2020年総括
2020年は年初から九州に1ヶ月近く出張があったり、その後も仕事の炎上対応が春から年末まで続いたため、プライベートの活動がかなり圧迫された。それに加えての新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大。4月の緊急事態宣言から6月までは在宅勤務でけっこう対応できたけれど、その後は仕事の炎上が酷くなって毎日出社するハメに。年末にはなんとか炎上も収まったけれど、来年はまた別の炎上案件が浮上しそうで先が読めない。
このブログに関しては、HTML直打ちの日記(1998年〜2004年)から、CMSのMovableType(2005年1月〜2013年7月)、2013年8月にさくらのブログに移行して細々と続けている。しかし2020年11月末に、さくらのブログは新規アカウントの受付を終了してしまった。SSL対応もされないままだし、近いうちにブログサービスそのものが終了してしまうかもしれない。Web系のサービスは10年以上同じものが維持されるということがほとんどない、ということが改めてわかった。今後のことはまだ決めていないけれど、さくらのレンタルサーバ(ライト)の空き容量はまだまだあるので、何らかのCMSを使うことを考えておいた方が良いかもしれない。かんなさんはWordPressを動かしている。
ということで、試験的にbaserCMSをインストールして、年末の記事から書いている。
■アマチュア無線活動
アマチュア無線は開局して9年。今年もコンテストのCW部門を中心に活動。開局したばかりの頃にCWの楽しさを教えてくれた大先輩のOMが高齢のため廃局されてしまったのが寂しい。廃局の際に譲り受けたUSBIF4CWを使ってPCキーイングもできるようになった。 固定局で使っていたFT-100Dがいよいよ故障して、新スプリアスにも未対応ということで、後継としてFT-991Aを購入。かんなさん(奥様)のシャックに置いてあるので、私はたまに使わせてもらう程度。かんなさんは自分の移動用にIC-705も購入。 あとはカーチャンクサーバのキットを組み立て遊んだくらいかな。 今年は仕事が忙しくギターが低調だったこともあって、趣味らしい趣味はアマチュア無線と読書くらい。
■資格取得活動
資格の勉強も業務多忙の煽りを受けて完全にお休み。総合通信士を受けるかんなさんのサポートで、受信術練習用の音源生成スクリプトを作ったくらい。
■プログラミング
資格のところで書いたように、以前作った受信術練習用のスクリプトを、JavasctiptのWeb Audio APIを使って改良。その過程でJavascriptを勉強したり、HTML5とJavascriptを組合わせたサイトの作り方を学べたのが良かった。モールス関係でもう少しアプリを考えてみたい気持ちはあるけれど、なかなか良いアイデアがない。
micro:bitは3個目を買って、ベランダの気温(micro:bitの内蔵温度計)をBLEでラズパイに飛ばすベランダ百葉箱を作った。日々の気温の変化を計測するのもけっこう面白い。
■アコースティックギター弾き語り
ギター弾き語りもCOVID-19感染拡大の影響が大きかった。教室(ギタークラブ)は開けないし、年1回の発表会も中止に。11月頃から換気などに注意しつつギタークラブは再開。発表会はできないけれど、課題曲を決めて少しずつ練習しましょう、ということになった。 ただ、仕事が忙しいとそもそもギターを練習したり、そもそも音楽を聴く精神的ゆとりさえ無くなってしまうのが悩ましいところ。年末になって少し余裕が出てきたので、せっかくなので新しい曲を、ということでHELLO WORLD主題歌のOfficial髭男dismを練習したりしている。
■猫
ピートは15歳、デルタは13歳になった。2匹とも元気で過ごしてくれて感謝。ピートはもうずいぶん前からだけど、夜中や朝方(2時とか3時とか4時とか日によってバラバラ)に夜鳴きをするようになってしまい、二人とも起こされてしまう。何が気になって鳴いているのかはわからないけれど、寂しくなってしまうのかな。構ってあげるとその時は収まることもある。まあ大きな声で鳴くほど元気があるということでポジティブに捉えている。 デルタはただひたすら甘えっ子で、とにかく時間が許す限りできるだけ甘えさせてあげるように心掛けている。 どちらも高齢猫の範疇だと思うんだけど、デルタは歩き方がちょっとギクシャクするかな、という感じ。ピートは爪がうまく研げず肥大することがあって、定期的に切ってやる必要がある。ピートは世話焼きでデルタの毛繕いをしてあげるんだけど、たまに背中やシッポを噛むことがあって、そうするとケンカになる。デルタがやられる一方になってきたのでこれはちょっと心配かも。
