Harmless Weblog

2023年11月

日替わり通信術練習(和文pdfファイルの表示とダウンロード機能)

2023年9月期の一総通試験が終わり、メールやX(Twitter)で頂いた合格(通信術の科目合格)の報告が5件と過去最高を記録。2023年3月期は1件だったので、通年だと最低でもアプリ利用者の合格者は6名ということになる。2022年度の合格者数が10名だそうなので、今年度はアプリの効果でもう少し合格者数が増えていたりしないだろうか、と期待。

頂いたメールの中で、古いパソコンのブラウザだと和文ページのマスがずれて表示されるというコメントがあった。この問題は把握していて、古いブラウザだとCSSの解釈が不完全だったりフォントが入っていないなどの原因がある。

基本的にはできるだけ最新のブラウザやスマートフォンを使ってほしい、ということなんだけど、試しにサーバ側で和文ページのpdfを生成して、ブラウザから表示・ダウンロードできるように検討を開始。

和文ページはJavaScriptで動的に生成しているので、サーバ(VPS)でChromeをヘッドレスモードで起動し、PythonのSeleniumで和文ページをクリックして表示させてから、pdfで保存するというのが一連の流れ。以下のページが参考になった(というかそのまま)。

[Qiita]SeleniumとHeadless ChromeでページをPDFに保存する

Seleniumのスクリプトを工夫して、過去の問題をどんどん掘っていってpdf化することも可能だけど、とりあえずは機能実装後のpdfを毎日保存していくようにしてみた。

このヘッドレスChromeとSeleniumは優秀で、たいていのWeb情報はクローリング・スクレイピングできそうだけど、なるほどそういうのを避けるために「私はロボットではありません」みたいなチェックをさせる仕掛けがあるんだな、と納得。

既知の不具合としては、スマホのPWAでアプリとして起動したときに、pdf表示から元の画面に戻る方法がないこと。pdfに元ページへのハイパーリンクを仕込めばいいのかな。

getpdf.png

≫ 続きを読む

パソコン・インターネット   2023/11/25   gena

バネットバンその後(ドライブレコーダ取付)

納車待ちのときに仕入れておいたドラレコを取付け。ユピテルの前後2カメラのエントリーモデル。

バイクを積んだら後方視界が悪くなったので、ドラレコのリアカメラを補助的に使えないかなー、と考えて、フロントカメラはドライバからモニタが見やすい運転席側にしてみた。

ヒューズ電源を使って電源の取り出し。ACCでONになる適当なヒューズがシガーソケットしかなさそうだった。フロント側の配線の引き回しは特に問題なし。商用車なので内装もシンプル。

IMG_4247_w560.jpg

リアカメラはプジョー2008ではちゃんとした取り付けは断念していたので、バネットも不安だった。案の定、リアドアの中に配線を通すのは難しくて、リアドアの表面に配線を貼り付けた。将来的にバックカメラを取付けるならここが最大のネック。やっぱりプロに依頼するしかないのかなぁ。

リアカメラからの配線は天井の内張の中を通してフロントまで持ってきた。内張は全部外す必要はなくて、通すところのクリップやアシストグリップを外しつつ、少し内張を浮かせてそこに押し込む感じ。

Aピラーはアシストグリップを外せばツメで止まっている感じなので、ちょっと浮かせてケーブルを通した。

IMG_4294_w560.jpg

これで無事に取付完了。今まで幸いにして事故を起こしたり巻き込まれたことはなくてドラレコが役に立った場面はないけれど、シートベルトみたいなもので「付いていないと落ち着かない」装備になった感じがある。

期待していたリアカメラがバックカメラ的な使い方は、ないよりはマシという感じ。バックカメラと違って左右反転(鏡像)にならないので違和感があるけれど(※追記あり)、画角はほぼ車体直下までカバーできる。さすがにリアアンダーミラーがリアバンパーまで映るのに比べると、どうしても見切れるところはあるけれど、後方にピッタリ付いている車両やバイクは充分確認できるかな。

rearcamera.png

y115d_w560.jpg

YUPITERU ユピテル ドライブレコーダー Y-115d 前後 2カメラ 200万画素(フロント) FullHD 対角(フロント160°リア150°) 広角 液晶 SDカードフォーマット不要 GPS Gセンサー(衝撃録画) HDR(フロント) Web限定モデル

