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iPhone XRその後(iPhone16に機種変更)

iPhoneXRは購入後5年半経った。

ゲームとかするわけではないので、普段の使い方では問題ないんだけど、やはりバッテリーの持ちが悪くなってきたのと、連続して写真を撮っていると熱を持って動作が不安定になることがある。

今までもだいたい4〜5年で機種変更していたので、そろそろ良い時期。ただ、パンダのクラッチ故障で修理費がいくらかかるか不安だったので、機種変更は保留としていた。この度ありがたいことに販売店の保証で無償修理していただけたので、iPhoneの機種変更ができそう。

機種は一括購入することを前提に、オンラインで在庫ありのモデルから選ぶ。無印iPhone15は在庫なし。無印iPhone16は128GBが「予約受付中」、256GB以上のモデルは在庫ありになっている。あとはiPhone16eが在庫あり。自分の使い方だと16eで充分という気はしたけれど、無印16との価格差がそれほどないので、試しにiPhone16 128GBモデルをチョイス。「予約受付中」というのは高い大容量モデルを買わせるための罠と思われ、実際は注文した翌日に入荷・発送された。

あと、月額料金が従来はパケット使用量に応じて階段状に変わるプランで、普段はWiFiにつながらないところではできるだけ節約して月1GB未満に抑えているけれど、出張とか出先でどうしても使わないわけにいかない場面も多く、ちょっとだけ制限を超えて重課金されるとか、もちろんキャリア側としてはそれが狙いなんだけど、使いづらかった。5Gでも同様のプランはあるけれど、思い切って使い放題プランに移行。

端末が届いたらネットで回線切替の操作をして、30分経って新しい端末を起動するとeSIMが有効になっていた。あとはWiFiに接続してiOSのアップデート、iPhone同士ならデータやアプリの移行も端末同士で自動でやってくれる。プラスメッセージが最初使えない状態になっていたけれど、一度WiFiをOFFにしてキャリアにつないだら認証コードが来て使えるようになった。

あと、使い始めてもしばらく気づかなかったけれど、キャリアメール(ezweb.ne.jp)が届かなくなっていた。これは機種変更後にauのサイトでキャリアメールの初期設定が必要。

画面サイズは今までのiPhoneXRと同じ。物理ボタンが2つ増えているのと、画面上部のノッチがなくなったのが違いかな。いろいろとレスポンスは良くなっている感じはする。使い勝手については今後評価したい。

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パソコン・インターネット   2025/07/05   gena
タグ:iPhone

Apple Watch Series7 その後(3年経過)

Apple Watch Series7を買って3年経った。

おかげさまで購入のきっかけになった不整脈の方は落ち着いていて、たまにウォッチで心電図を計測できるので安心できる。

ベルトは昨年買ったエレコムのものを使っていて、金属部分がちょっと錆びてきたので買い換えたいところ。ただ純正は高いのでなかなかポチれないでいる。

特別なアプリは使っていないけれど、睡眠トラッカーやモバイルSUICAはやはり便利。通話が受けられる機能も、iPhoneを手元に置いていないときにはけっこう使っている。あとは(目覚まし)アラームは周りに音が聞こえずに自分だけ気付くことができるのでこれも便利。

という感じで、すでに「あって当たり前」の生活になってしまっていて、手放せない。今のところバッテリー最大容量は86%で昨年より微減。昨年は出張が多く、純正の充電ケーブルをいちいち外して持っていくのが面倒なので、サードパーティ製の充電器を購入した。充電速度は遅いけれど、まあ使える。

今後のアップデートで期待するのは、年齢的にやはりヘルスケア機能の充実かな。血圧、体温、あとは例えば手洗いに行った回数とかもトラッキング可能ではないか。ウォッチというよりはgoogleマップのタイムラインの方だけど、タイムラインの情報をAPIで取得して日記に自動入力するとかできればライフログがさらに充実しそう。一部そういう機能をもつ機種もすでにありそうだけど、ウォッチのマイクで拾った会話をすべて文字起こしして記録するとか、残したくない場合もあるだろうけれど、例えば特定のキーワードをつぶやけばそれを検出して残してくれるとかなら便利では。Siriでも可能なのかもしれないけれど、イマイチ思い通りに動いてくれない感じだし、Hey Siriで起動するのが面倒。

