捨て猫出身のピートは17歳。
この一年はとにかくデルタが重症で生死の境をさまよったけれど、ピートの方も年末の記事に書いた通りけっこう心配した。
まずピートは、9月に股間をしきりに舐めるようになって、出血もして、しばらくはぐったりしていた。それでも数日股間を舐めながら休むのを繰り返して、自力で復活。その後も痛みがあるのか、たまにうーうー唸りながら股間を舐めている。
それが関係しているのかわからないけれど、体重がずいぶん軽くなって、背中を撫でると骨っぽい感触になった。元々太り気味だったので、身軽になって、股間の痛みが軽快してからはむしろ以前より元気に走ったりジャンプできるようになった。
幸い股間の痛みは自力で治したようで、今は元気にしている。
デルタが弱っている隙になんとか自分の方が立場が上だということをわからせようと必死なのか、デルタの退院後しばらくは顔を合わせれば威嚇して攻撃するような感じで、隔離しておく必要があった。
4月になってようやくデルタも反撃する元気が出てきたようだけど、ピートは手加減なしに噛み付いたり引っ掻いたりして怪我をしそうなので、留守にするときは今も隔離を継続している。
ピート自身は相変わらず夜中に人を起こして回ってお湯を要求したりする。だいたい毎日夜中1時から5時の間に2回から3回は起こされてお湯を飲ませている。そして昼間はピートだけスヤスヤ寝ている。
なんとかデルタとの関係を改善というか、少なくともスルーしてくれるようになるとだいぶ安心なんだけど。写真はデルタが結石で不調になる前のもの。
デルタが近くにいないときはゴロゴロと甘えて、やはり一種のやきもちなんだろうな、とは思う。かんなさんもしばらくデルタにかかりきりだったし。ただ、同じ甘えたい、構ってほしい、という気持ちに対して、ピートは「北風作戦」、デルタは「太陽作戦」というアプローチの違いがあり、比べるとやっぱりデルタの方が甘え上手。
前から書いているけれど、デルタと違って病気をしても動物病院に連れて行くのは難しいので、今後心配な場面が増えるかもしれない。覚悟というか気持ちの整理はとても難しいけれど、それも含めての家族ということなんだろうな。
【過去記事】
タグ:猫