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フィアットパンダ

フィアットパンダその後(購入後半年経過、外気温センサー故障)

中古のパンダ4x4を購入して半年経った(購入記)。オドメータは5.4万キロ。デュアルマスフライホイールの故障が直って調子が良かったけれど、今度は外気温センサーの値がおかしいことに気づいた。

梅雨明け直後で日差しが強く暑いのに、なぜか14℃と冬のような気温を表示している。表示だけの問題なら気にしなければ良いんだけど、どうやらオートエアコンの制御と連動しているようで、外気温が低い表示になると(実際には暑くても)エアコンの風量が絞られてしまう。オートを切ってマニュアルで温度を低く、風量を強くすればエアコンは効くので、やはりセンサーの問題のように思う。

しばらく観察して、一見それっぽい温度を表示しているように見える時もあれば、明らかにデタラメな温度を表示している時もあり、おかしい時は1分くらいで35℃から14℃まで変化して、オートエアコンの風量が最強から弱まで変わるとか、法則も何もなさそうで気まぐれな感じ。

購入したショップで早速見てもらったところ、外気温センサーは左ドアミラーの下部にあって、ヒートガンで温めたりスポットクーラーで冷やしてみても、表示は変化せず、むしろ温めると下がったりして、やはり故障ということで確定。

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ただ、外気温センサー単体では部品が出ないそうで、左ドアミラーASSYとして交換(5万円〜)になってしまうとのこと。車屋さんもさすがにそれはどうかと思うので、ヤフオクでセンサー単体が3000円くらいで出ているのでこれを買って持ってきてくれれば取り付けてみますよ、とアドバイスをくれた。最悪試してみてダメならミラーASSY交換することにして、早速ヤフオクで注文。品名は「外気温センサー フィアット アバルト プント グランデプント パンダ 71741017 735603615 温度計」。

ヤフオクを使ったのは何年ぶりだろう。業者が運営しているアカウントで、発送も迅速、個人情報のやり取りもヤフーがやってくれるということで、出品者に住所などを知られることもなく割と安心して取引できるものなんだと知った。個人出品だとまた違うんだろうけど。

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半年点検とオイル交換を兼ねてセンサーの取り付けをしてもらって様子見することに。これで治ればセンサー3000円、工賃7500円で済むのでラッキー。それにしてもイタ車は期待を裏切らずに壊れてくれて楽しい。

一週間ほど様子を見てみたけれど、センサー交換後は外気温が異常な値になることもなく、オートエアコンも正常に動いている感じ。

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  2025/08/02   gena

アマチュア無線(6m and Downコンテスト2025)

久しぶりに個人コールの移動運用。パンダに乗り換えてからは初めての無線になる。

昨年と同様に林道入口で師匠にアンテナをシェアして頂いて参加。

パンダ車内の運用方法を脳内シミュレーションした結果、前日にホームセンターと100円ショップで材料を買って助手席用のテーブルをDIY。パンダの助手席にはグローブボックス上にトレーがあって、トレーのフチがしっかりしているので、ここに金具を引っかければ強度は確保できそう。テーブルの天板はメッシュパネルというのかな。引っ掛ける収納に使う金網にして、ダイソーのデスクマットを敷いた。

体重をかけたりしてはダメだけど、ノートPCとパドルを置く程度なら問題なさそう。

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あと心配事としては、パンダが炎天下で長時間のアイドリングに耐えられるのか、そしてエアコンは効くのか。手放したバネットバンは、アイドリングしていたら二時間ほどで水温計が上がってきて、エンジンの熱がエアコンの冷風よりも暑くてオーバーヒートが心配で途中で断念した経験がある。

さらに今年は運用地のすぐそばで1ヶ月ほど前に熊の目撃情報があり、いろいろと緊張感のある移動運用となった。

パンダは意外にもエアコンはよく冷えて、車内が狭いこともあるんだろうけれど快適。アイドリングは2気筒独特のトコトコ音で、水温計も安定している。ただ、数時間して気づいたら警告灯が点灯している。師匠のアドバイスでボンネットを開けて放熱を良くしてあげたら、片付ける頃には警告灯は消灯していた。

