Harmless Weblog

バイク

SF本読了 怪獣保護協会

「怪獣保護協会」(J.スコルジー)を読了。Kindle版。

面白かった。老人と宇宙シリーズのノリの良さで、かつ王道の展開でスカっと爽やか。

読みながら不思議というか違和感があったのは、最後まで男女が不明というキャラクターがけっこういたこと。これは訳者あとがきを読んだらわざとみたい。まああからさまに男言葉・女言葉を喋らせるのも不自然なんだけど、ビジュアルを想像しづらいのでこの辺は明確にしてもらった方が読みやすいかな、とは思う。

Covid-19パンデミックの世界を舞台にしたという意味でも面白かった。後年読む人はさぞ不思議に思うことだろう。

≫ 続きを読む

バイク   2024/07/28   gena

GSX-R125その後(オイル交換DIY)

購入後半年経ったGSX-R125は走行距離4800kmほど。3000kmの中古を買ったので、自分で走ったのは1800kmくらい。足に使っているわけではないのでそれほど距離は伸びない。

梅雨に入る前にやってみたかったのがオイル交換。趣味のバイクなので、簡単なメンテナンスくらいは自分でできるようになりたいし、勉強しながら整備すれば愛着も湧くというもの。本当はロードスターとかも自分で整備できたら良いんだけど、さすがに四輪は設備や工具を準備するのも大変だし、うまくいかなかった場合のダメージが大きい。その点原付(二種)ならなんとかなるのではないか。高校生のときはスクーター(2スト)のオイルを補充したりしていたし。

YouTubeでGSX-R125のメンテナンスを解説してくれている親切な人の動画をいくつか見て予習した上で、Amazonで必要な部品の調達。ありがたいことに車種別にオイルフィルターやドレンワッシャー、Oリングなどのセット品が売られているので、これを買えば間違える心配はない。

デイトナ(Daytona) バイク用 オイルフィルター Oリング ドレンワッシャー GSX-R125/S125 等 オイル交換パーフェクトセット 30973 通しNo:S-59

オイル自体はスズキ純正のエクスターが良いと思うんだけど、缶入りなので処分のことを考えるとちょっと面倒。検索するとモチュール300Vという高級オイルを入れておられる方がいる。これはプラ容器で良さそうだけどかなりお高い(1Lで3000円強)。エクスターなら高級版のR9000でも1L2000円弱。それでも缶ゴミを捨てる面倒さを考えて、モチュールを選択。まあけっこう高回転まで回すし。

モチュール(Motul) 300V FACTORY LINE ROAD RACING (300V ファクトリーライン ロードレーシング) 10W40 バイク用100%化学合成オイル 1L[正規品] 11102311

あとは同じゴミ処理の理由で、廃オイルを処分できるポイパックを購入。廃オイルはスタンドなどでも引き取ってもらえるらしいけれど、廃油を溜めて持っていくのがそもそも面倒くさい。金で時間を買う考え方。初老の身には時間が貴重なのだ。

エーモン(amon) 新型ポイパック 廃油処理材 吸収力・保持力アップ 2.5L 可燃ゴミとして処理が可能 8813

IMG_4984_w560.jpg

工具は結構悩んだ。ドレンボルトは14mm、オイルフィルタのフタのボルトが8mm。手持ちのメガネレンチとソケットもあるけれど、動画を見るとトルクレンチで規定トルクで締めましょう、と言っている。まあそれはそうだろうけれど、まともなメーカーのトルクレンチなんて買ったら2万円近くする。一応国産の14mmメガネレンチ(1.6千円)だけ買って、緩めるときの固さを確かめてみて、これはトルクレンチがないと難しい、となったら購入を考えることにする。

作業はガレージ(コンテナ)内で。梅雨入り前の日差しのきつい日だったけれど、コンテナは断熱材も入っていて割と快適。サイドスタンドでもできるみたいだけど、作業性やオイル量の確認のためにバイクは垂直に立てたい。ということで、トランポで使っていたフロントのホイールクランプで自立させてやってみた。

交換前のオイルゲージはこんな感じ。真っ黒で何も見えない。Fよりたくさん入っている?

