Harmless Weblog

2021年12月26日

定点観測 ディズニーシーとホテルミラコスタ2021

結婚記念日恒例のミラコスタは18周年(通算20泊目)。

10月にCOVID-19の第5波の緊急事態宣言が解除されて予約が殺到したらしく、記念日の11月末はまったく予約が取れず。

かんなさんが粘り強く探して、バケーションパッケージでなんとかクリスマスイベント最終日の土日に予約が取れた。18年で土曜日に宿泊するのは初。

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土日ということで仕事はなんとか調整できたものの、14歳になる猫のデルタが病気療養中で留守番させるのが厳しく、かかりつけのクリニックのペットホテルで当日預かってもらうことができてなんとか行くことができた。

移動は行きはJR、帰りは東京駅から高速バス。未だに最寄駅からディズニーリゾート直通の高速バスは運転再開されないまま。

ショーの休止やショップの休業は昨年と同様だったけれど、今年はそれに加えてお菓子、食品系のお土産が品薄でショップ売りは全滅とのことで、アプリの数量限定販売のみ。注文して後日届くということで、これも前代未聞。

ホテル内では配布するものは極力減らすことが徹底されていて、レストランのメニューはスマホで見て、ルームキーもスマホのアプリ(NFC通信)になった。

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今回予約できたバケーションパッケージは、1日目シー、2日目ランドのパークチケットと、それぞれアトラクションのファストパスが付いたものだった。けれど使ったのはシーのパークチケットと、ビッグバンドビートの鑑賞券のみ。

アトラクションはお気に入りの海底2万マイル(15分待ち)とシンドバッド(5分待ち)のみ。さすがに土日ということで新しめのアトラクションは軒並み長蛇の列だった。未だに一度も乗ったことのないアトラクションもあるけれど、パークをのんびり散歩してホテルの雰囲気を楽しめれば充分。

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クリスマスの翌日には一夜にしてツリーやリースの飾りが片付けられて、開園前に年末年始のショーの撮影をしていたり、切り替わりを見られたのは良かった。

テルメヴェネツィアも相変わらずスパは休業で、ヒッポカンピではドリンクとポテチしか出ないけれど、たまたまお客さんのいない時間にプールを堪能できた。これもミラコスタの好きな過ごし方。

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カメラは5年目のRX100M3。記録という意味では充分だけど、全然背景がボケないし、露出もなかなか思ったようにならず、と言って頑張って設定をいろいろ変えて絵作りしよう、という気にもならない。特に今回のように混んでいるパークやホテルだと、とりあえず記録が残れば良いかな、という感じ。

結果的にバケーションパッケージをほぼホテルの予約を取るためだけに使ったわけだけど、こうでもしないと予約が取れない状況ということ。来年には新型コロナも落ち着いて平常に戻ると良いなぁ。そうなったらなったでまた外国人観光客が増えて混みそうだけど…。

【過去のミラコスタ定点観測の記事】

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ブログ   2021/12/26   gena

SF本再読 天冥の標VII

「天冥の標VII 新世界ハーブC」(小川一水)を再読了。Kindle合本版。

初読は2014年。ここからKindle版に切り替えたので、合本版とダブってしまっている。

ブラックチェンバーとその拡張版の空洞の構造というか間取りがいまいちイメージしづらい。読み込みが足りないんだと思うけど、誰か図面描いてくれないかな。

あとしつこいけれど電力事情。

「今日午前十時の段階で、シティからの電力供給量二十八万五千キロワットに加えて、チェンバー内第一と第二発電所の出力が九万五千キロワットずつあり、合計供給力は四十七万五千キロワットといったところです。一方で消費量はこちらに出ている通り、四十三万二千、三千キロワット内外。つまり余力は九パーセントかそこらです。...
小川 一水. 《天冥の標》合本版 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.51561-51564). Kindle 版.

普通にああ、なるほど、電力供給の余力がないんだね、と流してしまいそうになるけれど、電力の場合は需要と供給が常にバランスしないといけないので、消費量が四十三万二千キロワットだったら、その時の合計供給力は正確に四十三万二千キロワットになる。だったら供給余力はどうやって求めるの?となるんだけど、それは発電所の定格出力を上限として、それに対する余力を求めれば良い。

シティの太陽光パネルの汚れで供給量が絞られている、という記述もあった。この場合も供給力が落ちているから、節電してね、というお願いをするくらいで、自動的に電力が○○kWしか来ない、みたいな事態にはならない、というのは1巻で書いた通り。

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読書   2021/12/26   gena
タグ:Kindle , SF , 小川一水