【2024.3.9追記】

プジョー2008に取り付けたドラレコをいじっていたら、普通に「リアカメラ鏡像」の設定ができた。同じユピテル製なのに...。今回買ったものは実売価格で3000円ほど安くて、「ユピテルで同じような前後2カメラだし少し安いこちらにしよう」と買ってみたら、こういう機能が削られていたわけ。あとは画面自動OFF時間の設定も削られている。逆に前走車発進警告・接近警告などが追加されていたけれど、これは誤作動ばかりで使い物にならず。購入前に取説をダウンロードして、欲しい機能がちゃんとあるかどうか確認した方が良いという教訓になった。

最終的にプジョー2008とドラレコをスワップして、リアカメラ鏡像、常時画面ONとすることで、簡易バックカメラとして使えるようになった。

≫ 続きを読む

  2023/11/24   gena

SF本読了 90億の神の御名

アポロが月に行く以前に書かれた作品ばかりだけど、未だにここで描かれているような宇宙ステーションや月面基地が実現していないのが不思議でならない。いったい人類は何をやっているのか。

それにしても「星」のインパクトがすごい。

Amazonの商品ページへのリンク

≫ 続きを読む

読書   2023/11/23   gena

トランポ購入(中古バネットバン) バイクを積んでみる編

納車編からの続き

師匠とツーリングに行った帰りに、早速バネットバンにバイクが載るかどうか試してみることに。

ありがたいことに、積載に必要な道具は師匠のお下がりを一式頂いてしまった。師匠が以前別のトランポで使っていたもの。ラダーレール、ホイールクランプ、タイダウンベルト、タイヤ止め。

道具はバッチリなんだけど、なんせ初めてなので不安しかない。師匠方式はエンジンをかけずに、助走をつけて一気に載せる、というもので、非常に高度な熟練が必要な気がする。

とりあえず後ろで支えてもらってなんとか載せ下ろしに成功。一人でやるときはYoutubeでよく紹介されている、エンジンをかけて半クラッチでじわじわ載せる方法かなぁ。

IMG_4268_w560.jpg

バネットバンは構造変更して二人乗りにしてもらったおかげで、寸法的には楽勝。頂いたホイールクランプはかなり場所を取るタイプだけど、全長2mのGSX-R125は余裕で積めた。高さ方向も楽々。少し横にずらして乗せればバイクの横で寝られそう。

タイダウンベルトはタンデムステップのフレームにサブベルトをかけて、床側は既設のフックがそのまま使えた。斜め前下方に引っ張る感じ。師匠に頂いたカムバックルタイプのベルトは、締め上げるのにコツが必要で、なかなか緩みが取れず。これは後でラチェット式を自分で買うつもり。

あとはリアタイヤにタイヤ止めを付けて完了。このタイヤ止めは師匠が木工職人さんにワンオフで作ってもらった貴重な品。

IMG_4290_w560.jpg

心配していた後方視界は、やっぱりかなり悪化。ウインドシールドごしに一応後方とリアアンダーミラーはギリギリ見えるけれど、バイクが見えないように目隠しの毛布を被せてしまうと、ルームミラーごしの後方視界はほとんどゼロ。走るときは毛布を剥がしておいた方が良さそう。それか運転席側に少しオフセットして積むか。

DSCN7381_w560.JPG

≫ 続きを読む

バイク   2023/11/12   gena

ミステリ読了 オメガ城の惨劇

「オメガ城の惨劇」(森博嗣)を読了。Kindle版

副題が "SAIKAWA Sohei’s Last Case" ということで、これは読まないわけにはいかない、というかどのタイミングで読むべきかが問題。Gシリーズは未完だし、WWシリーズも私は未着手。ただ公式には「シリーズ外の作品」となっていたので、Vシリーズを再読した流れで読んでみた。

結果としては大正解だったかな。惜しいのは黒後家蜘蛛の会は大好きなアシモフなのに未読なんだよなぁ。これは昔文庫を探し回ったけれど絶版で手に入らなかったという記憶がある。今検索したら新版が出ているけれど、電書化はされていないみたい。