IMG_4982_w560.jpg

5分ほどアイドリングで暖機している間に廃油受けをセット。エンジンを止めてメガネレンチでドレンボルトを緩める。なんか想像していたより全然緩くて、これならトルクレンチなしでも締め付け過ぎさえ気を付ければ大丈夫なんじゃないかな。外すときに手が滑ってボルトが廃油の中に落ちてしまって、綿のような吸収体を手探りしながらなんとか救出。

IMG_4986_w560.jpg

バイクを傾けたり揺すったりして古いオイルをできるだけ出し切る。ちょっと床が汚れてしまった。けっこう長いこと放置してもポタポタと落ち続けるので、時間を取れるときにのんびりやるべきかも。私はポタポタが続いているときにドレンボルトを入れてしまった。オイル交換セットに入っていた新しいドレンワッシャーを使う。

締め付け過ぎないように、だけどドレンワッシャーが少し潰れる抵抗を感じるくらいのところまで締め付けてみた。

次はオイルフィルタの交換。フタのボルトはこちらは意外と固めに締付けられていた。ただ短いレンチでも回せるレベルなので、そんなにギュウギュウではないという感じ。Oリング2個(フタ側と本体側)を交換。

フィルタの交換時に、オイルが垂れても良いようにウエス(ショップタオル)でカウルを養生しておく、というのは確かに良いアドバイスなんだけど、垂れてくる量が想像以上で、結局アンダーカウルまでオイルが垂れてしまって掃除が大変だった。何事もやってみないとわからないなぁ。オイルフィルタの交換時はサイドスタンドを使って左側に傾けておいた方が、オイルが垂れなくて良いかも。

IMG_4989_w560.jpg

IMG_4990_w560.jpg

最後に新しいオイルを入れる。モチュールの容器は注ぎ口と残量がわかる目盛りが付いているのも便利。ただ、注ぎ口は給油口に入る太さではないので、漏斗かオイルジョッキがあった方が楽かも。今回はゆっくり慎重に注いだ。

ある程度入れたところで、エンジンをかけて短時間アイドリングさせてオイルを回す。あとはオイルゲージを確認しながらちょうど良いところまでオイルを入れる。最終的には1.3Lちょっと入った。オイルフィラーキャップのOリングも交換。

IMG_4991_w560.jpg

IMG_4992_w560.jpg

IMG_4993_w560.jpg

あとはこぼれたオイルを掃除したり、漏れがないことを確認して完了。ここまででだいたい1時間くらいの作業。あとはオイル交換インターバルのタイマをリセットして、問題がないかどうか試運転。短時間の試運転ではフィーリングの違いはあまり感じなかったけれど、多少スムーズにはなったかも?という程度。

初めてDIYでオイル交換をやってみて、まあ最初にしては上出来ではないかと自分では思う。反省点としては、フィルタ効果時のオイル垂れの対策をもう少ししっかりやるべきだった。あと、トルクレンチは無理に買う必要はないけれど、リアスタンドは欲しいかな。リアスタンドも1万円くらいするので、優先順位を考えてそのうち手に入れたい。

≫ 続きを読む

バイク   2024/06/16   gena
タグ:バイク , GSX-R125

GSX-R125その後(コンテナガレージを借りる)

普通二輪免許を取って原付二種のGSX-R125を買い、置き場所がないのでトランポの中古バネットバンも買ってそろそろ半年になる。

トランポに積みっぱなしというのは、バイクの「保管」という意味なら確かに汚れないし盗難のリスクも(駐輪場に置くよりは)低いので良いんだけど、やっぱり載せ降ろしの手間が大変でなかなか気軽に乗ることができない。一応載せ降ろしにはだいぶ慣れて、落としたり倒してしまうことはなくなったとはいえ、載せ降ろしする場所は考える必要があるし、緊張はするし、その緊張感のためにツーリング前日などはよく眠れなかったりする。そんな大げさな、とお思いになる方もいるとは思うけれど、実際に緊張するんだからしょうがない。

