SF本読了 老神介護
「老神介護」(劉慈欣)を読了。Kindle版。
面白かった。相互に関係のない短編なのかなと思ったら、大きく3つの物語の連作短編という感じだった。それがまた良い味を出している。しかも白亜紀往時は長編版もあるのか。この恐竜と蟻の寓話をどのように長編化しているのか気になる。
めちゃくちゃ金のかかる壮大なプロジェクトをバンバン実行する描写って、やっぱり国の景気を反映しているのかなと思ったり。
【収録作品】
- 老神介護
- 扶養人類
- 白亜紀往事
- 彼女の眼を連れて
- 地球大砲
「老神介護」(劉慈欣)を読了。Kindle版。
面白かった。相互に関係のない短編なのかなと思ったら、大きく3つの物語の連作短編という感じだった。それがまた良い味を出している。しかも白亜紀往時は長編版もあるのか。この恐竜と蟻の寓話をどのように長編化しているのか気になる。
めちゃくちゃ金のかかる壮大なプロジェクトをバンバン実行する描写って、やっぱり国の景気を反映しているのかなと思ったり。
【収録作品】
購入後半年経ったGSX-R125は走行距離4800kmほど。3000kmの中古を買ったので、自分で走ったのは1800kmくらい。足に使っているわけではないのでそれほど距離は伸びない。
梅雨に入る前にやってみたかったのがオイル交換。趣味のバイクなので、簡単なメンテナンスくらいは自分でできるようになりたいし、勉強しながら整備すれば愛着も湧くというもの。本当はロードスターとかも自分で整備できたら良いんだけど、さすがに四輪は設備や工具を準備するのも大変だし、うまくいかなかった場合のダメージが大きい。その点原付(二種)ならなんとかなるのではないか。高校生のときはスクーター(2スト)のオイルを補充したりしていたし。
YouTubeでGSX-R125のメンテナンスを解説してくれている親切な人の動画をいくつか見て予習した上で、Amazonで必要な部品の調達。ありがたいことに車種別にオイルフィルターやドレンワッシャー、Oリングなどのセット品が売られているので、これを買えば間違える心配はない。
デイトナ(Daytona) バイク用 オイルフィルター Oリング ドレンワッシャー GSX-R125/S125 等 オイル交換パーフェクトセット 30973 通しNo:S-59
オイル自体はスズキ純正のエクスターが良いと思うんだけど、缶入りなので処分のことを考えるとちょっと面倒。検索するとモチュール300Vという高級オイルを入れておられる方がいる。これはプラ容器で良さそうだけどかなりお高い(1Lで3000円強)。エクスターなら高級版のR9000でも1L2000円弱。それでも缶ゴミを捨てる面倒さを考えて、モチュールを選択。まあけっこう高回転まで回すし。
あとは同じゴミ処理の理由で、廃オイルを処分できるポイパックを購入。廃オイルはスタンドなどでも引き取ってもらえるらしいけれど、廃油を溜めて持っていくのがそもそも面倒くさい。金で時間を買う考え方。初老の身には時間が貴重なのだ。
エーモン(amon) 新型ポイパック 廃油処理材 吸収力・保持力アップ 2.5L 可燃ゴミとして処理が可能 8813
工具は結構悩んだ。ドレンボルトは14mm、オイルフィルタのフタのボルトが8mm。手持ちのメガネレンチとソケットもあるけれど、動画を見るとトルクレンチで規定トルクで締めましょう、と言っている。まあそれはそうだろうけれど、まともなメーカーのトルクレンチなんて買ったら2万円近くする。一応国産の14mmメガネレンチ(1.6千円)だけ買って、緩めるときの固さを確かめてみて、これはトルクレンチがないと難しい、となったら購入を考えることにする。
作業はガレージ(コンテナ)内で。梅雨入り前の日差しのきつい日だったけれど、コンテナは断熱材も入っていて割と快適。サイドスタンドでもできるみたいだけど、作業性やオイル量の確認のためにバイクは垂直に立てたい。ということで、トランポで使っていたフロントのホイールクランプで自立させてやってみた。
交換前のオイルゲージはこんな感じ。真っ黒で何も見えない。Fよりたくさん入っている?
