捨て猫出身のピートは20歳1ヶ月で虹の橋を渡りました。
同僚ネコのデルタを見送って、無事に20歳の誕生日を迎えたものの、その後目に見えて弱ってきた。デルタとは付かず離れずの関係ではあったものの、一緒にいることで張り合いというか若さを保っていたという面があったのかもしれない。
後ろ脚がうまく動かせなくなって、ケージの中で寝ている時間が長くなり、決定的だったのは便秘で、気づいたら二週間くらい出しておらず、マッサージをしたりいろいろやってみたけれど、踏ん張ることができずなかなか厳しかった。もしかしたら下半身に何か病気があったのかもしれない。
それでもピートの動物病院には絶対行きたくないという意思を尊重して、自宅で見守り。水は飲むものの食べ物はほんど口にしなくなり(出してないから当然なんだけど)、オホーツクやマグロ・鯛の刺身を少し食べる程度になった。そんな感じになっても、毎朝の窓辺での日向ぼっこや、お風呂場での水飲み、段を登ってのケージ内の寝床とか、とにかくルーティーンを大切にするのがピート。
便秘が三週間くらいになって、さすがにお腹が張って苦しそうなのをかんなさんが見かねて、マッサージを頑張って排便に成功。だいぶすっきりできたんじゃないかな。ただ、その後はほとんど寝たきりになってしまい、シリンジで水分補給をする程度で、三日後にかんなさんに見守られながら息を引き取った。最後まで一生懸命おしゃべりをしてくれていたのがピートらしいかな。
とにかく初志貫徹で病院の世話にはならず、調子が悪くても自力で治して20歳まで生きたピートはすごいと思う。強く、優しく、習慣を守り、そして常にカッコ良く、名前をいただいたオリジナルピート(夏への扉)に負けないイケメンにゃんこだった。
2ヶ月で相次いでデルタとピートを見送って、20年間続いたにゃんことの生活が終わってしまいなんだか変な感じ。2にゃんを溺愛していたかんなさんのメンタルが心配。にゃんことの暮らしは楽しいけれど、可愛がれば可愛がるほど、お別れが辛くなるのは事実。寂しさに耐えきれずまたにゃんこをお迎えすることになるかもしれないけれど、今後20年面倒を見たら自分たちも70歳。最後までちゃんと面倒が見られるか心配だし、その辺をよく考えないといけない。
【過去記事】
ピート20歳, 19歳,18歳,17歳,16歳,15歳,14歳,13歳,12歳,11歳,10歳,9歳,8歳,7歳,6歳,5歳,4歳,3歳,2歳,1歳