また、当然トランポの維持費(保険、車検、整備、ガソリン代)がかかる。ガソリン代はロードスターに乗っていても同様にかかるとしても、保険は初期等級からなので年間8.6万円ほど、自動車税が8800円、車検と整備がおそらく10万円くらいとすると、月2万円くらいが純粋な支出増になる。

それだけ出すんだったら、バイクガレージを借りてもいいのでは。と思い始めて、試しに師匠が借りているバイクガレージのオーナーに連絡を取ってみたところ、なんと空きありとのこと。しかも、シャッター付き段差なしのガレージの他に、貨物用コンテナを地面に置いただけのコンテナガレージであれば、15,000円で空きがあるとのこと。

師匠に相談したら、師匠もシャッター付きガレージを借りる前はコンテナを借りていたとのことで、良いんじゃない?と賛成してくれた上に、すぐオーナーに電話して内見を決めて師匠も同行してくれることになった。

師匠の紹介の効果か、少し大きめの冷凍コンテナを借りられることになった。コンテナタイプは安い分、電源なし、段差ありだけど、冷凍コンテナなので断熱材が入っており夏場の温度上昇が抑えられるし、段差(25cm)もトランポへの載せ降ろしに比べればなんということもない。サイズ(内寸)は幅165cm x 奥行き335cm x 高さ188cm。長さ2mクラスのバイク2台を並べて入れて、さらに折り畳み椅子とテーブルを置くくらいのスペースがある。

軽く掃除してバイクを入れてみたけれど、なかなかいい感じ。棚やフックなどが何もない箱なので、収納は少し工夫する必要がありそう。荷崩れ防止のベルトやバーを固定するためのラッシングレールがあるので、これを利用する感じかな。本格的にカスタマイズするならつっぱり棚を設置したりするんだろうけど、あまり原状回復が面倒になることはやりたくないし。この辺りは追々考えたい。

これでトランポでおっかなびっくり載せ降ろしするストレスからは解放された。さすがにこのままクルマ3台体制を維持するのは厳しいので、整理することを考えたい。

IMG_4875_w560.jpg

≫ 続きを読む

バイク   2024/05/26   gena
タグ:バイク , GSX-R125

GSX-R125その後(ツーリングとインカム購入)

同級生に普通二輪免許を取ってバイクを買った話をしたら、ツーリングに誘っていただいた。

普段師匠の後ろについてワインディングを走ったり、ワインディング中心のツーリングに連れて行ってもらったことはあるけれど、師匠のツーリングはあくまでも「気持ちよく走ることのできるワインディング」を中心にしたルート選択で、純粋に走りを楽しむストイックなもの。

そういう意味で、師匠以外のお友達とのレジャーツーリングというのは初めての経験。目的地やルートは慣れている人が初心者でも走りやすいところを選んでくれるということでありがたい。こういう「おもてなし」ができる人は尊敬する。普段からいろんなところを自分で回って経験することが必要だし、その結果を覚えておいて相手のレベルや興味を考慮して組み合わせる。一朝一夕にできることではない。

走行中にお互いにお話しできるヘッドセット(インカム)は持っているかと聞かれたけれど、残念ながら持っていない。師匠と走るときは純粋に走ることを楽しむため、おしゃべりなんてしないので。ただ、3台で走る場合はインカムがあった方が便利というのは想像できる。ということでツーリング2日前に2りんかんに出かけてインカムを購入。ただ、定番らしいB+COMはさすがに高くて、年に何回ツーリングに行くかわからないのに3万円超の出費は厳しい。ちょうどシエルのT20という機種がセールになっていて、一応B+COMとも接続できるような説明があったので、これを買ってみた。

シエル(CIEL) T20 ソニックインカム シングル 最大8人同時通話 バイク用インカム Bluetooth 音楽・ナビ・電話着信応対 Hi-Fiスピーカー ラジオが聞ける CL-T20-S