長期的にはiPhoneとウォッチの機能のうち表示・音系はメガネ(スマートグラス)に移して電脳コイルみたいな生活になったらいいな。

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パソコン・インターネット   2025/06/07   gena
タグ:AppleWatch

MacBookPro(Mid2015)その後 MacBookAir(M3 15-inch 2024を購入)

MacBookPro15インチ(Mid2015)のアップル整備済み品を購入して7年経った。リコールでバッテリーを一度交換してもらっているが、再度バッテリーが膨張してきていて、さすがに2回は交換してもらえないみたい。そもそも発売から10年経つモデルで、Appleシリコンですらないので、そろそろ潮時。

ただ、体感的にはあまり困っておらず、自作アプリの開発はブラウザとターミナルくらいしか使わないし、たまに動画を扱う時もFull HDレベルであり、凝った編集をするわけでもない。

ということで、私自身はまだ粘るつもりだったんだけど、かんなさんがバッテリーの膨張を見るに見かねて注文を入れてくれた。いつものようにアップル整備済み品から、メモリ16GBの条件で、自宅で使う機会がほとんどなので15インチモデルのMacBookAir(M3, 15-inch, 2024)をチョイス。整備済み品なので25%引きで15.3万円。

あとからよく考えたら、M2の13インチにして、差額の約5万をiPad(2018年製)を更新する資金に回せばよかったかも。Appleシリコンのモデルだと、サイドカーというiPadをMacのサブディスプレイにできる機能が使えるらしいので。多少画面が大きくなるよりも、2画面になった方が便利な気がする。

翌日には配達されて、セットアップ。起動して言語とWiFiの設定だけしたら、あとは移行アシスタントが全部やってくれる。移行元が古いMBPなのですんなりいくかどうか心配ではあった。2、3年で買い替えている人は問題になることはないんだろうけれど、私の場合毎回10年単位でモデルが違うし、CPUも違っているので、前回もちょっとトラブった気がする。

移行アシスタントの開始直後は残り15時間とか表示されて、これは途中で固まるパターンかな、と覚悟したけれど、すぐにスピードアップして、2時間もかからずあっさり完了。

起動したらThunderbird(メーラ)が「壊れているので捨ててください」とのエラーで、あ、これはもしかしてアプリは全滅か?とヒヤヒヤしたけれど、幸いThunderbirdをダウンロードしてインストールしたら、旧設定とメールもすべて引き継いで復旧。他のアプリもAppleシリコンネイティブのアプリでないものはダウンロードが必要みたい。普段良く使うアプリは問題なく起動。ブラウザのクッキーやらターミナルでsshの秘密鍵などもそのまま引き継がれているのは予想外で助かった。結局ほぼ何もせず移行が完了。拍子抜けというか、新しい環境でもまったく使い勝手が変わらず、悪く言えば新鮮味がない。

IntelからAppleシリコンに変わって加わった新機能では、iPhoneミラーリングが便利そう。Apple IntelligenceとSiriがどれだけ使い物になるか楽しみ。あとはファンレスなので静か。MacBookProもうるさいというほどではなかったけれど、Youtubeを見たりしているとファンの回転数が高くなることがあって、それがないというのはちょっと快適かも。パームトップが熱くなるということも今のところない。

カフェで広げるにはちょっと大きいかも。

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パソコン・インターネット   2025/05/31   gena
タグ:Mac

中古のLet's Noteその後(2年経過)と今後のパソコン計画

中古のLet's Note(CF-SZ5)を購入して2年経った。Windows10のEOLまであと1年。

今のところ持ち歩き用のパソコンとしては何も困っていないけれど、さすがにEOLになったらWin11の中古レッツノートに買い替えかな。それともEOL前後は中古価格が高騰したりするだろうか。

モバイル用途はそれでいいとして、問題は自宅で使っている母艦のMacBookPro15"(2015年モデル)。今のところセキュリティアップデートは続いているようだけど、それよりもまたバッテリーが膨張してきている。2021年にバッテリー膨張で交換してもらっているけれど、3-4年がバッテリーの寿命ということなのかも。

さすがに修理して使うには古すぎるし、かといって円安の影響もあってMacの新しいモデルは高いんだよなぁ。Appleの整備済み品を買う手もあるけれど、安いモデルはだいたいメモリ8GBで、今のMBPよりスペックダウンするような気がしてなんとなく嫌だ。Appleシリコンになってメモリ8GBでもパフォーマンスは問題ないとする向きもあるようだけど、こっちは一度買ったらまた10年近く使う算段なので、将来的に8GBで充分だとはちょっと思えない。しかし、初期投資が劇的に高くなってしまうのが悩ましい。

