SF本再読 われらはレギオン3
「われらはレギオン3 太陽系最終大戦」(D.E.テイラー)を再読了。Kindle版。
初読は2019年。やっぱり最後の盛り上げと大団円、エピローグと最高に好みの展開を持ってくるなぁ。と改めて思った。
初読の時の感想にも書いたけど、レプリカント化を希望する人がごく少人数しかいないのはやっぱり不思議かな。日本人だからそう思うんだろうか。
復習もできたので、続編を楽しみたい。
「われらはレギオン3 太陽系最終大戦」(D.E.テイラー)を再読了。Kindle版。
初読は2019年。やっぱり最後の盛り上げと大団円、エピローグと最高に好みの展開を持ってくるなぁ。と改めて思った。
初読の時の感想にも書いたけど、レプリカント化を希望する人がごく少人数しかいないのはやっぱり不思議かな。日本人だからそう思うんだろうか。
復習もできたので、続編を楽しみたい。
「われらはレギオン2 アザーズとの遭遇」(D.E.テイラー)を再読了。Kindle版。
初読は2018年。いやー、やっぱりこのシリーズは最高。
「じゃあ、さっそくとりかかるよ。だけど、きみとは競争だからな。ぼくが先に超光速飛行を実現するほうに賭けるかい?」
デニス E テイラー. われらはレギオン2 アザーズとの遭遇 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.4370-4371). Kindle 版.
個人的好みだけど、ここは「超光速航法」と訳してほしかった。
4年経ってもアップロード知性の分類については現実世界では進展がないように思う。
「たゆたいエマノン」(梶尾真治)を読了。Kindle版。
エマノンシリーズ6作目。一気に読んだので違和感なかったけれど、前作からかなり時間が空いていたみたい。また連作短編形式に戻った。
エマノンと対にになる位置付けで別な意味で時間を超える存在のヒカリのお話が多かった。
シリーズをまとめ買いしたけど、まだ完結していないというのはちょっと誤算だったかな。大きなストーリーみたいなものはなさそうなので、また続刊があれば買う感じにしようと思う。
SF的にエマノンやヒカリの存在を説明するとしたらどうなるんだろう。安直にはマトリックス・リング界的なものだけど、それだと面白くないしなぁ。続刊があるなら「不思議だね」で終わらず何か説明が付くような結末を期待したい。
「われらはレギオン1 AI探査機集合体」(D.E.テイラー)を再読了。Kindle版。
シリーズ4作目が出たということで、初読(2018年)から時間も経っていて忘れていることも多いので、復習の意味で再読。
再読でもめちゃくちゃ面白くて、あっという間に読んでしまった。
ぼくは顔をほころばせた。「真っ黒でのっぺりした直方体だ。寸法は、一×四×九」ぼくはにやりとしながらマーヴィンを見た。
デニス E テイラー. われらはレギオン1 AI探査機集合体 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.4366-4367). Kindle 版.
既存のSF作品のネタが多いので、わかるところは面白いんだけど、自分が知らないネタはちょっと残念。脚注が詳しく書いてあるんだけど、ジョークの解説って無粋だしやっぱり知らないと面白さがわからない。
「NSA(上・下)」(A.エシュバッハ)を読了。Kindle版。
歴史改変もの。面白かったけど、うーん、最近ずっとハッピーエンドの作品を選んで読んでいたのでちょっと油断していたけれど、本作はかなり辛かった。
割と序盤から、主人公の2人について「あれ?これって因果応報的なストーリーだと幸せな結末はありえないのでは?」と疑いつつ、でももしかしたらさらに一段階SF的な大ネタが隠れていてどんでん返しがあるのかも?と読み進めていったら、最後までそのままでまあ納得感はあるけど、ちょっと厳しい結末だった。
「さすらいエマノン」(梶尾真治)を読了。Kindle版。
エマノンは若い女性として登場することが多いんだけど、両切りのタバコを吸っていたり、描写もなんとなくレトロな雰囲気なのでけっこう古い作品なのかなー、と思って調べたら、おもいでエマノンの初版は1983年。私が読んだKindle版は2013年の徳間デュアル文庫版が底本。
さすらいエマノンは1992年初版。作中で『おもいでエマノン』がフィクションとして登場するという斬新な場面があったり、オカルトっぽい描写が増えてきた感じはある。今後の展開が楽しみ。「おもいでエマノン」(梶尾真治)を読了。Kindle版。
Kindle本のセールで、不思議なタイトルと鶴田謙二さんのイラストが気になってシリーズをまとめ買い。
鶴田さんと言えば寡作だけど味わい深いSFマンガを描かれており、Spirit of Wonderはたまに本棚から引っ張り出して読み返している。
おもいでエマノンもまた不思議な味わいのあるSFで、外見的には普通の過去や現代の日常風景が描かれているんだけど、実は。。というもの。
「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2」(小川一水)を読了。Kindle版。
面白かったけれど、本当にSF的に面白くなりそうなところの一歩手前という感じ。こちらも長期シリーズになるんだろうか。