≫ 続きを読む

読書   2023/11/11   gena

トランポ購入(中古バネットバン) 納車編

納車待ち編からの続き。

購入したカーショップは公共交通機関では不便な場所だったので、納車時はかんなさんにプジョー2008で送ってもらった。

納車されて自宅まで80kmほどを試運転を兼ねて下道でドライブ。まずガソリンが入っていないので給油。エンプティランプが点灯していて44Lほど入った(タンクは53L)。燃費計とかのハイテク装備は付いていないので、燃費は次回給油時まで不明。

出だしで気になったのはアクセルペダルの引っかかり。踏めないことはないけれど、ロードスターと同様のつもりで微妙なコントロールをしようとすると引っかかる感じが気になる。こいつはもしかして機械式アクセルなのかも。あとで給脂してみようかな。

4ATのフィーリングは、まあこんなもんかな、という感じ。たまに乗る軽の代車とかCVTみたいな不自然感はない。上り坂で加速しようとしてキックダウンするとかなり苦しそう。昔はO/D OFFと呼んでいたボタンはHOLDになっていた。取説を読んだら単に4速に上がらないだけでなく、現在のシフトポジションでホールドするらしい。つい5MTだったらもっと楽しいだろうな、と思ってしまうけれど、いやいやそのためのロードスター残しの増車でありバイクでしょう、と思い直す。

IMG_4198_w560.jpg

IMG_4199_w560.jpg

騒音について。シート下にエンジンがある割には静かで、ガタピシ音もサンバーと比べるとぜんぜんしない。アクセルを踏むと高い周波数の音が後ろの方から聞こえるけれど、ベルトかな。

ファブリックシートは予想通り快適で、長距離でも蒸れなくて良い。フカフカだけど腰が痛くなるというほどでもないし。DXとかの低グレードだとビニールになり、これはサンバーのときにけっこうキツかったので上級グレードで正解。ただかんなさんを乗せたらプジョー2008のフランス製シートと比べると全然ダメとおっしゃっていた。さすがフランス車は良いイスということか。

とにかく視点が高いし、フルキャブでこれ以上ないくらい見切りが良いので、運転は楽。これにしばらく乗ったらロードスターはしんどく感じるかも。後方の死角確認は昔ながらのリアアンダーミラーで、ガラスがスモークなので見づらいかなと心配だったけれど、意外と大丈夫。ただバイクを載せたときにどうかな。あまり見づらかったらバックカメラを付ける必要があるかも。

ライトは純正ハロゲンで暗いけど、位置が高いためかけっこう見やすい。なんかLEDっぽいフォグランプが付いているけれど、点灯させるためのスイッチは見当たらず。他にも色々と後付けの電装品を取り外して配線をぶった切った跡が残っている。もしかしたら元はアマチュア無線家の車だったりして。

トランポだって言ってるのに、ついアンテナの固定方法とか無線機の車載場所を考えてしまう。まあいろいろ使えれば便利ということで。

バイクを積んでみる編に続く。

IMG_4200_w560.jpg

≫ 続きを読む

  2023/11/05   gena

トランポ購入(中古バネットバン) 納車待ち編

方針と車探し編からの続き

格安ショップなのでディーラーなら黙っていてもやってくれる車庫証明の取得を自分でやらなくてはいけない。これは意外と大変で、マンション管理組合理事長のハンコをもらったり、平日に警察署に2回(提出と受取り)行かなくてはいけない。印鑑証明も必要。

車庫証明は書類を揃えて警察署に行って窓口に提出。聞かれたことに答えて、それらを書類に追記してから収入証紙2100円分を隣の窓口で買って再度提出。翌日または翌々日に調査されて、何もなければ3日後に再度来てくださいと引換証を頂いた。具体的にどんな風に調査されたのかはわからなかった。3日後に500円の収入証紙を買って引換証と一緒に提出して、無事に車庫証明を頂くことができた。

納車待ちということで恒例のスペック。

【2006 日産 バネットバン VX】

  • 車両型式:TC-SK82VN
  • トランスミッション:コラム4AT
  • 駆動方式:FR
  • 全長x全幅x全高(mm) 4370x1630x1970
  • ホイールベース(mm) 2220
  • 最低地上高(mm) 170
  • 車両重量(kg) 1360
  • 乗車定員 2 (構造変更)