「パソコンはVPSにアクセスする単なる端末なので何でもいい」と書いてはみたけれど、Appleの囲い込みにまんまとハマって、iPhone, iPad, Apple Watchを使っている身としては、母艦としてのMacはないとやはり不安ではある。その程度の理由なら、とりあえず安い8GBのアップルシリコンモデルを買っておけという感じかなぁ。

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パソコン・インターネット   2024/09/14   gena
タグ:Windows , Mac

さくらVPSその後(CentOS7のEOL対応)

さくらのVPSは契約後そろそろ2年になる。面倒で何もせずに先送りしているうちにあっという間にCentOS7のEOLの日(2024.6.30)が来てしまった。

結局移行先のOSは何が最適なのかはっきりしない。さくらVPS公式サイトの初心者向け講座が改訂されることを期待していたんだけど、何もなし。検索した感じだとAlmaLinuxとRockyLinuxのどちらかで、AlmaLinux派がやや優勢か?という感じ。

とにかく日替わり通信術練習の日々更新を止めないことが最重要で、あとは自分用のWebアプリ(日記とメモ)はできればすぐに使えるようにしたいけれど、これは最悪自分だけの問題なので、しばらく止まるのは許容できる。

移行の手順は次のような感じだろうか。ここで抜け漏れが無いようにできるだけ考えておくことが大切な気がする。それでも「あ、あの設定が抜けてた」とか必ずありそうだけど。それでもちょっと考えただけでこれだけのステップがあるのかと呆然とする。

  1. レンタルサーバ上の日替わり通信術練習サイトにシステムメンテナンスのアナウンスを載せる
  2. 移行作業中のバックアップ環境であるラズパイを最新状態にする(pythonのライブラリをVPSに合わせる)
  3. 日替わり通信術練習の生成スクリプトの最新バージョンをgithubにプッシュし、上記ラズパイにクローン
  4. pythonのパッケージをラズパイに反映[※1]
  5. Xで更新状況をつぶやくbotも同様にクローン
  6. クローンしたスクリプトの動作をチェックしてちゃんと動くようにする
  7. VPS上のcronで日々更新を止める。
  8. ラズパイ上のcronで日々更新を開始。この時点でうまく動かなければいったん切り戻し。
  9. VPS上のデータやスクリプト、設定などをバックアップ
    • 日記アプリとデータ
    • メモアプリとデータ
    • Webサイト
    • ITマンションアシスタント
    • cron, incron
    • firewalldのblacklist IPファイル
    • クラウドドライブの設定 
    • WAFの設定エクスポート
    • 各種設定ファイルをとりあえずまとめてバックアップ /etc, /var
    • pythonの必要パッケージをバックアップ pip freeze > requirements.txt
    • pythonのバージョン:3.6.8
    • ラズパイにクラウドドライブをマウント
  10. VPSのOS(AlmaLinux9->AlmaLinux8)を新規インストール
  11. 環境構築
    • ssh設定(rootログイン禁止、ユーザ作成、公開鍵暗号)
    • Apache設定
    • クラウドドライブのマウント[※2、※3]
    • phpの設定[※4]
    • pythonの各種ライブラリインストール(日替わり通信術関係)[※5]
    • ドメイン設定(何もする必要がなかった)
    • 常時SSL化
    • メールサーバ設定(postfix)
    • CGI許可設定(httpd.conf)
    • chrome、WebDriverのインストール、設定
  12. バックアップファイルのリストア[※6]
  13. 新環境の動作確認。問題あれば対策
  14. 動作OKならcronの設定
  15. バックアップ環境のラズパイのcronを停止

【バックアップ環境の構築で困ったこと】

※1 Chrome WebDriverでちょっと苦戦。chrome-driver-binnaryが入らず。コメントアウトして、seleniumのバージョン相違を反映してfind_element_by_idを見直したらOKになった。

【OS移行後に困った・漏れていたこと】

OSの再インストールは、さくらVPSの公式スタートアップスクリプトを適用することである程度のところまでは自動でセットアップしてくれるので、そこは便利。sshの公開鍵方式のログインとかは、管理画面に公開鍵を登録しておくことで最初から使えるので、危険なパスワードログインは使わずに済む

