アマチュア無線(ハムフェア2025)
イベント参加についてはブログにほとんど書いていなかったけれど、ハムフェアへの参加は4回目。
初回(2019年)は一般参加で、かんなさんが一総通の対策音源の頒布目当てで行った。2023年からは県支部ブースのお手伝いとして出展者側でかんなさんと2人で参加するようになった。ただし土曜日の朝から15時頃までのスポットで。
今年は初めて2日間通して開会前から閉会後の片付けまで参加できた。
Xで参加していることを呟いたところ、日替わり通信術練習(モールス受信)ユーザーの方が何人かブースに来てくださり、アプリのおかげで一総通や国内電信級特殊無線技士に合格できましたとご挨拶を頂いたり、現在進行形で使っているとご報告を頂いた。ユーザから直接フィードバックを頂けるのはありがたいし、過分にお礼を言われて恐縮してしまった。
支部のご厚意で自作Scratchアプリの「モールス信号聞き取りゲーム」を展示して、来場者に遊んでもらうということを3年やっていて、今年も小学生からベテランOMさんまで遊んで頂くことができた。
自作系の展示や販売をされている方は同じだと思うけれど、ハムフェア会場で遊んでもらって、不具合や改善点が見えてきて、また改良したりアプリを作ろうというモチベーションに繋がる効果がある。
今回得た知見から次回までに改良したいのは以下の点。
- 見た目のとっつきやすさはそのままに、JavaScriptベースのWebアプリとして作り直したい。
- 関連して、欧文と和文の切り替えを簡単にできるようにする。
- 数字の追加
- ハイスコアランキング機能をつける。
- 長めのUSBケーブルまたはテーブルタップを持参する。
scratchのモールスアプリとしては世界一の完成度を誇ると自負しているけれど、scratchは原理的にネット接続が必須で、ハムフェア会場だとWiFiがなく、iPhoneのテザリングでつなぐんだけど、ブースから離れられないし、読込みに時間もかかる。お子様にも受け入れられやすい見た目は素晴らしいけれど、イベントで遊んでもらうならもっと軽い普通のWebアプリとして実装し直したいと思った。今なら生成AIのサポートを受けて移植もなんとかなるのでは、と考えている。
ブースの店番の合間に少し会場内を歩いたけれど、人気のブースは人だかりだし、メーカーのリグはそれほど興味がないので、何も買わなかった。もう少しいろいろなブースでお話をできたら良いと思うんだけど、無線でも電話はほとんどやらずに電信ばかりなので、何を話したら良いかよくわからない。もしかしたら自作アプリのチラシでも作ってCW関係のブースに営業して回れば良いのかもしれないけれど。
早速ChatGPTに協力してもらって、モールスききとりゲームのWebアプリ版を作ってみた。来年参加できそうならこれを遊んでもらおうかな。ChatGPTをはじめ生成AIはこの1年くらいでものすごく賢く使えるものになってきていて、もうコードをゼロからググりながら作るなんて時代には戻れない気がする。もちろんアプリの複雑さやプロンプトの書き方しだいで、一発で使えるアプリにはならないんだけど、「ここを直して」とか、「こう改良して」とかお願いすると根気よく直してくれる。2025年9月現在だと、無料プランでも長考モードが使えるようになっていて、これだとかなり「使える」と思う。