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バンドの傾向や局数は昨年並みで、2mがやはり多かった。CQを出すと最初のうちはそこそこ呼ばれるけれど、すぐに頭打ち。呼び回りもカスカスの局には拾ってもらえず。430は聞こえる局には弱くても届く感じ。6mのEスポには遭遇できず。師匠は沖縄とできたとおっしゃっていた。タイミングしだいだし、たいていパイルになってしまうので難しい。

かんなさんも昨年同様にいつもの公園でモービルホイップで運用。局数は稼げないけれど、ゆるく楽しむならこちらの方が快適。

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アマチュア無線   2025/07/11   gena

中古車購入 フィアットパンダ4x4(クラッチ故障編)

クセの強いパンダだけど、1000kmほど乗ったらクセというにはちょっと心配になる症状が出始めた。オドメーターは5.2万キロ。購入時の記事にシフトの入りづらさについてはちょっと書いているけれど、最近はシフトが抜けづらい、入りづらい、バックギアに入れるときにギア鳴きが酷い、などの症状が頻繁に出るようになった。

シフトが抜けづらいのは特に1速で、2速も入りづらいために、1速で発進してクラッチを切っている時間に失速し後続車に追突されるんじゃないかと心配になるレベル。バックギアに入れるときのギア鳴きも、最初はちゃんと車が停止してからバックに入れれば鳴かなかったのが、最近は停車した状態からバックするときでも鳴るようになってしまった。これはさすがに診てもらいたいかな、と思い始めた。

そんな状態でゴールデンウィークに突入し、不安を抱えつつもパンダで新潟まで帰省。250kmほど高速道路を走って、区間燃費計は18km/Lまで伸びた。満タン法で16.5km/Lくらい。燃費については街乗りでも12km/Lくらいなので、ハイオクでもこのくらい走ってくれれば満足。あとはクラッチまわりの不安が解消できればいい感じになりそうだけど。

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と、帰省先の新潟で書いていたんだけど、帰路でいよいよクラッチ不調が顕著になってきた。1速が何度か入れ直さないと入らない・抜けない、2速も入りづらい、3速はゴリっと嫌な感触で入ったりギア鳴りしたり。バックはもうどうやってもギア鳴りするので、無視してギャーギャー鳴かせながら無理やり入れる感じ。

高速道路は乗ってしまえば6速固定で走れるのでなんとか大丈夫だった。追い越し加速とか上り坂も基本6速固定でOKなのは良かった。もちろんロードスターみたいにどこまででも加速していけそうなパワーではないけれど、必要充分。ただ、6速3000回転とかで巡航していてもずっとエンジンの振動が伝わってくる。前からこんな感じだったかなぁ。これもクラッチ不調と関係あるのかどうかは不明。

高速を降りて自宅まではもう騙し騙し走らせている、という感じで、基本2速発進でそれでも不穏な異音や振動がしている。なんとか自宅まで帰り着いて、すぐに車屋さんに連絡。ゴールデンウィークはお店は休みだけど、代車を用意してピックアップしてくれるとのこと。助かる。

というわけで、購入後3ヶ月で入院となったパンダである。さすがイタ車というべきか。

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修理中の代車は走行26万キロのプロボックス(4AT)。たばこ臭くて集中ドアロックもパワーウィンドウもないけれど、連休中の緊急対応だったことを思えば代車を出してもらえるだけでもありがたい。快適装備はエアコンくらいだけど、素直な挙動で乗りやすい。MTにしてタコメータ、キーレスくらい付けてくれたらこれで充分かも。だけど愛着が湧くかどうかで言ったら、やっぱりパンダかなぁ。あとバネットバンもそうだったけれど、古いプロボックスでおしゃれカフェとかレストランにはなんとなく入りづらい気がする。

