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CW

アマチュア無線(社団局コールでコンテスト)

所属している地域クラブのOMさんが社団コールの常置場所として立派なシャックを提供してくださったので、昨年から社団局のコールサインでコンテストに出ることが多くなった。個人だと設備がショボくてHFはほとんど出られないのでありがたい。

COVID-19の感染拡大防止のために、基本的に無言で運用できるCWのメンバーだけが2-3名集まっている。

社団局の設備は2Tx(2送信機)で、参加メンバーで交代で運用するため、パソコンやパドル、メモリーキーヤーは共用。普段個人参加のコンテストではUSBIF4CWでPCキーイングなので、コールサインをパドルで手打ちするのが久しぶりで打鍵ミスしまくりで恥ずかしい。受信はかなり早いコールでも一発コピーできるけれど、同じ速度で送信が厳しい。特に1エリアはUV帯のコンテストで慣れているけれど、HFだと相手は全国なので、3,4,6エリアのコールサインは数字の短点が少なくなったり多くなったり。

一方でCWだとオペレータが誰かまでは相手にわからないので、ヘボオペであったとしても、「あぁ、クラブのビギナーが練習しているのかな」と思ってもらえるので、気楽ではある。CQを出して呼ばれたときになかなかコールサインやNRがコピーできなかった場合も同様。

そんな感じで今年はALL JAコンテストとフィールドデーコンテストは社団コールで参加。使える周波数帯の狭い3.5メガでわずかな隙間にCQをねじ込む感触とか、7メガでCQを出していてcondxが開けた時のパイルアップなど、個人局ではできない経験を少しずつ積ませて頂いている。

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アマチュア無線   2021/08/13   gena
タグ:CW , コンテスト

アマチュア無線(6m and Downコンテスト2021)

いつも天気を睨みながらの6m and Downコンテスト。大雨でも困るし、かといって晴天でも困る。晴れているといつもの移動運用場所の駐車場にお客さんが多く来てしまうため。

今年はちょうど良く小雨が降ったり止んだりの天気になった。これならかんなさんと一緒に移動できる。晴れた場合は一人で先日の林道入口に行こうかと思っていた。

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リグもアンテナも車も2つずつあることだし、今回はかんなさんのスキル向上のため、一緒に移動して別々にコンテスト参加してみることにする。今風に言えば「ソログル運用」か。

私はロードスター+カメラ三脚+キャンプ用ポール+塩ビパイプ+430MHz7エレ八木+モバイルバッテリー+FT-817。

かんなさんは、プジョー2008+踏み立てくん+釣竿+50MHzダイポール+ポータブルバッテリー+IC-705。

かんなさんはスキルアップのため、準備から調整、運用、撤収まですべてを一人で行った。私も自分の運用に集中。50MHzと430MHzで近距離で被るかな、と思ったけど問題なかった。一応デュプレクサーも使ったけれど、なくても5Wならバンドが違えば大丈夫みたい。

お昼はいつものお蕎麦屋さんがカフェに変わってしまって残念なんだけど、カフェでナポリタンを頂いた。天気が悪く他のお客さんがいないので快適。

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9:40頃からお昼を挟んで14:30頃まで。私は30分CQを出して、バンド内呼び回り、またCQに戻る、というサイクルをひたすら繰り返した。トータル5時間近くCQを出してFT-817が熱々になったけれど、モバイルバッテリー(東京コンテストの時に書いたUSB PDのもの)は残量50%ほど。また、20H2のアップデートでまた快調になったドンキ2in1のバッテリーも残量60%で問題なし。

小雨なのでロードスターの車内でCWを運用したけれど、助手席にローテーブルを置いて、水平になるようにペットボトルで調整したら良い感じになった。FT-817、モバイルバッテリー、ドンキ2in1、パドルなどを置いても余裕があった。ただしあくまでもロードスターの車内なので狭いし、横を向く体勢がきつい。PCキーイングなのでCQを出して呼ばれるまでは正面を向いて体を休めた。パドル手打ちがメインだと厳しいかも。

