猫のピート20歳
捨て猫出身のピートもおかげさまで20歳の大台を迎えた。
ピート20歳の誕生日の数日前にデルタ(17歳11ヶ月)が虹の橋を渡った。デルタの方が歳下だったけれど、生後1ヶ月で捨てられて直後に保護され健康状態が良かったピートに対して、4ヶ月程度とはいえ厳しいノラ環境で生まれ育ったデルタはそれだけ寿命に影響があったということなのかもしれない。
ピートも頬にできもの(?)ができてグジュグジュになっていたり、たまに股間から出血するような状況にはなっているけれど、毎回自力で治してしまい、今年春の時点では比較的健康そう。
寝ている時間が長くなり、お腹が空いたり甘えたくなるとにゃーにゃーと大きな声を出してアピールする。そして満足するとまた寝る。元々ゴロゴロと喉を鳴らす音が大きくてまたよくゴロゴロしていたピートだけれど、数年前からピタっとゴロゴロが止まってしまった。気持ちよさそうにしていても、かすかにゴロゴロのような音は聞こえるけれど、以前のように盛大に鳴ることはなくなった。歳をとるとこういうこともあるんだろうか。
甘え方としてはベッドで添い寝したりされたり、お腹に乗ることが多い。飽きるまでひたすら撫でられている。
食べ物は好きなものを好きなだけ食べさせていて、最近は人間用のカニカマ(オホーツク)やスティックチーズがお気に入り。あとはその時々で気に入っているカリカリやソフトカリカリ、マグロ赤身の刺身などを食べている。
デルタとは長年付かず離れずという関係で、特別仲良くしていたわけではないけれど、それでも18年間、365日24時間常に同じ屋根の下で暮らしていた同僚だったわけで、いなくなってしまったことで張り合いがなくなってしまったのか、ちょっと寂しそうに見える。
デルタが具合が悪くなってからはどうしてもデルタの方にかかりきりになっていたけれど、これからはピートをできるだけ構ってあげたいと思う。
【過去記事】
ピート19歳,18歳,17歳,16歳,15歳,14歳,13歳,12歳,11歳,10歳,9歳,8歳,7歳,6歳,5歳,4歳,3歳,2歳,1歳