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部品の入荷に思いのほか時間がかかり、代車生活は1ヶ月を超えて40日ほどに及んだ。プロボックスで大荷物を運んだり高速道路も走ったけれど、良い意味で「普通に乗れる車」だった。こういう車はトガったところがなく挙動が自然でまったく違和感がないので、乗っている時は特別なんとも思わないんだけど、別な変な挙動の車に乗った時に、「ああ、あの車はいい車だったんだな」と気付く。最近だとポロもそんな車だった。

パンダの具体的な故障箇所はインプットシャフトのベアリングとのことなので、つまりネットで検索するとたくさん出てくるデュアルマスフライホイール中心のベアリング破損。修理見積もりがいくらになるかちょっとビビっていたけれど、購入後間もない重要部品の故障ということで、保証扱いで無償でやってくれるとのこと。安い中古車なのに店側が赤字になってしまうんじゃないかと申し訳ない気持ちだけど、助かった。

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修理後はまずクラッチが軽い!そして2速3000min-1のジャダーも皆無。そして引っ張って繋いでもスムーズに入る!これが本来のフィーリングだったんだと驚き。購入時は違和感があっても「そういうものなのかな?」と乗っていたので、やっぱり中古の怖さはこういうところなんだと改めて思った。これならMT車としての楽しさが充分に味わえそう。

ネットの情報だとまた同じくらいの距離で再発するという人もいて、やや不安ではあるけれど、症状としては割と気付きやすいものなので、またおかしくなったら次は有償で修理してもらおう。

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  2025/06/15   gena

中古車購入 フィアットパンダ4x4(特性把握編)

中古の3代目フィアットパンダ4x4(2015年式)を買って通勤や買い物に使い始めているけれど、予想よりもずっとクセの強いエンジンとトランスミッションで、気持ちよく走らせるのはなかなか難しい。そしてその分面白い。

まず、ドキドキ納車編で書いたように、低速・低回転数でポンポンシフトアップしていく乗り方。シフトチェンジの速度域はサンバーと同じくらいで、50km/hで5速巡航という感じ。最大トルクが1900min-1という低回転で出るので、2000min-1あたりを常用するイメージなんだけど、わかってはいてももう少し回したくなる。ちなみにロードスターは5000min-1、サンバーは3500min-1で最大トルク。

で、燃費には目を瞑って2速でちょっと踏み込むと、ちょっと遅れて猛然と加速。これがターボラグというものか。5000min-1くらいまで引っ張って3速に入れようとすると、ゲートに入らない。回転が落ちるのを待って合わせて入れてあげないとダメなのかも。この辺はもう少し慣れが必要。ただ、サンバーと違って実速度がけっこう速いので、あまり引っ張れる場面はないかな。1速だとローギアすぎてすぐにレブリミットに当たってしまう。

2速3000min-1付近の振動(ジャダー)も気になる。他のギアでは出ないし、アイドリングも静かなので様子を見ているけれど、有名なデュアルマスフライホイールの劣化だと嫌だなぁ。新車時の状態を知っていればわかるだろうけれど、中古車はこういうとき困る。買った車屋さんに相談もしてみたけれど、点検だけでもけっこう大掛かりになって、結局クラッチ交換してしまった方が良くなるとのことで、もう少し様子を見てどうしても気になるようならやりますか、ということにしてもらった。

コーナリングはショートホイールベースで腰高の割には安定していて、ぜんぜん不安感はない。まあ今まで乗っていたバネットバンが不安感しかなかったので、普通に戻っただけかもしれないけれど。ロードスターみたいに鼻先がスっと入る感じではないけれど、ハンドルを切れば切っただけ素直に曲がってくれるし、不安になるようなロールもない。

初回給油の燃費は、区間燃費計だと12km/L、満タン法だと11km/Lくらい。ガソリンのゲージが半分(4コマ消費)時点で200kmほどの走行距離で、給油量は18Lくらい。タンクは35Lなので、フルサービスのSSの人の給油加減を考えればそんなものかな。渋滞の通勤路含めての値なので、バネットバン(6km/L)に比べたらとても燃費が良くて助かる。ロードスター(10km/L)と比べてもけっこう良いんじゃないかな。ロードスターはハーフタンクで240kmほど走ったのでそれよりは給油頻度が高いけれど、バネットバン(同140km)に比べたらぜんぜん楽。

そういえばスペックや取説には明快に書かれていないけれど、ヒルスタートアシストが付いているみたいで、上り坂で停車しても下がらない。これは書くまでもなく当たり前の機能ということ?