※2 AlmaLinux9を選択して再インストールしたのは良かったんだけど、早速トラブル。いろいろとバックアップデータを置いているクラウドドライブ(InfiniCloud(旧TeraCloud))をマウントするためのdavfs2がインストールできない。検索してもどうやらまだAlumaLinux9(RHEL9系)に対応していないみたい(そもそもネット上に情報がほとんどない)。自分でソースからコンパイルしてやればどうにかなるのかもしれないけれど、こっちはとにかく環境復旧を優先したいので、他のモジュールについても同様のことがあっていちいち詰まるのも困るし、EOLまでの期間は短くなってしまう(2029年まで)けれど、枯れているであろうAlmaLinux8を再度インストール。9系はWebDAVに対応するまではお預けかな。

※3 正確にはクラウドドライブではないけれど、以前はさくらレンタルサーバのストレージ(さくらポケット)を、curlFtpFsというツールでマウントして使っていた。しかし、AlmaLinux8(RHEL8系)ではインストールできないみたい。WebDAVもダメ、curlFtpFsもダメとなると、9系のOSではクラウドドライブのマウントってどうやるのがスタンダードなんだろう?

※4 Apacheの設定もphpのインストールも簡単だったけれど、肝心の自分アプリが動かない問題に遭遇。500エラーだったので、.htaccessがらみかと思っていろいろ試したけれどダメ。最終的にはphp-fpmのログを確認したら、以前は普通に動いていたところがsyntax errorになっていて、これはphpのバージョンが古いせいでは、と思ってphpをアップデートしたら無事に解決。

※5 日替わり通信術練習関係では、やはりMeCabのインストールで一苦労。下記のサイトなどを参考に、サンプルは動くようになったものの、pythonスクリプト中のMeCab.Tagger("-Oyomi")がエラーになる。結局この行を書き換えて、辞書のパスを指定するようにして動くようになった。

m = MeCab.Tagger('-r /etc/mecabrc -d /usr/lib64/mecab/dic/mecab-ipadic-neologd -u /home/ユーザ名/user.dic -Oyomi')

AlmaLinux8上でMeCab+NEologdで辞書を作成してPythonから呼び出す

PythonでMeCabを使う際のメモ2

※6 WAF(SiteGuard Server Edition)は、CentOS7とAlmaLinux8でインストールしたバージョンが違っていて、せっかくエクスポートした設定ファイルが新環境で読み込めなかった。また一からカスタムシグネチャなどを再設定。

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パソコン・インターネット   2024/07/27   gena

Apple Watch Series7その後(2年経過)

Apple Watch Series7を買って2年経った。

2年目もスポーツジム通いは継続しているけれど、1年目ほど熱心には通っておらず、二輪の教習所通いの期間は休んだし、もちろん体調を崩したときも休んでいる。体重と腹囲はほどほどのところで維持できているので、このまま続けられれば良いかな。辛い思いをしてまで通うのもメンタルに良くないので、行きたいと思うときに通えば良いかなと思っている。

Apple Watchの話だった。2年目も特筆すべきことはなく、毎日着けているし、あって当たり前の生活になっている。バンドは純正ソロループはやめて、サードパーティ製の長さ調整のできるシリコンラバーバンドにした。価格は純正の1/3以下で、安っぽいけれど機能的な不満はない。これがダメになったら純正の長さ調整できるスポーツバンドにしようかな。

だいぶ前のアップデートで睡眠の質(覚醒/レム/コア/深い)までわかるようになったのは良かった。これを見てどうこうするわけではないけれど、単純に記録として面白い。

AppleWatchというよりはGoogleの機能だけど、GoogleMapで位置情報の記録を許可しておくと、何時から何時までどこにいたという記録がすべて残る。もう27年ほどパソコンで日記を書いているけれど、都度スマホで日記を入力できなかったときに、後から「あそこには何時頃に着いたんだっけ?」みたいな振り返りが簡単にタイムラインからできるようになっている。

バイク(GSX-R125)に乗っていると、音がうるさすぎて耳を悪くするという警告が出る。フルフェイスのヘルメットを被っているので実際は問題ないんだけど、やっぱりバイクの音って純正マフラーでもうるさいんだなと実感。