さっそくヘルメット(アライAstroGX)に取り付けてみた。取付自体は簡単だったけれど、スピーカーの厚みがあって、ヘルメットを被るときと脱ぐときに耳に当たって(こすれて)痛い。スピーカーの厚みを逃がすようにその部分のスポンジが外れる仕組みだけど、スポンジを取ったくらいでは全然足りない。私の耳の問題なのか、もともとのヘルメットのサイズがピッタリ過ぎたのかはよくわからない。ただこのままだととても使えないので、ネットで検索したところ、スピーカーを付けるパッドを削るというのがあった。

パッドは交換部品でいざとなれば買いなおせるし、思い切って削ってみた。相当ガシガシ削らないといけなくて、それでも完全にスピーカーの出っ張りがなくなるわけではないけれど、最初の状態よりはかなりマシになったかな。とりあえずはこれで様子を見ることにする。被ってしまえば違和感はない。

次の心配事は私の固有事情だけど、トランポからの載せ降ろしをどうするか。今回の集合場所はコンビニの駐車場なので、そこにトランポを置きっぱなしにすることはできない。普段載せ降ろしをする公園やロードパークの駐車場も、短時間なら良いけれど朝から夕方まで置きっぱなりにするのはさすがにマズいだろう、ということで考えた末、マンションの駐車場で載せ降ろしをすることにした。

マンションの駐車場は当然他の住人の車の出入りがあるため、載せ降ろしそれぞれ10分くらいとはいえ気を遣う。たまたまゴールデンウィーク中ということで駐車車両も少なく、出入りの邪魔にならない場所を選んでササっと降ろすことができた。

IMG_4848_w560.jpg

集合場所のコンビニ駐車場でインカムのペアリング。企画してくれた人はB+COM 6XRという高級機種なので、これをハブにして3人のインカム(私ともう一人がシエルT20)をペアリングしようとするが、うまくいかない。6XRとT20一台ずつとはペアリングできるし、T20同志は当然つながるけれど、3台同時にはつながらない。

最終的には各自スマホとペアリングした状態で、LINEのグループ通話をつなぎっぱなしにすることで解決。欠点は山間部で圏外になると切れてしまうことだけど、ルートの大部分は問題なさそうだし、山間部はお互いはぐれるようなシチュエーションもないので気にならない。

ということで、片道100kmほどのツーリングで、美味しいお昼を食べて観光地も少し見学して無事に戻ってくることができた。燃費は45km/Lほど。途中でガソリンのゲージが一つになったので給油。しかしセルフのスタンドで入れたら3.7Lしか入らず。ゲージもフルから一コマ減った状態。手動で満タンにするコツがまだわからない。溢れたら嫌だし。

IMG_4822_w560.jpg

IMG_4815_w560.jpg

≫ 続きを読む

バイク   2024/05/04   gena
タグ:バイク , GSX-R125

GSX-R125その後(3ヵ月経過)

中古のGSX-R125を買って3ヵ月経った(購入記事)。自分で走った距離は400kmほど。

年が明けてからは寒さもあって乗っていなかったけれど、師匠にお誘い頂いたので関東UHFコンテストはサボってプチツーリングができた。コミネの安い冬用プロテクタージャケットとパンツだけど、意外と寒さは問題なし。

トランポのバネットバンに積みっぱなしにしていて、何度も書いているけれど載せ降ろしが大変ということもあり、「さあ今日は乗るぞ」と気分を盛り上げていかないと乗れない感じ。あと、天気が良くかつドライ路面の日しか乗らない。

せっかくのスポーツバイクだけど、あまり乗っていないこともあって、まだ乗りこなせていないというのが実感。バイクの師匠に先導してもらってワインディングを走るんだけど、後ろから見ていると師匠は直進からコーナーへの侵入で、減速しつつ体重移動して「スッ」とバイクを倒して一定のラインで安定して曲がっていくんだけど、私はどうもフラフラというか、アンダーになったりオーバーになったり不安定。師匠にGSX-R125に乗ってもらったら、トルクもあるし曲がりやすい良いバイクだとおっしゃるので、やはり乗り方の問題なのだと思う。30年前にDT-50に乗っていた時は特に意識もしなかったけれど、やはり若い頃は感覚で乗れてしまうのかな。

