中古の3代目フィアットパンダ4x4(2015年式)を買って通勤や買い物に使い始めているけれど、予想よりもずっとクセの強いエンジンとトランスミッションで、気持ちよく走らせるのはなかなか難しい。そしてその分面白い。
まず、ドキドキ納車編で書いたように、低速・低回転数でポンポンシフトアップしていく乗り方。シフトチェンジの速度域はサンバーと同じくらいで、50km/hで5速巡航という感じ。最大トルクが1900min-1という低回転で出るので、2000min-1あたりを常用するイメージなんだけど、わかってはいてももう少し回したくなる。ちなみにロードスターは5000min-1、サンバーは3500min-1で最大トルク。
で、燃費には目を瞑って2速でちょっと踏み込むと、ちょっと遅れて猛然と加速。これがターボラグというものか。5000min-1くらいまで引っ張って3速に入れようとすると、ゲートに入らない。回転が落ちるのを待って合わせて入れてあげないとダメなのかも。この辺はもう少し慣れが必要。ただ、サンバーと違って実速度がけっこう速いので、あまり引っ張れる場面はないかな。1速だとローギアすぎてすぐにレブリミットに当たってしまう。
2速3000min-1付近の振動(ジャダー)も気になる。他のギアでは出ないし、アイドリングも静かなので様子を見ているけれど、有名なデュアルマスフライホイールの劣化だと嫌だなぁ。新車時の状態を知っていればわかるだろうけれど、中古車はこういうとき困る。買った車屋さんに相談もしてみたけれど、点検だけでもけっこう大掛かりになって、結局クラッチ交換してしまった方が良くなるとのことで、もう少し様子を見てどうしても気になるようならやりますか、ということにしてもらった。
コーナリングはショートホイールベースで腰高の割には安定していて、ぜんぜん不安感はない。まあ今まで乗っていたバネットバンが不安感しかなかったので、普通に戻っただけかもしれないけれど。ロードスターみたいに鼻先がスっと入る感じではないけれど、ハンドルを切れば切っただけ素直に曲がってくれるし、不安になるようなロールもない。
初回給油の燃費は、区間燃費計だと12km/L、満タン法だと11km/Lくらい。ガソリンのゲージが半分(4コマ消費)時点で200kmほどの走行距離で、給油量は18Lくらい。タンクは35Lなので、フルサービスのSSの人の給油加減を考えればそんなものかな。渋滞の通勤路含めての値なので、バネットバン(6km/L)に比べたらとても燃費が良くて助かる。ロードスター(10km/L)と比べてもけっこう良いんじゃないかな。ロードスターはハーフタンクで240kmほど走ったのでそれよりは給油頻度が高いけれど、バネットバン(同140km)に比べたらぜんぜん楽。
そういえばスペックや取説には明快に書かれていないけれど、ヒルスタートアシストが付いているみたいで、上り坂で停車しても下がらない。これは書くまでもなく当たり前の機能ということ?
パンダの納車直後に一週間ほど出張で、レンタカーのエクストレイルとフォレスターに乗ったけれど、静かだし乗り心地は良いし燃費も良い。でもお節介な運転支援機能やらハイブリッドやらがやっぱり好きになれない。出張中は安全第一なので支援機能はありがたいんだけど、帰ってきてパンダに乗って、この過剰な振動やアナログ感がやっぱり最高だと思った。
10年前に5000円ほどで買ったアクションカムで毎回足回り動画を撮っていて、今回も取り急ぎテスト撮影。もう少し画角と固定を工夫したいけれど、パンダは車高は高いもののカメラを取り付けられそうな場所がほとんどなくて苦労している。