バッテリーの持ちは2年経っても目に見えるような劣化は感じないけれど、バッテリーの状態を確認すると最大容量は89%と、11%の劣化。このくらいなら許容範囲かな。朝充電しておけば夜までは充分に持つ。

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生活のいろいろがAppleのデバイスに依存していて、デバイスの老朽化と円安によるアップル製品の価格高騰が相まって買い替えをどうするかが悩ましい。MacBookPro(2015モデル)、iPad(2018モデル)、iPhoneXR(2018モデル)、AppleWatch(2021モデル)を使っていて、MacBookProは再度バッテリーが膨らみ始めているし、iPad(32GB)は空き容量不足が深刻で、それぞれそろそろ買い替えたいところだけど、高い。

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パソコン・インターネット   2024/06/08   gena
タグ:AppleWatch

さくらレンタルサーバその後(新ハードに移行完了)

さくらのレンタルサーバを借りたのは2005年で、当時契約していたインターネットプロバイダ廃業に伴ってホームページの引っ越しを迫られたことがきっかけだった。当時のライトプランは年額1500円で300MBの容量、CGI利用可、メールアドレス生成無制限など、当時からお得感があった。ありがたいことにその後19年間、安定してサービスを継続してくれているだけでなく、料金据え置きで容量は100GB(300倍)にアップしていて大変感謝している。鳴り物入りで登場してユーザを集めどんどん値上げした上にサービスが劣化した挙句10年も経たずにサービス終了する幾多のクラウドサービスは猛省してほしい。

さすがに古参ユーザの収容サーバも老朽化してきたようで、しばらく前から新ハード(SSD化、OSアップデート)移行の提案が来ていた。以前のように単なる個人のホームページやブログ、メールサーバだけであれば迷わずとっとと移行すれば良いんだけれど、今はWebアプリ「日替わり通信術練習」をレンタルサーバで動かしていて、最低でも毎日最低数十人のユーザがアクセスして試験対策に使ってくれている状態であり、簡単にサービス中断するというわけにもいかない。

ただ、このまま旧環境を使い続けているとそのうちさくら側の都合とタイミングで勝手に移行されてしまいそうだったので、総通試験直後の週末、かつ日替わり問題の更新に影響がない夕方を狙って、2週間のアプリ上での告知期間を経て移行を実施。

16時に移行開始してから完了のメール受信が来たのが18時過ぎ。ただIPアドレス変更の影響か、18時頃にはまだWebサイトはメンテナンス表示で、普通に閲覧できるようになったのは20時頃だった。特にトラブルや表示の異常などもなく、すんなり移行できて良かった。

さくらレンタルサーバはずっと不可とされてきたプラン変更がついに解禁されたので、スタンダードプランに移行するかどうか迷っている。WordPressを使うなら迷わず移行なんだけど...。

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パソコン・インターネット   2024/03/30   gena

日替わり通信術練習(和文pdfファイルの表示とダウンロード機能)

2023年9月期の一総通試験が終わり、メールやX(Twitter)で頂いた合格(通信術の科目合格)の報告が5件と過去最高を記録。2023年3月期は1件だったので、通年だと最低でもアプリ利用者の合格者は6名ということになる。2022年度の合格者数が10名だそうなので、今年度はアプリの効果でもう少し合格者数が増えていたりしないだろうか、と期待。

頂いたメールの中で、古いパソコンのブラウザだと和文ページのマスがずれて表示されるというコメントがあった。この問題は把握していて、古いブラウザだとCSSの解釈が不完全だったりフォントが入っていないなどの原因がある。

基本的にはできるだけ最新のブラウザやスマートフォンを使ってほしい、ということなんだけど、試しにサーバ側で和文ページのpdfを生成して、ブラウザから表示・ダウンロードできるように検討を開始。

和文ページはJavaScriptで動的に生成しているので、サーバ(VPS)でChromeをヘッドレスモードで起動し、PythonのSeleniumで和文ページをクリックして表示させてから、pdfで保存するというのが一連の流れ。以下のページが参考になった(というかそのまま)。

[Qiita]SeleniumとHeadless ChromeでページをPDFに保存する

Seleniumのスクリプトを工夫して、過去の問題をどんどん掘っていってpdf化することも可能だけど、とりあえずは機能実装後のpdfを毎日保存していくようにしてみた。