車内保管だし走った後は拭いているので、観賞用としては最高。ワークスカラーも良い感じ。ただヘッドライト周りのデザインはやっぱりあんまり好きになれないんだよなぁ。イマドキのバイクはみんなこんな感じなのでしょうがないんだけど。どうしても欲しい思い入れのあるバイクとかがあればそれを買うのを目標にすれば良いんだけど、今のところはそういうのもない。

≫ 続きを読む

バイク   2024/02/25   gena
タグ:バイク , GSX-R125

バイクその後(トランポへの載せ下ろしに大苦戦編)

トランポの納車後に、師匠に補助してもらってバイクを積んだものの、一人で載せ下ろしできないのでは困る。

ということで後日一人で載せ降ろしチャレンジ。載せるときはエンジンをかけて、最初はアクセルを捻らず半クラだけでやろうとしたらスロープが登れずエンスト。ある程度アクセルは捻ってやる必要がある。フロントブレーキに指をかけながらアクセルを捻るという、ちょっと慣れないと難しい動作。それでもなんとか慎重にやって成功。これで自分の好きな時にバイクに乗れるかな...と思ったんだけど。

さらに一週間後、バイクの載せ下ろしの慣熟のためにまた一人で練習。しかし、前回成功して油断があったためか、スロープの途中で止まって、頭が真っ白になってクラッチとアクセルが訳がわからない状態になってしまい、バイクを落としてしまった。エンジンをかけるのが怖くなって、じゃあ師匠方式でエンジンをかけずに助走をつけてやってみようとしたら、今度はやっぱり途中で止まってバイクを支えきれずにスロープの途中でバイクを倒してしまい、スロープに中途半端に引っかかって下ろすこともできなくなってしまった。

近所だったのでかんなさんにヘルプを依頼して、二人がかりでなんとかバイクを降ろしたけれど、カウルは傷ついたし何より私の心が傷ついた。せっかくトランポまで買ったのに、これじゃあ怖くてバイクに乗れない...と悲しい気持ちになってしまった。

かんなさんに励ましてもらって、できるだけ安全に載せ下ろしできないことには仕方がないので、お金と車内スペースは勿体無いけれど、その足でもう一本ラダーレールを買いにいった。

IMG_4321_w560.jpg

また一週間後に、かんなさんに念のため見守ってもらいながらスロープ2本でリベンジ。エンジンをかけて慎重に。スロープ2本で人とバイクの高さの差がないので、アクセルとクラッチとブレーキのバランスは取りやすいと思った。それでも心理的には先週のトラウマがあって怖かったけれど、なんとか2回の載せ下ろしに成功。逆に下ろす時に一回、後輪が途中でスロープから脱輪しそうになって、かんなさんに手伝ってもらい一度車内に戻して向きを確認してからやり直した。

あと、下ろす時にタイヤ止めを外し忘れたり、タイダウンのサブベルトが車体についたまま走ってみたりと、まだまだ不安なことは多いけれど、ちょっとずつ慣れていくしかないと思っている。でもやっぱり、正直なことを言えば安全にバイクを置いておけて、気軽に出し入れできるガレージが欲しい。。

≫ 続きを読む

バイク   2023/12/17   gena

トランポ購入(中古バネットバン) バイクを積んでみる編

納車編からの続き

師匠とツーリングに行った帰りに、早速バネットバンにバイクが載るかどうか試してみることに。

ありがたいことに、積載に必要な道具は師匠のお下がりを一式頂いてしまった。師匠が以前別のトランポで使っていたもの。ラダーレール、ホイールクランプ、タイダウンベルト、タイヤ止め。

道具はバッチリなんだけど、なんせ初めてなので不安しかない。師匠方式はエンジンをかけずに、助走をつけて一気に載せる、というもので、非常に高度な熟練が必要な気がする。