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430だとマルチがなかなか増えず。山梨(17)は今回も無理かと思ったら、最後に1局だけ呼んでくれた。都内より神奈川、静岡の方が強いのはやっぱり都内局はアンテナが南向きだからかも。

ということで53局と交信して11マルチ。この場所から430では過去最多かな。かんなさんは50MHzで26局(9マルチ)、モービルホイップで144MHzが9局(4マルチ)、430MHzが1局という戦果。6mは時間中Eスポは出なかったみたいだけど、聞こえる局は結構多かったとのこと。

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Freq. Point  Multi  QSO
----------------------------------------
430MHz    53    11    53
----------------------------------------
Score  53 x 11 = 583
マルチ: 福島,茨城,栃木,埼玉,群馬,千葉,東京,神奈川,静岡,山梨,長野

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アマチュア無線   2021/07/06   gena

アマチュア無線(ALL ASIAN DXコンテストCW2021)

先日のWPX TESTは21MHzで出たけれど、なんとなく14MHzの方が良く聞こえそうな感じだったので、AA TESTは14MHzのモービルホイップで参加。

ただ、土曜日、日曜日ともに午前中から用事があって外出していたため、夕方だけ。

初日に中国と交信してボウズは回避。しかし割と強く聞こえる局でもこちらからはなかなか届かず。特に中国の局にはほとんど拾ってもらえず。21時頃にヨーロッパが少し聞こえてきたけれど、呼べども呼べども届かず。どうにかラトビアの耳の良い局に拾ってもらえた。ただ何度もNRを打たれたのでミスコピーされている確率高し。けれど、ちゃんとLoTWとeQSLでcfmされていた。久しぶりのMix New。良かった。

2日目の夕方は、珍しく北米が聞こえていたので何局か交信。カナダとも交信できた。ヨーロッパはやっぱりダメ。

雨の影響か、モービルホイップのSWRが高くなることがあり、FT-991Aのチューナーで同調を取り直そうとしたけれど、すぐにHiSWRで同調を諦めてしまう。水滴を拭き取れば同調が取れる。やっぱりFT-991Aのチューナはちょっと粘りが足りないように思う。

そんな感じで14局で終了。夜中に開けたという話も聞くけれど、夜は寝てしまうのでできない。いずれ仕事とか気にしなくて良い身分になったら、夜中に無線とかやってみたい。サイクル25の立ち上がりはまだ先だろうか。

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【過去のALL ASIAN DXコンテストCW】

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アマチュア無線   2021/06/26   gena
タグ:CW , コンテスト , DX , FT-991A

アマチュア無線(CQ WPX CWコンテスト2021)

昨年末のWWDX-CW以来久しぶりのDXコンテスト。また、昨年購入してお試しで使った程度だったFT-991A(100W)を初めて本格的に運用。

まずやったのは、画面のファンクションボタンのカスタマイズ。FT-991Aはほとんどの機能がファンクションに割り当てられていて、求める機能が表示されるまで何度も「FWD(BACK)」を押さないといけない。CWでよく使う機能も複数の画面に分散しているので、画面下部に常に表示されている4つのボタンに、使用頻度の高い項目を割り当てる。

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とりあえず、4つのボタンは(1)NAR/WIDE、(2)RF PWR、(3)WIDTH、(4)BK-INとしてみた。キーヤー関係はCTESTWIN+USBIF4CWがあるので、リグの機能は使わない。RF PWRはアンテナの調整が終われば100W固定で問題なかった。それよりもMONI(ヘッドフォンの時は小さく、スピーカの時は大きく)とかの方が使ったかも。ビギナーの時だったらありがたかっただろう、ZIN(オートゼロイン)とかSPOTは、NARで300とかに絞ればほとんど不要。

アンテナは21MHzのモービルホイップを三脚用基台に付けて、カウンターポイズを這わせるスタイル。SWRは3以下くらいで、このくらいまで下がっていればFT-991Aのアンテナチューナで同調できる感じ。少しSWRが高い状態からだと、すぐにチューンを諦めてしまう(取説にはモービルホイップの同調は取れないと書いてある)。