このヘッドレスChromeとSeleniumは優秀で、たいていのWeb情報はクローリング・スクレイピングできそうだけど、なるほどそういうのを避けるために「私はロボットではありません」みたいなチェックをさせる仕掛けがあるんだな、と納得。

既知の不具合としては、スマホのPWAでアプリとして起動したときに、pdf表示から元の画面に戻る方法がないこと。pdfに元ページへのハイパーリンクを仕込めばいいのかな。

getpdf.png

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パソコン・インターネット   2023/11/25   gena

さくらのVPSその後(1年経過)

さくらのVPSは契約後1年になる。基本的に3か月経過の頃からは大きな変更はなく、安定稼働中。なんとなく東京のサーバを選んでしまったけれど、延々とランニングコストがかかるものなので、ちょっとでも安い石狩にすれば良かったかも。

Evernoteの有料プランを解約した代わりに、自作のWebアプリで日記とメモ(ブログ原稿や備忘録)を運用している。こちらも意外とトラブルもなく使えていて、Evernoteの時のアプリの使いづらさとか同期の不安定さとは無縁でむしろ便利。裏で動いているソフトがすべて自作で中身がわかっているので、いざとなればsshでアクセスすればなんとでもなる。

グローバルIPを持つサーバなのでセキュリティには気を遣うけれど、fail2banで1度でもbanされたIPはiptablesで永久出入り禁止としているし、悪質なドメイン(同じサブネットから何度もアタックしてくる)についてはサブネットごと永久banしている。それでも毎日数十件の不正アクセスの試みは続いているけれど、基本的にsshのパスワードログインを禁止していることで、重大な問題はほぼ生じないと思われる。WebのDoS攻撃やCMSの管理画面を狙った攻撃はWAFで防げていると思う。

このまま安定稼働を維持したいけれど、心配はCentOS7のサポートが2024年6月で終了してしまうこと。今のところさくらのVPSのサイトではCentOS7が標準OSのままで、後継や移行方法についてのアナウンスがない。最悪はサポート終了のタイミングで、データをバックアップした上でその時に標準になっているOSをクリーンインストールしてしまうことだと思うけど、上記の日記アプリや日替わり通信術練習などのアプリをまた新環境で動くように手当するのがちょっと面倒だなぁ。連続稼働を止めるわけにはいかないので、移行の際は一度別なサーバを借りて無料期間で環境構築とアプリの稼働を確認してから本番サーバの入れ替えかな。

日替わり通信術練習のアプリ利用者の方から、一総通合格の報告や、ありがたいことにドネーションまで頂いてしまったので、これから受験する方のためにもできるだけ安定稼働で維持していきたい。

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パソコン・インターネット   2023/10/15   gena
タグ:JavaScript , VPS , PHP

中古のLet's Noteその後(1年経過)

中古のLet's Note(CF-SZ5)を購入して1年経った。元々はドンキ2in1の後継として無線用に使う予定だったけれど、軽量でパフォーマンスも最高なので、休日にカフェでパソコン作業がしたいときとかにいつも持ち歩くようになった。

ちょうどこれを買ったのと同じ時期にさくらのVPSを契約して、ネットさえ繋がればどこからでもWebアプリのメンテができるようになったこともあって、パソコンに求めるのはほぼブラウザと、ssh接続ができるアプリ(ターミナル)で、クライアントのOSはなんでも良いという感じになった。

なのでこのLet's Noteの、軽く、解像度が高いディスプレイと長持ちするバッテリーという特長だけで私の用途には充分すぎる感じ。ハードがWindows11に対応していないというのはまったく瑣末なことで、Win10のサポートが続けばまったく問題はない。

アマチュア無線用としても性能は充分で、USBIF4CWをつないでCTESTWINでがんがんコンテストに使ってもまったく不安はない。

パソコンは2015年モデルのMacBookPro15インチと、2016年モデルのLet's Noteの2台体制で、以前なら5年経過でそろそろ買い替え時期かな、と思っていたけれど、上にも書いたようにブラウザとターミナルさえ動けば大抵のことは何とかなるし、重い動画編集などは今のところしていないので、ぜんぜん買い替えたいという気持ちにならない。思うにストレージがssdになったあたりから、軽い使い方であればOSの寿命まで使い続けられるようになった感じ。

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パソコン・インターネット   2023/09/22   gena
タグ:Windows