5分ほどアイドリングで暖機している間に廃油受けをセット。エンジンを止めてメガネレンチでドレンボルトを緩める。なんか想像していたより全然緩くて、これならトルクレンチなしでも締め付け過ぎさえ気を付ければ大丈夫なんじゃないかな。外すときに手が滑ってボルトが廃油の中に落ちてしまって、綿のような吸収体を手探りしながらなんとか救出。
バイクを傾けたり揺すったりして古いオイルをできるだけ出し切る。ちょっと床が汚れてしまった。けっこう長いこと放置してもポタポタと落ち続けるので、時間を取れるときにのんびりやるべきかも。私はポタポタが続いているときにドレンボルトを入れてしまった。オイル交換セットに入っていた新しいドレンワッシャーを使う。
締め付け過ぎないように、だけどドレンワッシャーが少し潰れる抵抗を感じるくらいのところまで締め付けてみた。
次はオイルフィルタの交換。フタのボルトはこちらは意外と固めに締付けられていた。ただ短いレンチでも回せるレベルなので、そんなにギュウギュウではないという感じ。Oリング2個(フタ側と本体側)を交換。
フィルタの交換時に、オイルが垂れても良いようにウエス(ショップタオル)でカウルを養生しておく、というのは確かに良いアドバイスなんだけど、垂れてくる量が想像以上で、結局アンダーカウルまでオイルが垂れてしまって掃除が大変だった。何事もやってみないとわからないなぁ。オイルフィルタの交換時はサイドスタンドを使って左側に傾けておいた方が、オイルが垂れなくて良いかも。
最後に新しいオイルを入れる。モチュールの容器は注ぎ口と残量がわかる目盛りが付いているのも便利。ただ、注ぎ口は給油口に入る太さではないので、漏斗かオイルジョッキがあった方が楽かも。今回はゆっくり慎重に注いだ。
ある程度入れたところで、エンジンをかけて短時間アイドリングさせてオイルを回す。あとはオイルゲージを確認しながらちょうど良いところまでオイルを入れる。最終的には1.3Lちょっと入った。オイルフィラーキャップのOリングも交換。
あとはこぼれたオイルを掃除したり、漏れがないことを確認して完了。ここまででだいたい1時間くらいの作業。あとはオイル交換インターバルのタイマをリセットして、問題がないかどうか試運転。短時間の試運転ではフィーリングの違いはあまり感じなかったけれど、多少スムーズにはなったかも?という程度。
初めてDIYでオイル交換をやってみて、まあ最初にしては上出来ではないかと自分では思う。反省点としては、フィルタ効果時のオイル垂れの対策をもう少ししっかりやるべきだった。あと、トルクレンチは無理に買う必要はないけれど、リアスタンドは欲しいかな。リアスタンドも1万円くらいするので、優先順位を考えてそのうち手に入れたい。
「宇宙の果てのレストラン」(D.アダムス)を再読了。Kindle版。
内容はすっかり忘れていたけれど、読んでいるうちに「ああ、そういえばこんなお話だったっけ。」と思い出してきた。
初読の後に銀河ヒッチハイクの映画(2005)のDVDをレンタルして観て、そのイメージ(特にマーヴィン)が強烈だったと思う。映画はもう一回観ても良いかな、と思うけれど、小説はどうかなぁ。今読むとそこまでめちゃくちゃ面白いという感じでもない。
Apple Watch Series7を買って2年経った。
2年目もスポーツジム通いは継続しているけれど、1年目ほど熱心には通っておらず、二輪の教習所通いの期間は休んだし、もちろん体調を崩したときも休んでいる。体重と腹囲はほどほどのところで維持できているので、このまま続けられれば良いかな。辛い思いをしてまで通うのもメンタルに良くないので、行きたいと思うときに通えば良いかなと思っている。
Apple Watchの話だった。2年目も特筆すべきことはなく、毎日着けているし、あって当たり前の生活になっている。バンドは純正ソロループはやめて、サードパーティ製の長さ調整のできるシリコンラバーバンドにした。価格は純正の1/3以下で、安っぽいけれど機能的な不満はない。これがダメになったら純正の長さ調整できるスポーツバンドにしようかな。
