ロードスターNCその後(ショックアブソーバ交換) 前編
中古のロードスターNC1(2006年式)は購入後そろそろ4年。年末の記事にも書いたけれど、車高の低さからくるネガ要素(段差通過時のひどい突き上げ等)が不満で、車高が高く無線趣味にも使いやすいバンやSUVを検索していた。
一方で、こういう趣味車は手放すと後悔しそうな気もしていて、事実サンバー(KV3)を手放してしまったのは今でも少し後悔している。
そもそも、ディーラーで純正と言われて買ったのになぜこんなに車高が低いのかと、ジャッキアップして足回りを見てみた。ら、なんかゴムの部品がちぎれている。走行距離は7万キロちょっとだけど、さすがに15年無交換では劣化もするか。ちなみにショックアブソーバとスプリングは素人目には純正に見える。単純にヘタって車高が下がるものなんだろうか。
ゴム部品の劣化が直ちに問題になるかどうかわからないけれど、近所のショップで見てもらった。この機会に中古車購入とか整備とかをお願いできるショップと関係を構築する目的もある。ちなみにかんなさんがプジョー2008の整備をお願いしているショップ。
聞くと、ショックアブソーバのゴム部品の劣化で車検に通らないということはないとのこと。また、ゴム部品だけを交換するというのは通常(部品代の割に手間がかかるので)やらず、ショックアブソーバ交換などと同時にすることが多いとのこと。
リフトで上げてもらうと、自分で見た場所以外のゴム部品もことごとく朽ち果てていた。ただ、サスペンションのガタ付きなどはなく、純正ビルシュタインのショックアブソーバ自体にはオイル漏れもなさそう。ただ経年でヘタっているのかも、とのことだった。
いろいろ相談も聞いてもらえて、確かに今手放すのはもったいないかもですね、ということでまずはショックアブソーバ交換の見積もりをしてもらうことに。ちなみに以前ディーラーで足回り一式を純正品で交換した場合の見積もりは取っていて、このときは工賃込みで24万くらいだったと思う。RSの純正ビルシュタインは高い。ということで、今回は純正品と、社外品も見積もってもらうようにした。この辺はディーラーよりも頼みやすい感じ。リフトで上げている様子とかも写真を撮らせてもらえたし、ディーラーだとこういうことがなかなかできない。
ショックアブソーバとゴム類一式で、純正ビルシュタインだと工賃込み20万、テイン製(EnduraPro)だと同14万の見積り。やっぱり純正はお高いということで、テイン製でお願いすることにした。15年落ちの純正ビルシュタイン+ボロボロゴム類よりは新品テイン製+新品ゴム類の方がマシでしょう、という判断。
ネットで調べると純正ビルより安い価格で車高調整や減衰力調整ができるショックアブソーバもラインナップされているけれど、まあ凝り出すとこういうのはキリがない。目的はあくまでも(1)純正新車時の車高の回復、(2)段差通過時の突き上げ衝撃の緩和、ということで進めてもらうことにした。
【後編に続く】