■車
ファーストカーのプジョー 2008は購入後1年3ヶ月、セカンドカーのロードスターは同3年6ヶ月。プジョー 2008の方はほとんどかんなさんしか乗っていないし、なかなか高速道路を長距離ドライブする機会がなかったけれど、先日のミラコスタ泊の時にようやくまとまった距離を高速で運転することができた。100km/h巡航時の回転数は3000min-1、最高速度が引き上げられた区間で120km/hで走った場合は3600min-1。けっこう回転数が高めなのはエンジンが小さいので仕方がない。ただ、遮音は割と良くてうるさくて疲れるというようなことはなかった。ホイールベースも長くて安定感もある。この冬も自分でスタッドレスタイヤに交換。アジアンタイヤなのであくまでも非常用かな。
ロードスターは車高の低さに起因するネガ要素(段差通過時の突き上げ、他車のライトが眩しく疲れる、下回りを擦らないように気を使う等々)と、車内が狭いのと荷物が載らないことでアマチュア無線の趣味に使いづらい点が気になり、後継車として車高の高いSUVやバン(もちろんMT車)を検索したりしている。その一方でオープン+MTでドライブする楽しさは何ものにも代え難く、サンバー同様に一度手放したら二度と乗れない気もしていて、「降りどき」が非常に難しいクルマだと悩んでいる。年末の休みにヘッドライトの曇り取りをした。
■読書
小説は完全にKindleに移行。文庫本を持っている作品も、再読したいと思ったらKindle版を買い直すようにしている。今年のベストは文句なしでマーダーボット・ダイアリー。三体もメチャクチャ面白いけれど、最終評価は3部作が完結してからかな。ルブランのルパンも読み始めた。ただ作品によって面白さのムラが大きくてなかなか進まない。森博嗣さんのシリーズ作品も再読を含めて息抜きに丁度いい。ご本人は引退を公言しているけれど、Gシリーズ、WWシリーズなどまだまだ楽しめそう。
【SF】
- 息吹 (T.チャン) Kindle版
- マーダーボット・ダイアリー(上・下) (M.ウェルズ) Kindle版
- 自生の夢 (飛浩隆) Kindle版
- 量子魔術師 (D.クンスケン) Kindle版
- 流れよ我が涙、と孔明は言った (三方行成)
- Kindle版 最後にして最初のアイドル (草野原々) Kindle版
- 三体 (劉慈欣) Kindle版
- マルドゥック・スクランブル(全3巻) (冲方丁) Kindle版
- 三体II 黒暗森林 (上・下) (劉慈欣) Kindle版
- 歩兵型戦闘車両OO(ダブルオー) (坂本康宏) Kindle版
- 人工知能の見る夢は AIショートショート集 (人工知能学会 編) Kindle版
- ウォーシップ・ガール (G.L.パウエル) Kindle版
【ミステリ】
- 四季 夏 (森博嗣) Kindle合本版 再読
- 四季 秋 (森博嗣) Kindle合本版 再読
- 四季 冬 (森博嗣) Kindle合本版 再読
- すべてがFになる (森博嗣) Kindle合本版 再読
- 怪盗紳士ルパン (M.ルブラン) Kindle版
- 冷たい密室と博士たち (森博嗣) Kindle合本版 再読
- ルパン対ホームズ (M.ルブラン) Kindle版
- 笑わない数学者 (森博嗣) Kindle合本版 再読
- 奇岩城 (M.ルブラン) Kindle版 813(上・下) (M.ルブラン) Kindle版
- 幻惑の死と使徒 (森博嗣) Kindle合本版 再読
- 夏のレプリカ (森博嗣) Kindle合本版 再読
- 今はもうない (森博嗣) Kindle合本版 再読
- 数奇にして模型 (森博嗣) Kindle合本版 再読
- 有限と微小のパン (森博嗣) Kindle合本版 再読
- イナイXイナイ (森博嗣) Kindle合本版 再読
■ご参考 過去の総括記事
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