Harmless Weblog

2023年09月

中古バイク購入 〜 (1)カフェレーサー体験編 〜

目次:
(1)カフェレーサー体験編
(2)高回転覚醒編
(3)契約・納車待ち編
(4)納車・シェイクダウン編

普通二輪の免許を取得したことを、無線の他にバイクも趣味の電信クラブメンバー(以下、師匠)に相談したところ、バイクを貸してあげるので一緒に走りに行こうとお誘い頂いた。

ありがたいけれど、師匠のバイクはどれも年代物でピカピカのコレクターアイテムなので、ビギナーの私なんかが乗っていいものかと恐縮してしまった。しかもバイクトランポのハイエースで連れていかれたのは地元のあまり車が通らない峠道。

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最初に乗せてもらったのはゴリラ(改)。詳しくないので詳細不明ながら、黄色ナンバーでスイングアームが延長されており速そう。フラフラとおっかなびっくり走っていたら、「こっちの方が車格があって安定感があるかも」と、次はドリーム(改)に乗ってみろとおっしゃる。これも大変貴重なバイクでピカピカなので緊張。確かに走りやすいし速いけど。。けっこうきつい前傾姿勢で振動が腕に伝わってきて「走ってるぞ」感がすごい。

翌週はもう少しパワーのあるバイクも体験したら、ということでクラブマンGB250(改)に乗せてもらった。カフェレーサーというカスタムがあるのを最近知ったけれど、師匠はカフェレーサーが大好きでサーキットを走るカッコいい写真を見せてもらったことがある。このGB250も思い切り下げたセパハンにバックステップで、かなりの前傾姿勢。確かにトルクがあって頻繁にシフトチェンジしなくても走れるな~と漫然と走っていたら、師匠から「メリハリがない」とダメ出し。せっかく峠を走るなら、コーナーの先を予測して、シフトダウンやブレーキング、コーナーの立ち上がりの加速などをしっかりした方が良いとのアドバイス。

え~、でも公道だしなぁ、自分はいったいどこに向かっているんだろう。。というささやかな疑問を抱きつつ、頑張ってメリハリのある走りを心がけてみる。でも確かに、コーナーでバンクしてエンジンの振動を感じながらバイクで走るのは、車(ロードスター)よりも、低い速度域でもより人馬一体感というのか「走ってる感」を強く意識するのは確かかも。

ありがたいことに師匠がいろいろと世話を焼いてくれるので助かる反面、完全に「そっち方面」に誘導されている感がある。まあもしバイクを買ってもどうせ日頃の足ではなくて、気晴らしに走るような使い方だろうと思っていたから良いんだけど。

【続き:(2)高回転覚醒編

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バイク   2023/09/30   gena
タグ:バイク

アマチュア無線(XPO記念と愛・地球博記念コンテスト2023)

【XPO記念コンテスト】

このコンテストでは初めて電信クラブで参加。私は8:30頃から7MHzを担当。

メジャーコンテストほどではないけれど、7MHzの呼び回りだけで45分ほどかかった。その後はひたすらCQ。バンドの下の方はそこそこ密になっているけれど、7.025より上はガラガラな感じ。CQを出すスキマに苦労するようなことはなかった。

最初はけっこう連続で呼ばれて、なかなかのペース。ただ30分もすると落ち着いてきて、1-2分に1回呼ばれる感じ。たまに2-3局同時に呼ばれることもあって、だけどその程度ではあまり動じなくなってきた。

電信クラブは電信スキルの向上も理念であるので、PCキーイングは封じてメモリーキーヤー+パドル手打ち。これで普通に打鍵ミスなくパイルを捌いて交信し続けられるようになれば良い感じにスキルアップしたと言える。今回は何時間か続けているとちょっと打鍵ミスが増えてきたかな、という感じ。

午後になるとコンディションも落ちてしまい、3分から10分に1回呼ばれる程度までペースが落ちてしまった。15時頃からは3.5MHzに移って、なんとか18時の終了直前までCQを出し続けた。終了前10分でようやく3.5MHzが開き始めて、ラストスパートして終了。300局超えで過去最高を更新かな。

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【愛・地球博記念コンテスト】

土曜日21時からなので、夜間早朝は常置場所のメンバーにお任せして、私は8時半頃から7MHzのCQを引き継ぐ感じでスタート。

こちらもCQを出す隙間がないというほどではないけれど、そこそこ呼ばれる感じ。かんなさんと交代でCQを出し続けて、だいたい昨年並みのスコア。終了間際ラスト10分でニューマルチ2個というのがハイライトだったかな。