パンダの納車直後に一週間ほど出張で、レンタカーのエクストレイルとフォレスターに乗ったけれど、静かだし乗り心地は良いし燃費も良い。でもお節介な運転支援機能やらハイブリッドやらがやっぱり好きになれない。出張中は安全第一なので支援機能はありがたいんだけど、帰ってきてパンダに乗って、この過剰な振動やアナログ感がやっぱり最高だと思った。

10年前に5000円ほどで買ったアクションカムで毎回足回り動画を撮っていて、今回も取り急ぎテスト撮影。もう少し画角と固定を工夫したいけれど、パンダは車高は高いもののカメラを取り付けられそうな場所がほとんどなくて苦労している。

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  2025/03/20   gena

中古車購入 フィアットパンダ4x4(ドキドキ納車編)

納車待ち編からの続き。

MT車もサンバー、ロードスターに続いて3台目だし、イタ車といっても5ナンバーサイズの実用車ということで、運転についての心配は特になかった。

しかし、納車日に実際に走り出してみると、前2車とはぜんぜん違う特性なので驚いた。Youtubeである程度予習していた(引っ張って回して走るよりも、トルクを活かして早めにシフトアップする)とはいえ、想像するのと体験するのではずいぶん違う。常にベタ踏みの4気筒NAサンバーはもちろん、NCロードスターもNAなので、高回転まで引っ張ってシフトチェンジするのが気持ちのいい車だった。それに対してパンダは低回転のトルクがあって、心配になるような低速度でシフトアップインジケータにギアを上げろと促される。電スロのレスポンスは意外と良いけれど、音が低くて静かなのでブリッピングはちょっと慣れが必要かな。

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やや心配なのは2速3000min-1付近で振動が大きいこと。ジャダーというのかな。車屋さんが100kmほどテスト走行して問題なしと言っていたので、とりあえずそのまま乗ろうと思うけれど、ネット検索すると持病のデュアルマスフライホイールの故障事例が山ほど出てくるので、できれば早めに気付いて修理したいところ。今のところ特定の回転数範囲以外は静かなので、今後少しでも違う症状に気付いたら入庫の相談をしたいと思う。

走り以外の点では、やはりちっちゃくてかわいいなと。パンダという車名からしてもうかわいいんだけど、今どきの国産車に多いイカついグリルとかつり目のライトがどうしても好きになれない身としては、パンダのデザインはとても良いと思う。後席とラゲッジは最小限ではあるんだけど、ちゃんと大人が座れるし、やはりリアドアがあると手荷物を積むのに便利。ただ、運転席はロードスターよりもタイトで、収納も少ない。足元は一応フットレストもあるんだけど、クラッチを余裕で踏み込めるシートポジションだとかなり窮屈。

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純正オーディオはメーターのマルチインフォメーションディスプレイと連動している。のは良いとして、機能は最小限。AUX(外部入力)があるのかと思ったら、機能はあるけど端子が省略されているらしく、今のところCDかラジオしか聴けない。センターコンソールも小さく場所がないので、mp3のCDを焼く(時代を感じる表現)のが一番スマートかなぁ。

ちょっと面倒だと思ったのが純正ETC車載器。アンテナと本体が一体式でフロントウィンドウに取り付けてあり、ETCカードを入れると1/4くらいハミ出てしまう。これだとカードが挿さっているのが車外から丸見えで防犯上良くない。都度カードを抜けば良いんだけど、料金所でカードを挿すのを忘れて停められる未来が見える。