エンジン

  • 種類 直列4気筒OHC
  • 形式 F8
  • 圧縮比 8.6
  • 総排気量 1789cc
  • 使用燃料 レギュラーガソリン
  • 燃料タンク容量 53L

性能

  • 最高出力 95ps(70kW)/5250rpm
  • 最大トルク 13.8kgm(135Nm)/2500rpm
  • パワーウェイトレシオ 14.3kg/ps
  • 燃料消費率10.15モード 9.4km/L

動力伝達・走行装置

  • タイヤ(F/R) 165R14-6PRLT / 165R14-8PRLT
  • ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
  • ブレーキ後 ドラム
  • サスペンション前 ウィッシュボーン式トーションバーばね
  • サスペンション後 半楕円リーフスプリング式
  • 最小回転半径:4.3m

マイナーグレードなので正確性はちょっと疑問だけどこんな感じ。スペックの見どころとしては、圧倒的な遅さと燃費の悪さかな。私もいい加減どれだけ遅い車が好きなのかと思ってしまう。燃費は古い設計で4ATなので仕方がないかも。驚異的なのは最小回転半径4.3m。プジョー2008(同5.5m)に比べてめちゃくちゃ小回りが利くNCロードスターでも4.7mなのでそれよりさらに小回り。ホイールベースも2220mmと軽自動車並み。キャブオーバーで見切りも良いので運転はしやすい気がする。

Youtubeでバネット(ボンゴ)の動画を検索すると、たいていはマイナーチェンジ後の比較的新しいモデルが多い印象。特徴的な前後に長いリアバンパーのモデルに乗っている人は少ないのか、あるいは年式的に廃車になっている個体が多いのか。

とりあえず納車までの間にドラレコは発注。最近は信頼性の観点でユピテルのエントリーモデルを選んでいる。無名メーカーの安物だと画質は良いけどだいたい1年以内、調子が良くても2年以内に故障するというのが実感。

仕事の合間に書類を準備した関係で時間がかかり、契約から納車までは4週間かかった。それでも新車で何か月も待つよりはぜんぜん短い。

納車編に続く。

≫ 続きを読む

  2023/11/04   gena

トランポ購入(中古バネットバン) 方針と車探し編

バイクを買うにあたって、師匠からは「マンションの駐輪場に何も対策せずに置いておくのは危険」とのアドバイス。これは自分でも気になっていて、マンションの駐輪場には地球ロックできるバーなどもないし、防犯面からの不安か、今は誰もバイクを置かなくなってしまっている。

ただ、レンタルコンテナなどは良い場所は埋まっていたりして、すぐに借りられる見通しもつかない。そこで、バイクを載せられるトランポを買って、それをガレージ代わりに使うことを計画。まだバイクでどのくらい楽しむことになるか未知数なので、ロードスターは当面維持し、トランポを増車(サードカー)するという自分としては思い切った判断になった。かんなさん(奥様)が「今しかできないことをやったら良いよ」と背中を押してくれたことも大きい。

ロードスターとプジョー2008のメンテや車検でお世話になっているショップに、軽バンの増車の相談。予算と目的を伝えて中古車を探してもらう。ただ、普段整備でお世話になっているショップなので、あまりボロボロのモノを売り付けるわけにもいかない...と思ったのかどうか知らないけれど、なかなか予算内の個体は見つからず。

そうこうしているうちにあっさりとバイク(GSX-R125)を買うことが決まってしまって、当面はバイクの師匠のガレージに置かせてもらうことになった。本当に師匠にはお世話になりっぱなしで恐縮してしまう。

前述のショップにはもう少し条件を緩和して登録車も視野に入れて探してもらうように依頼。ただ、オークションは現車が見られないのでどうしても安全側に条件の良い(高めの)個体しか紹介してもらえない可能性が高いので、ショップに断りを入れた上で並行して現車確認できる範囲の中古車店で探してみることにする。