とりあえず後ろで支えてもらってなんとか載せ下ろしに成功。一人でやるときはYoutubeでよく紹介されている、エンジンをかけて半クラッチでじわじわ載せる方法かなぁ。

IMG_4268_w560.jpg

バネットバンは構造変更して二人乗りにしてもらったおかげで、寸法的には楽勝。頂いたホイールクランプはかなり場所を取るタイプだけど、全長2mのGSX-R125は余裕で積めた。高さ方向も楽々。少し横にずらして乗せればバイクの横で寝られそう。

タイダウンベルトはタンデムステップのフレームにサブベルトをかけて、床側は既設のフックがそのまま使えた。斜め前下方に引っ張る感じ。師匠に頂いたカムバックルタイプのベルトは、締め上げるのにコツが必要で、なかなか緩みが取れず。これは後でラチェット式を自分で買うつもり。

あとはリアタイヤにタイヤ止めを付けて完了。このタイヤ止めは師匠が木工職人さんにワンオフで作ってもらった貴重な品。

IMG_4290_w560.jpg

心配していた後方視界は、やっぱりかなり悪化。ウインドシールドごしに一応後方とリアアンダーミラーはギリギリ見えるけれど、バイクが見えないように目隠しの毛布を被せてしまうと、ルームミラーごしの後方視界はほとんどゼロ。走るときは毛布を剥がしておいた方が良さそう。それか運転席側に少しオフセットして積むか。

DSCN7381_w560.JPG

≫ 続きを読む

バイク   2023/11/12   gena

中古バイク購入GSX-R125 〜 (4)納車・シェイクダウン編 〜

これまでの記事:
(1)カフェレーサー体験編
(2)高回転覚醒編
(3)契約・納車待ち編

バイク屋さんがけっこう遠かったこともあり、ビギナーが買ったばかりのバイクで自走して帰るのは危険とのことで、納車時は師匠がトランポで同行して車載してくれることになった。いつもありがたい。

納車日は小雨が降っており、雨具もないし、自走だったら無理なので納車を延ばしてもらうしかなかった。こういうときトランポは助かるなぁ。

ナンバーを取付けてもらって自賠責の書類を確認して支払いをしている間に、師匠が早くもトランポにバイクを乗せてしまっていた。早い。師匠はバイクのエンジンをかけずに助走をつけて「ぴょん」と軽々バイクを乗せてしまうので手品みたい。とてもマネできる気がしない。

地元に戻ったら晴れていたので、早速師匠のGB250に先導してもらってシェイクダウン。と言いつつ3000km走って慣らしは終わっている個体なので、調子を見ながらガンガン回して走ってみる。事前にいろいろYoutubeでチェックしていた通り、8000min-1から上が気持ちよく走れる感じで、それを下回ると巡航は可能だけど上り坂や加速は厳しい感じ。

ポジションはだいたい事前の想像どおりで、確かに前傾姿勢だけど、そこまでキツくはないかな、という感じ。実際2時間以上ほとんどぶっ通しで山道の上り下りを走り回ったけれど、それほど負担感はなかった。下りはどうしても腕に体重がかかるけれど、ニーグリップをして意識して腕の力を抜くようにした。

リアサスがちょっと硬い気がするけれど、まだ馴染んでいないのかもしれないし、師匠によればスポーツバイクならそんなものかも、とのこと。柔らかければ疲れない、というものでもないのだそうだ。

コーナリングは正直まだ体重移動とか姿勢がうまくできているかよくわからないけれど、怖いと思うような場面はなかった。重量が軽いためか、低速度の小回りもしやすい気はする。これは今までに何度か師匠のバイクで練習して慣れたせいかもしれないけれど。

IMG_4066_w560.jpg

納車初日に70キロ以上ワインディングを走った感想としては、なかなか楽しいバイクなんじゃないの、というところ。具体的には、8000回転以上をキープしないと気持ちよく走れないため、普通の道でも積極的な操作が求められるし、絶対的なパワーがないので公道でもどんどんアクセルを回していける、というのが自分好みのポイント。あと原付とは思えないフルカウル・フルサイズのボディがカッコいい。