納車当日の感想はこんなところかな。とにかく予想通りクセ強の車だけど、少なくともバネットバンよりもずっと運転していて楽しいし、見た目も気に入った。ロードスターのようなわかりやすいカッコ良さではないけれど、なんとも言えない愛着が沸くかわいらしさがある。運転に慣れてきたらまたレビューを書きたいと思う。

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  2025/03/01   gena

中古車購入 フィアットパンダ4x4(納車待ち編)

9ヶ月に及ぶNCロードスター・バネットバンの後継車選びは、最終的には最初に挙げた候補車の中からパンダ4x4(2015年式)に決まった。

決め手としてはもちろんオートオークションで予算内で落札できたということが全てなんだけど、外観も内装も比較的キレイで、気になる匂いもなく、タイヤ・バッテリーは2023年に交換済み、車検残が1.5年あってお得だったということもある。

また、パンダ4x4の正規輸入車はほとんどが限定車で見分けるのが難しいけれど、この2015年式のコンフォートは、通常は付かないオートエアコンとリアのプライバシーガラスが限定車特別装備となる。さらにポータブルナビがキチンと付いていたのもポイントが高い。

候補車にパンダ4x4を入れていた理由としては、MTでコンパクトだけど5ドアで実用性もあり、ツインエアエンジンが独特で面白そうだと思ったため。2020年にパンダクロスの限定車をフィアットディーラーに見に行ったことがあって、その時はMTの試乗車がなくて2ペダルMTのパンダイージーに試乗させてもらった。その印象も悪くなかった記憶。

MTで楽しく実用的というだけなら国産にもマツダ車をはじめとしてスイフトスポーツなどもあるんだけど、ドイツ車(ポロ)、フランス車(プジョー2008)と乗ってきて、やはり人生一度はイタリア車も経験してみたいという思いもあった。車屋さんも「どうせなら輸入車の方が楽しいと思って探しました」とおっしゃっていた。これでとうとう夫婦でイタフラ車という変態家族になってしまった。

納車前の時点で心配なポイントとしては、ツインエアエンジンの持病とされるデュアルマスフライホイールのクラッチが早晩壊れそう(購入車は交換歴なし)。あと現車確認で判明したイタ車あるあるのドア内張の剥がれ、あとはガソリンがハイオクでタンクが小さい(35L)のがちょっと微妙かも。軽自動車よりちょっと大きいくらいのサイズしかないのでバネットバンと比べたらぜんぜん荷物は乗らないだろうけれど、まあロードスターと比べたらマシなんじゃないかな。

【2015 フィアット パンダ4X4 コンフォート】

  • 車両型式:ABA-13909
  • トランスミッション:6MT
  • 駆動方式:フルタイム4WD
  • 全長x全幅x全高(mm) 3685x1670x1615
  • ホイールベース(mm) 2300
  • 最低地上高(mm) 150
  • 車両重量(kg) 1130
  • 乗車定員 5

エンジン

  • 種類 直列2気筒8バルブICターボ
  • 形式 312A2
  • 圧縮比 10
  • 総排気量 875cc
  • 使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
  • 燃料タンク容量 35L

性能

  • 最高出力 85ps(63kW)/5500rpm
  • 最大トルク 14.8kgm(145Nm)/1900rpm
  • パワーウェイトレシオ 13.3kg/ps
  • 燃料消費率JC08モード 15.5km/L

動力伝達・走行装置

  • タイヤ 175/65/R15
  • ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
  • ブレーキ後 ディスク
  • サスペンション前 マクファーソンストラット
  • サスペンション後 トーションビーム

ドキドキ納車編に続く

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  2025/02/23   gena

次期クルマ選び(NCロードスターとバネットバンから買い替え 後編)

冒頭の写真は大寒波にちょうどぶつかってしまった根室出張の車内から。この時はフォレスターをレンタルしていて助かった。雪国に住んでいたらフォレスターのMTを指名買いしていたかも。