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【参考リンク】

過去のXPO, AI TESTの様子:2022年2021年2020年

過去のXPO記念コンテストの様子:2019年2018年2017年2016年2015年2014年2013年2012年

過去の愛・地球博記念コンテストの様子:2019年,2018年(不参加),2017年2016年2015年2014年2013年2012年

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アマチュア無線   2023/09/24   gena
タグ:CW , コンテスト

中古のLet's Noteその後(1年経過)

中古のLet's Note(CF-SZ5)を購入して1年経った。元々はドンキ2in1の後継として無線用に使う予定だったけれど、軽量でパフォーマンスも最高なので、休日にカフェでパソコン作業がしたいときとかにいつも持ち歩くようになった。

ちょうどこれを買ったのと同じ時期にさくらのVPSを契約して、ネットさえ繋がればどこからでもWebアプリのメンテができるようになったこともあって、パソコンに求めるのはほぼブラウザと、ssh接続ができるアプリ(ターミナル)で、クライアントのOSはなんでも良いという感じになった。

なのでこのLet's Noteの、軽く、解像度が高いディスプレイと長持ちするバッテリーという特長だけで私の用途には充分すぎる感じ。ハードがWindows11に対応していないというのはまったく瑣末なことで、Win10のサポートが続けばまったく問題はない。

アマチュア無線用としても性能は充分で、USBIF4CWをつないでCTESTWINでがんがんコンテストに使ってもまったく不安はない。

パソコンは2015年モデルのMacBookPro15インチと、2016年モデルのLet's Noteの2台体制で、以前なら5年経過でそろそろ買い替え時期かな、と思っていたけれど、上にも書いたようにブラウザとターミナルさえ動けば大抵のことは何とかなるし、重い動画編集などは今のところしていないので、ぜんぜん買い替えたいという気持ちにならない。思うにストレージがssdになったあたりから、軽い使い方であればOSの寿命まで使い続けられるようになった感じ。

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パソコン・インターネット   2023/09/22   gena
タグ:Windows

ミステリ再読 六人の超音波科学者

「六人の超音波科学者」(森博嗣)を再読了。Kindle版。

今回も小鳥遊くんがちょっと可哀想な展開。纐纈さん関係のエピソードって本編ではまったく触れられていないけれど、短編集にあるんだったかな。

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読書   2023/09/16   gena

SF本読了 三体0

「三体0 球状閃電」(劉慈欣)を読了。Kindle版。

三体3部作の前日譚的な位置付けで、大変面白かった。オカルトっぽい描写が科学的に説明されるところなんかは、まさに三体の「カウントダウン」と同様に楽しめたし、三体2がフェルミのパラドックスに説得力のある回答を与えたのと同じように、三体0では球電や超常現象の説明を試みていて、それがミステリのように明らかになっていくのが素晴らしい。

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読書   2023/09/09   gena
タグ:Kindle , SF , 劉慈欣

SF本読了 黄金の人工太陽 巨大宇宙SF傑作選

「黄金の人工太陽 巨大宇宙SF傑作選」を読了。Kindle版。

Kindle本セールで3冊まとめて買ったアンソロジーシリーズもこれで最後。銀河連邦AIロボットよりは楽しめたかな。いずれにしろ読み終わった瞬間に内容を忘れてしまう程度ではある。

好みとしては、時空の一時的困惑、禅と宇宙船修理技術、黄金の人工太陽、ダイヤモンドとワールドブレイカー、目覚めるウロボロス、霜の巨人あたりかな。

  • 時空の一時的困惑=チャーリー・ジェーン・アンダーズ
  • 禅と宇宙船修理技術=トバイアス・S・バッケル
  • 甲板員ノヴァ・ブレード、大いに歌われた経典=ベッキー・チェンバーズ
  • 晴眼の時計職人=ヴィラル・カフタン
  • 無限の愛=ジョゼフ・アレン・ヒル
  • 見知らぬ神々=アダム=トロイ・カストロ&ジュディ・B・カストロ
  • 悠久の世界の七不思議=キャロリン・M・ヨークム
  • 俺たちは宇宙地質学者、なのに=アラン・ディーン・フォスター
  • 黄金の人工太陽=カール・シュレイダー
  • 明日、太陽を見て=A・マーク・ラスタッド
  • 子どもたちを連れて過去を再訪し、レトロな移動遊園地へ行ってみよう!=ショーニン・マグワイア
  • 竜が太陽から飛び出す時=アリエット・ド・ボダール
  • ダイヤモンドとワールドブレイカー=リンダ・ナガタ
  • カメレオンのグローブ=ユーン・ハ・リー
  • ポケットのなかの宇宙儀=カット・ハワード
  • 目覚めるウロボロス=ジャック・キャンベル
  • 迷宮航路=カメロン・ハーレイ
  • 霜の巨人=ダン・アブネット

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読書   2023/09/08   gena
タグ:Kindle , SF