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初日の朝10時頃からワッチを開始。国内は8や6エリアが開けており、WPXは国内局の交信もポイント・マルチになるので聞こえるところは交信。中国も聞こえるけれど、北米などはまったく聞こえず。

中国、ロシアと交信して、午後はオーストラリアが開けた。夕方になってもEUは開けず。初日は26局(DX15局)で終了。

2日目は7時頃から開始。試しに21.047MHzあたりでCQを出してみたら、韓国と国内から呼んでもらえた。日韓コンテストという雰囲気。買い物に出かけたりして、たまに聞いて新しい局が聞こえたら呼ぶ、という感じで17時頃までに50局(DX28局)やって終了。一応スコアは過去最高だったけれど、Newエンティティはなし。DXコンテストでCQを出して、001方式のNRが一発コピーできるようになったのは、最近クラブ局でCQを出す練習をけっこうしたおかげかも。

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FT-991Aはドンキ2in1への回り込みも出ないし、アンテナチューナーが弱いことを除けばなかなか使いやすいかな。DSPのフィルタも不自然な感じはせず、これなら「コリンズのメカフィルが〜」とか言う必要もない。WIDEで3kHz幅とかに広げてもあまり上下の局が聞こえないなぁ、と思ってあとで取説を読んだら、元々CWモードはローカット/ハイカットフィルタが入っているからかも。

元々持っているFT-1021Xはパワーを出すと家の電圧降下(フリッカ)が起きるし、パソコンに回り込みも出るし、性能は良いけどちょっと使いづらい。普段FT-991Aはかんなさんのシャックに置いてあるけれど、私も専用に100WのHF機が欲しくなってしまった。DXがバリバリ稼げる電波コンディションになるのはまだ数年かかりそうだからそれまでに考えたい。

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【過去のWPX CWコンテスト】

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アマチュア無線   2021/06/04   gena
タグ:CW , コンテスト , DX , FT-991A

アマチュア無線(東京コンテスト2021)

東京コンテストへの参加は3回目(2017年2018年)。QRPの移動運用ではHFはアンテナを張る場所が悩ましく、東京コンテストでは比較的得意な430MHz部門もないため、あまり出ていなかった。

今年はOMさんから譲っていただいた144MHzの5エレ八木アンテナがあるのと、ゴールデンウィーク中は混雑するきららの里ではなく、ロードスターでも行ける林道入口の運用場所(昨年の東京UHFで試した場所)が割と電波が飛びそうなのがわかったので、ここで試してみることにした。ただしここはトイレなど設備がないためかんなさんは留守番で、私一人で参加。

もう一つ試してみたかったのが、モバイルバッテリーからUSB PD給電によるFT-817の運用。今までは重たい鉛バッテリーのSG-3500LED(20Ah, 重量8.3kg)を使っていて、これはこれで信頼性が高く良かったんだけど、ロードスターだと車内で運用できないので、車外まで運んで準備や片付けをするのが大変だった。

USB PDは最大100Wまでの大電力給電に対応した規格で、FT-817の場合はCQオームさんで販売されているケーブル(OHM-USB818/OC)と、45W以上15Vに対応したモバイルバッテリーを組合せることで、モバイルバッテリーから電力供給が可能になる。

モバイルバッテリーはちょっと高いけれど、CQオームで推奨されているAnker PowerCore + 26800 PD45W(26800mAh)を購入。重さ580gなのに、8.3kgのSG-3500LEDよりも大容量。バッテリーの進歩はすごい。

9時頃に到着して、車外に環境を構築。ローテーブルとダイソーの椅子。これはもう少し高さのあるテーブルと椅子を使うようにした方が長時間の運用では良さそう。ただロードスターのトランクに収めないといけないので、パズルのような難しさがある。

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ロケーションの良い場所あるあるだけど、風が強くアンテナが回されてしまう。2m用の八木は受風面積も広いので大変。ポールはキャンプ用の簡易的なモノと、塩ビパイプをつなげている。

