(核融合推進)で開拓した航路の範囲内だけで可能な航法ということで、超光速通信は不可。AFD宇宙船に手紙を載せて届ける超光速飛脚は可能、という設定。これって因果律破れは引き起こさないのかな。亜光速の速度差が絡まなければ平気?

でもちょっと考えたらAFD航法だけでも亜光速で飛ぶ宇宙船はできそう。恒星近傍の重力場で自由落下して、恒星に衝突する前にAFDでまた最初の地点に戻る。これを繰り返せばいくらでも自由落下で加速できる。別に因果律なんて破らなくたって、この方法でいくらでも強力な運動エネルギー兵器が作れそう。これを禁止するために、老人と宇宙シリーズでは「惑星などの重力場近傍ではスキップ(FTL航法)不可」、という設定にしたんだろうな。

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読書   2021/06/12   gena
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SF本読了 星系出雲の兵站3

「星系出雲兵站3」(林譲治)を読了。Kindle版。

ファーストコンタクトの相手と戦闘以外のコミュニケーションがまったく取れないまま進んでいく気になる展開。

アルファ、ブラボー、チャーリーなどのフォネティックコードが意味不明の記号だ、みたいな記述があった。作中で出てくる固有名詞が日本の地名であることから、遠い昔にこの星系に着いたのは日本の播種船であり、そのために英語のフォネティックの意味がわからない、という描写かと思う。ただ一方でYHHとかアルファベットの略称が使われていたりして、ちょっと違和感。(インタビュー記事を読むともっといろいろな背景があるみたい)

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読書   2021/05/22   gena
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SF本読了 星系出雲の兵站2

「星系出雲の兵站2」(林譲治)を読了。Kindle版。

1巻からの背景設定・キャラ紹介的な展開が済んで、ようやく物語が走り出して俄然面白くなってきた感じ。

惑星軌道上の宇宙戦闘の難しさ、通信確保の重要性と困難性を真面目に描いているのは凄いと思った。

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読書   2021/05/22   gena
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SF本読了 星系出雲の兵站1

「星系出雲の兵站1」(林譲治)を読了。Kindle版。

これも長いシリーズもの。ちょうど「老人と宇宙」シリーズと被って読み始めてしまったのはちょっとまずかったかな。どちらもFTL航法可能な宇宙艦隊が出てくるお話なので。

シリーズものだけにストーリーは重厚で面白そうな始まり方だけど、登場人物が多く混乱しそう。あとは説明ゼリフの連発がちょっと気になるかなぁ。まあ説明がないと軍の組織の意味とか全然わからないのは確かだけど。とりあえず続きが楽しみ。

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読書   2021/04/24   gena
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