SF本読了 AIとSF2
「AIとSF 2」(日本SF作家クラブ編)を読了。Kindle版。
懲りずにまたアンソロジーに手を出してしまった。けれど、これはなかなか読み応えもあり面白い作品が多かったかな。
X-7329と魔の王が見るについてはちょっと好みではなかったというか正直意味が汲み取れなかったかな(生成AIに書かせた小説?)。残りはけっこう好きかも。
このテーマも数年で陳腐化しそうというか、現実の生成AIが急速に進歩することで、問題の捉え方とか社会のありようが変わってしまって、ズレた議論になってしまいそうな予感がする。
【収録作品】
- 竜を殺す 長谷敏司
- 烙印の名はヒト 第一章 ラブ:夢看る介護肢 人間六度
- I traviati 最後の女優 池澤春菜
- 生前葬と予言獣 津久井五月
- 幸せなアポトーシス 茜灯里
- 看取りプロトコル 揚羽はな
- 月面における 人間性回復運動の失敗 海猫沢めろん
- 意識の繭 黒石迩守
- X-7329 樋口恭介
- 魔の王が見る 円城塔
- ベニィ 塩崎ツトム