今年もクラブコールで全市全郡コンテストに参加。COVID-19の第5波の緊急事態宣言が全国一律で解除された直後の開催だったけれど、宴会や宿泊は控えてコンテストに集中。
私はこの一年でクラブ局運用にもだいぶ慣れてきて、直近のXPO&AIコンテストでほぼ最適化できた感じ。具体的にはPCキーイングをクラブ局でも使えるようにして、7MHz CWでコンディションが良ければ50QSO/hr以上のレートで交信し続けられるようになった。
ただ私は夜は寝てしまうので、21時の開始から翌朝までは1.9と3.5MHzを他のメンバーにお任せ。私は朝8時過ぎから手付かずの7MHz CWで昼までと、午後は14、21、28、50、144を少しずつ。16時からは開きつつあった3.5MHzを18時頃まで。
一番稼げたのは7MHzで、163QSO。3時間半の運用だったので、レートは46QSO/hrほどと、いまいち伸びなかった。バンド内が混み合っていて混信が多かったのと、コンディションもあまり良くなかったかも。3分くらい呼ばれなかった時間がけっこうあった。
心配だった長いコンテストナンバーの聞き取りは、ノイズや混信がなければ意外とすんなり取れた。ただ数字の略体を混ぜて送られると混乱するかも。A=1、O=ゼロあたりはこちらも身構えているので大丈夫だけど、何局かU=2、N=9を混ぜて打ってきた局がいた。あと、取れたと思ってもミスコピーしていて、TUを打った後にCTESTWINでエンターで確定しようとしたら、「該当するマルチがありません」で弾かれるパターン。こうなるとどうやってもログが入らない(※)し、次の局はすぐ呼んでくるし、最初にやってしまったときはパニックで、結局後から呼んできた局を完全無視してしまった。この後はメモ用紙を手元に置くようにして、NR不正で弾かれた局はとりあえずメモ用紙に手書きしておいて、次の局を対応しつつ、CQを出している間にネットで総痛の検索をしてQTHを確かめて入力していた。そんな局が3局ほどあったかな。
※マニュアルを読んだら、マルチ不正でもCtrl+Enterで強制的に入力できるみたい。これは覚えておきたかったなぁ。スルーしてしまった局には大変申し訳ないことをした。
最終的にクラブ局全体としては500QSO以上で新記録。SSBで参加したメンバーもいたけれど、コンテストに慣れておらず1局交信するのに5分とか10分かかっていて、CWと比べるとどうしても効率が悪い感じ。ただSSBにしか出ない局も多いだろうから、マルチのためには必要かも。
クラブには今のところCWでコンテストに出られるメンバーはベテラン1名と、私とかんなさんしかいない。新しいメンバーがCWを覚えてくれる見込みもないし、難しいところ。自分たちは引退されたベテランOMさんからCWの面白さ、楽しさを教えてもらったけれど、自分はそれを後進に伝えることができていないということだよなぁ。
【過去の全市全郡コンテストの様子】 2020年,2019年(不参加),2018年,2017年,2016年(不参加),2015年,2014年,2013年,2012年