登録車の4ナンバーバンまで範囲を広げると、かなり選択肢が増える。ただ登録車にするならバイク(GSX-R125)はまっすぐ積みたいわけで、そうすると荷室の必要寸法は2m以上になる。ハイエース、キャラバン(NV350)なら後席を畳めば楽勝だけど、コンパクトサイズの車種だとギリギリかも。あと、どうしても現場でガンガン酷使されてボコボコあるいは過走行、さらに職人さんがタバコを吸いまくってニオイとヤニがべったりな個体が多そうなイメージなので、現車確認は必須。

とりあえず車で片道2時間圏内くらいのエリアに絞って、ネットでバンの中古車を探す。玉が多いのはボンゴバン、キャラバンあたり。ハイエースはさすがにプレミアで程度の割に高い。タウンエースも予算内だと状態が悪いものしかない。ただ結局ニオイなんかは現車を見ないことにはわからないので、ある程度絞り込んで、早速現車を見に行ってみることにする。

最初に行ったのは候補の中で一番近い、高速利用で1時間ちょっとのところ。お店はいかにも低価格中古車店という感じで、事務所はスーパーハウスで展示場は舗装もされていない。

東南アジア系と思しきお客さんが納車の手続きをされていて、若干不安を感じつつも、現車を見せてもらう。事前に電話しておいたのが良かったのか、セールス兼整備士みたいな方が親切に説明してくれた。

IMG_4112_w560.jpg

モノは2006年式のバネットバン(SK型ボンゴのOEM)。オークションで今週入庫してきたばかりで、ネットに掲載された翌日に私が見に来たということみたい。確かに車検が切れて1週間ほどしか経っていない。

バイクを積みたいと話して、寸法を測らせてもらう。荷室はカーペット敷で目立つ汚れや破れもなくキレイ。ただ後席を畳んでも荷室長は190センチほどでちょっと厳しい。後継のボンゴバンだと、後席の跳ね上げ機構が工夫されていてもっと荷室が広く使えるんだけど、やっぱり同様の要望が多かったんだろうな。

お店の方が、後席使わないなら外して2名乗車に構造変更したらどうですか、無料でやりますよ、とのご提案。あ、そんなに簡単にできるんですか、ということでついでにタイダウン固定用のフックの場所なども相談。これも使えそうな場所が何ヶ所もあるので問題なさそう。後席を外せば荷室長は230センチくらいあるのでこれなら楽勝。

一番重要なところは確認できたので、あとは外装とか内装を細かくチェック。意外にも外装も内装もキレイ。細かい擦り傷がある程度。特に気になっていたニオイも、無臭ではないけれど、タバコ臭くてどうしようもない、という感じではない。灰皿もキレイだし、シートなどに焦げ跡もない。最上級グレードらしく布シートは痛みもなくフカフカで、荷室は前述のようにカーペット敷でキレイ。後席はプライバシーガラスになっていてバイクを乗せても外から見えない。バンだと透明ガラスの場合も多くて、その場合はフィルム施工をお願いしなくてはいけない。試乗はできないけれど、エンジンはかけてもらって、5000回転くらいまで吹かしてみたけど異音もなくスムーズ。タイベルは交換済み。エンジンルームのオイル滲みなどもなく、お店の方によると年式の割に非常に状態が良いとのこと。

車検項目以外の整備と保証も付けて乗り出し46万とのことで、この状態ならお買い得なのでは。距離は13万キロだけど、17年落ちで13万キロなら仕事車としてはむしろ低走行。

最初に見た車で決めてしまうのもどうかと思ったけれど(バイクもそうだったし)、特にデメリットらしいデメリットが見当たらない。一番気になったのは右側のスライドドアがない4ドアタイプということかな。これは確かにバイクを積んだ状態で荷物を出し入れするときちょっと不便かも。あとは4ATなので運転は楽しめないだろうな、とか2駆(FR)なので林道とかは厳しいとか、ガソリン車で燃費は悪そうとか、そのくらい。でもそれらはもっと程度の悪い候補車も同じだし、この個体のデメリットとは言えない。

かんなさんの意見も聞いた上で、その場で即決して契約。何より軽バンで程度のいい中古が乗り出し70万とか聞いていたので、それに比べたらぜんぜん安く済みそうなのが効いた。

納車待ち編に続く

IMG_4111_w560.jpg

≫ 続きを読む

  2023/11/03   gena