初日走り終えてバイクを拭いているときに気付いたけれど、社外品のリアスタンドフックが取り付けられていた。前オーナーはどういう経緯で3000キロで手放したんだろう。

日常の足に使うつもりはない(いちいちプロテクタを着けるのが面倒だし)ので、晴れの日限定の週末ライダーということになりそうだけど、ちょっとずつ勉強しながら楽しみたいと思う。

IMG_4140_w560.jpg

≫ 続きを読む

バイク   2023/10/07   gena
タグ:バイク , GSX-R125

中古バイク購入GSX-R125 〜 (3)契約・納車待ち編 〜

これまでの記事:
(1)カフェレーサー体験編
(2)高回転覚醒編

そんなわけで、師匠のツテでバイクショップを紹介してもらい、オススメのGSX-R125を見に行ってみた。師匠から事前に情報が回っていて、到着したら大変丁寧なお出迎えを受けて恐縮してしまった。また、「CBR250RRに乗れたなら問題ないですよ」とか「ドリームよりポジションは楽です」などと説明され、いろいろこちらから話す手間が省けた。

早速またがらせてもらい、ポジションをチェック。シート高は785mmで、身長168cmの私だと両足を着いたときには踵が浮いてしまう。先日乗ったCBR250RRは踵べったり(シート高735mm)だったので、ちょっと不安感はあるけれど、車体が軽いのでまあ大丈夫かな。ハンドルはトップブリッジの下に付いている本気のセパハン(こういう専門用語もここ1か月ほどで覚えた)で、低いことは低いけれど、そこまで前傾がきつい感じはしなかった。垂れ角が小さいのと、シートとハンドルの距離が近いせいかも。ただポジションはしばらく走ってみないと何とも言えないかな。

残念ながら屋内保管で隙間なくバイクが並んでいたため、エンジンをかけたり取り回しを確認することはできず。これは現行車種の場合はレンタルバイクなどで事前にチェックしておくべきだったかも。

IMG_4006_w560.jpg

GSX-R125の在庫は新車(2023年モデル)と、走行3000キロの中古(2021年モデル)があり、価格差は約10万円。中古の方もノーマルでほとんど新車並みの極上車。一応125ccクラス(原付2種)で他のオススメはないか聞いてみたけれど、在庫の中ではネイキッドモデルのGSX-S125、カワサキのZ125pro、ホンダのグロム、モンキーとカブ系くらい。GSX-S125はデザインが好みじゃない(カウルレスなら丸目ライトが好み)のと、他のバイクはいずれもGSX-R125と比べると回して走る楽しさとしては劣るかな、という感じで積極的に選ぶ理由は見当たらず。また、ネットで検索してデザインが好みだと思っていたヤマハのYB125SPやAJSのキャドウェル125も当然だけど在庫なし。SR400はあったので一応話を聞いてみたら、むしろエンジンはぜんぜん回らないですよ、とのこと。うーん、そうなのか。

GSX-R125も本当はエンジンをかけて停止状態でもいいからスロットルをひねってレスポンスを確認したかったけれど、程度のいい中古車は一度見逃すとまたいつ出会えるかわからないということもあったし、師匠の紹介でもあり変な個体をつかまされることもないだろうと信頼して、その場でかんなさん(奥様)と相談して購入を決断。まあ125ccの良いところはせいぜい30万円そこそこなので、買った後で気に入らなくてもそこまでダメージはないこと。

手続きは紙一枚で氏名住所などを書いて終わり。ただし、お店から販売証明書という書類を渡されて、「ナンバーを取ってきてください」とのこと。おお、これは初めての体験。もしかしたら30年前にDT50を買ったときにやっているかもしれないけれど、すっかり忘れていた。後日市役所に行って市民税課でナンバーを発行してもらった。事前に書類をダウンロードして記入しておいたので、5分ほどで手数料もかからず発行してもらえた。拍子抜けするほど簡単。ただし希望ナンバーにはできない。