CWの運用はCTESTWIN+USBIF4CW(ver.2)でPCキーイング。パドルはこちらもOMさんに譲って頂いたCW-ONEを補助的に使う。

良く聞こえるのは埼玉と栃木で、都内局は弱い。CQを出すとたまに呼ばれる感じ。都内よりむしろ神奈川や静岡の方が強いかも。山梨は聞こえたけど呼んでも届かず。きららの里と比べると東京から遠くなっているし、山が邪魔でイマイチかも。それでもポツポツとは都内と交信できて、12時過ぎまでに38局と交信。うち都内は10局。CQを出しても呼ばれなくなり、飽きてきたので撤収。ここでもう少し粘るかどうかがスコアに繋がるんだろうけれど。。


Freq. Point  Multi  QSO
----------------------------------------
144MHz    50    15    38
----------------------------------------
Score  50 x 15 = 750
マルチ(都外): 茨城,栃木,埼玉,神奈川,静岡
マルチ(都内): 八王子,青梅,調布,小金井,日野,稲城,渋谷区,杉並区,板橋区,練馬区

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ちなみに同時期のALL JAコンテストは、無線クラブの常置場所からマルチオペで参加。COVID-19対策のため、無言で運用できるCWはニューノーマルに向いているかも。しっかりしたアンテナと100W無線機だとHFの交信も捗って楽しい。いつの間にか7MHzでパイルになってもなんとか捌けるようになった。

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アマチュア無線   2021/05/04   gena

総合無線通信士モールス受信対策アプリ公開

かんなさんとローカルのOMさんにモニターしてもらいながら細々とアップデートしてきた、日替わり通信術のWebアプリですが、3月の試験でかんなさんが見事合格したので、本アプリも公開します。

本サイトの固定記事へのリンク

Webアプリ「日替わり通信術」

アプリの詳しい説明

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アマチュア無線   2021/04/10   gena
タグ:CW , JavaScript

アマチュア無線(関東UHFコンテスト2021)

新型コロナ禍で迎えた関東UHFコンテスト。しばらく晴天が続き積雪や路面凍結の心配がなかったのは良いけれど、新型コロナの影響でいつも使っている移動運用場所は休園中。

そこで設備的(トイレ)には難ありだけど、以前見つけておいたそこそこロケーションの良さそうな場所から出てみることにする。標高450mくらいの林道の入口。

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リグはRFGの設定を直してようやく普通に使えるようになったIC-705。かんなさんがポータブルバッテリーのDC出力から電源を取れるようにケーブルを作ったので、フルパワー10Wで出られる。アンテナはいつもの7エレ八木。林道入口のチェーンをかけるしっかりしたポールがあったのでお借りしてアンテナを立てた。

9時半頃からワッチを開始。意外とたくさんの信号が聞こえる。呼んでみるとパイルになっていなければだいたい取ってもらえる感じ。見た目はそれほど開けているロケーションではないけれど、けっこう良いかも。

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今回はプジョー2008の後席そのままで、コンソールボックスにIC-705を設置。置くための台はかんなさんが自作したもの。パソコン(ドンキ2in1)を膝の上に置いて、久しぶりにPCキーイング。安定した机などが使えない場合は、この方が打鍵ミスなどがなくやりやすい(まあメモリキーヤでも一緒だけど)。

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呼びまわりの後、15分ほどCQを出したら15局に呼んでいただけた。かんなさんと交代しながら、12時頃までやって終了。トイレがない環境ではこのくらいが限界かも。道の駅でお蕎麦を頂いて帰ってきた。

終わってみれば実質2時間で25局となかなかの結果。というか過去の関東UHFの記録を見たら、2016年の記録を上回って自己ベストを更新。ロケーションが思いのほか良かったのと、パワーが2倍(FT-817:5W、IC-705:10W)というのが効いたのだろうか。

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Freq. Point  Multi  QSO
----------------------------------------
430MHz    25    21    25
----------------------------------------
Score  25 x 21 = 525
マルチ: 茨城 14004, 1431, 1401, 1421, 14001
東京 1029, 1006, 100120
神奈川 110118
埼玉 13006, 13004, 1325, 134407, 1322, 1317, 13003, 13008, 13007
千葉 1228, 1226
群馬 1605

【過去の関東UHFコンテストの記事】
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アマチュア無線   2021/02/13   gena