だいぶ前のアップデートで睡眠の質(覚醒/レム/コア/深い)までわかるようになったのは良かった。これを見てどうこうするわけではないけれど、単純に記録として面白い。
AppleWatchというよりはGoogleの機能だけど、GoogleMapで位置情報の記録を許可しておくと、何時から何時までどこにいたという記録がすべて残る。もう27年ほどパソコンで日記を書いているけれど、都度スマホで日記を入力できなかったときに、後から「あそこには何時頃に着いたんだっけ?」みたいな振り返りが簡単にタイムラインからできるようになっている。
バイク(GSX-R125)に乗っていると、音がうるさすぎて耳を悪くするという警告が出る。フルフェイスのヘルメットを被っているので実際は問題ないんだけど、やっぱりバイクの音って純正マフラーでもうるさいんだなと実感。
バッテリーの持ちは2年経っても目に見えるような劣化は感じないけれど、バッテリーの状態を確認すると最大容量は89%と、11%の劣化。このくらいなら許容範囲かな。朝充電しておけば夜までは充分に持つ。
生活のいろいろがAppleのデバイスに依存していて、デバイスの老朽化と円安によるアップル製品の価格高騰が相まって買い替えをどうするかが悩ましい。MacBookPro(2015モデル)、iPad(2018モデル)、iPhoneXR(2018モデル)、AppleWatch(2021モデル)を使っていて、MacBookProは再度バッテリーが膨らみ始めているし、iPad(32GB)は空き容量不足が深刻で、それぞれそろそろ買い替えたいところだけど、高い。
中古のマツダロードスター(NC1, 2006年式)を買って7年経った(購入記)。走行距離は9万キロ。
2023年11月にトランポのバネットバンを買って以降は、これをメイン車にしていて、ロードスターは屋根付き駐車場をお借りして晴れた週末にたまに乗る程度で稼働率が下がってしまった。
で、たまに乗るときにエンジンからのカラカラ音が気になって診てもらったら、ベルトオートテンショナのガタということで、部品交換してもらった。
冬の間はほとんど乗れず、久しぶりに乗ろうと思ったら案の定バッテリーあがり。たまたまジャンプスターターになるポータブル電源(SG-3500LED)のバッテリーを交換したばかりだったので、すぐにつないでエンジンをかけることができたけれど、乗る頻度が少ないとどうしてもこうなるよなぁ。
それ以降は毎回バッテリーのマイナスケーブルを端子から外すようにしている。これで1か月放置くらいでは大丈夫になったけれど、ECUやらトリップメータやらラジオのプリセットが毎回リセットされてしまい、アイドリングは安定しない(10分間アイドリングで放置すれば再学習する)し、ボンネットを開けて毎回バッテリーの端子を付け外しするのも面倒。
ゴールデンウィークが明けて天気のいい日に乗ったら、またエアコンの効きが弱くなっている。ということで恒例のガス補充をしていただいた。2018年に買ったタイヤもそろそろ交換時期だし、近いうちにやらないといけないメンテナンスとして、幌張替え、タイヤ交換、エアコン修理と、なんだかんだで30~50万くらいはかかりそう。
何よりロードスターに乗って気持ちのいい日はバイクで走りたい日でもあるわけで、バイクガレージを借りてバイクに乗りやすくなったことだし、ロードスターとバネットバンを下取りに出して、雨漏りの心配がなく多少荷物も積めるMT車に乗り換えることを検討し始めたところ。
「銀河ヒッチハイクガイド」(D.アダムス)を再読了。Kindle版。
文庫版でシリーズ全部読んでいるけれど、探し出すのが面倒なので電書版を買い直した。記録を見たら初読は2012年だった。
SF読みの基礎知識的な本ではあるけれど、まあそんなにハマるか、っていうとそうでもない感じ。シリーズ全部再読するかどうかはちょっと考え中。