師匠のバイクを借りて練習するに当たって、また自分のバイクが納車されるまでに揃えたバイク用品は以下のような感じ。ヘルメットとグローブは免許教習のときに買ったもの。あと、師匠からお古のライディングシューズ(HRC)を頂いた。

  • ミラーシールド
  • メッシュライディングジャケット(コミネ)
  • ニープロテクタ
  • メッシュライディングパンツ(コミネ)
  • バックプロテクタ(コミネ)

最初はソフトタイプの膝プロテクタを買って普通のズボンの上から着けていたけれど、見た目がイマイチなのと師匠からもハードタイプのプロテクタが付いたパンツはあった方が良いとアドバイス頂いたので追加で購入。とにかく頭から足までプロテクタでガチガチで、こんなに装備したらせっかくのバイクの気持ちよさがスポイルされるんじゃないの、と思っていた。ただ実際にプロテクタを装備して走ってみると、むき出しの肌に風を感じながら走る「気持ちよさ」というのはバイクの気持ちよさの一部でしかなく、腕や脚に路面の状態を感じ、体重移動を駆使してバイクと一体となって能動的に走ることこそがバイクの気持ちよさであり楽しさなのだと、おぼろげながらわかってきた気がする。

納車待ちということで、恒例のスペック紹介。

SUZUKI GSX-R125 ABS 2021年モデル(2BJ-DL33B)

  • 全長x全幅x全高(mm):2000x700x1070
  • ホイールベース(mm):1300
  • 最低地上高(mm):160
  • シート高(mm):785
  • 車両重量(kg):134
  • 燃料消費率(WMTCモード)(km/L):44.7
  • エンジン:CFA1型 水冷4ストローク単気筒DOHC 4バルブ
  • 最高出力@回転数:15ps@10000min-1
  • 最大トルク@回転数:11Nm@8000min-1
  • 燃料供給方式:FI
  • 燃料タンク容量(L):11
  • 変速機形式:リターン式6段変速
  • ブレーキ形式(前・後):油圧式ディスク・油圧式ディスク

続き:(4)納車・シェイクダウン編

D38F351C-D368-4B95-8C90-E351885524CA_w560.jpg

≫ 続きを読む

バイク   2023/10/06   gena
タグ:バイク , GSX-R125

中古バイク購入 〜 (2)高回転覚醒編 〜

前回:(1)カフェレーサー体験編

師匠はいろいろとバイク仲間から情報を集めてくれていて、125ccクラスで今一番おすすめなのはスズキのGSX-R125との情報を送ってくれた。中古の玉数も多く、良いものが探せそうとのこと。

どんなバイクか調べたら、がっつりレーサーレプリカじゃないですか。まあ確かにカッコ良いけれど、水冷DOHCにデジタルメータ、ABSまで付いている。私の趣味としては車と同じく、軽量シンプルでレトロ感のあるバイクなんだけど、どうしようかなぁ。

【参考サイト】[バイクブロス]GSX-R125のカタログ・諸元表・スペック情報

師匠は「一度レーサーレプリカも乗ってみたら」と仰り、これまた貴重な秘蔵品のCBR250RR('94)に乗せて頂いた。乗り始めはやたら高回転まで回るのでちょっとビビったけれど、落ち着いてみると今までのドリーム(改)やGB250(改)よりもポジションが楽でサスもしなやかでとても乗りやすい。法定速度内でも10000回転とか回るので(レッドゾーンはなんと19000min-1)、スピードはたいして出ていないのに体感としてものすごく攻めている感が出て私向きかも。サンバーを思い出した。

過去2回の反省を思い出しながら体重移動を意識すると、コーナーもなんとなく曲がりやすい感じがする。走る・曲がる・止まるという基本性能が高くて、イメージとは逆にビギナーでも乗りやすいというのは、ロードスターと共通するところもある。うーん、レーサーレプリカ(スーパースポーツ)って見た目は若者っぽくてちょっと恥ずかしい気もするんだけど、アリかもしれないなぁ、と思い始める。

続き:(3)契約・納車待ち編

≫ 続きを読む

バイク   2023/10/01   gena
タグ:バイク