ということで次期クルマ選び前編からの続き。

候補車から軽自動車は除外としたけれど、なかなか車が見つからないとつい、N-VANあたりなら6MTで楽しそうだしトランポにもなるしどうかなぁ、と思うことも多く、そのたびに、いやいや軽は除外と思い直す日々。

次の紹介車両は2012年式のジュリエッタ。クアドリフォリオヴォルテというFFターボのハイパフォーマンスモデル。18インチホイールとか、もし買っても維持が大変そうだな、と思っていたら、現車確認した車屋さんから、ちょっと状態が微妙なので入札は見送りたいとの連絡。落札が予算内だったとしても、結局納車整備で部品交換や修理をしたら予算オーバーになりそうだったという感じかな。

続いてはカングーの紹介が2台。2代目(デカングー)の1.6LガソリンNAの5MT。1台は良さそうだったんだけど、相場より高いという車屋さんの判断で見送り。もう1台はカラーリングが好みでなかったのでこちらも見送り。

バネットの車検直前に駆け込み的にパンダの出品が2台あったけれど、競り負けたり不具合のある車両だったりとなかなか難しい。

ロードスターが不動になるのが心配と相談したら、下取り前提であれば預かりますよ、と言ってくれたので、最後にドライブをしてお別れすることに。2ヶ月ぶりくらいにエンジンをかけたけれど、一発始動で快調。空気圧だけはちょっと抜けていたので補充。100kmほどオープンでかんなさんとドライブして、ロードスター同士のヤエー納めもできたし満足。やっぱり気候の良い時にドライブするには最高のクルマだった。

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バネットは車検満了当日に入庫させてもらって、一週間は代車生活。車検はとりあえず通すだけ、という感じで費用を抑えてもらい、引き続き車を探してもらうことにする。

車検を通した後は車屋さんもちょっと時間の猶予があると思ってじっくり探すモードになったようで、しばらくオークション出品車の紹介は途絶えた。こちらはまあ別に困らないんだけど、バネットはいつでも手放せるように無線機を取り外したり荷物を下ろしたりしてしまったので、ちょっと不便。

年末も押し迫って、12月26日出品のオークションで久しぶりの車両紹介。シトロエンDS4のスポーツシック。写真では状態が良さそうだし、装備の割に予算より安く収まりそうなので詳しく見てもらうことにした。入札直前まで行ったけれど、車屋さんがよくよく見たら、エアコンに不具合がありそうとのことで、落札できても修理費分が+10万くらいで割高になってしまうということで車屋さん判断で見送り。アルファのクアドリフォリオほどスパルタンな車でもなく、街でも見かけないレア車なので良いかなと思ったんだけど。

年が明けて2025年。またしばらく出物がなく、ちょっと範囲を広げて探すことにして、国産四駆のMT車も候補に加えてもらうことにした。例えばフォレスターとかCX-3など。物価高騰が中古車市場まで及んでいることも考えて、予算も増やした方が良いかもね、とかんなさんとは会話。

1月もそろそろ終わりという頃になって、久しぶりに車両紹介。パンダの限定車。パンダ4x4は通常マニュアルエアコンなんだけど、この限定車はパンダクロスと同じオートエアコンが奢られている。ポータブルナビも付いて、状態も良さそうなのでまた競り上がって断念というパターンかな、と思っていたらなんと落札できたとの連絡。今まで全然決まらなかったのがウソみたいにあっさり決まってしまい、ちょっと拍子抜け。まあオークションはそんなものなのかもしれない。

いろいろあったけれど、結局は最初に挙げた候補の中で見つかって良かったかな。パンダ4x4はフライホイールに持病を抱えているという情報も多く、その点は心配だけれど、900cc2気筒エンジンのイタ車というクセ強感が他にない魅力で、しかも5ドア5人乗りで500より実用性もあるということで気になっていたクルマ。果たして運転は楽しいのか、どんなトラブルが起きるのか、今から楽しみ。

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  2025/02/16   gena