Harmless Weblog

Kindle

ミステリ再読 赤緑黒白

「赤緑黒白」(森博嗣)を再読了。Kindle合本版。

合本版のVシリーズもとうとう読み終わってしまった。

何度か書いていると思うけれど、なんとなく危うい感じの西之園さんに振り回されるS&Mシリーズより、しっとり落ち着いた余裕たっぷり紅子さんのVシリーズが落ち着く。

小鳥遊くんと香具山さんの後日談がもっと読みたい。

≫ 続きを読む

読書   2023/10/27   gena

SF本読了 太陽系最後の日

「太陽系最後の日 ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク」(A.C.クラーク)を読了。Kindle版。

やっぱりクラークとアシモフって面白いよなぁ。選りすぐりのベスト版だから当然なのかもしれないけれど、それでもすごいと思う。クラークやアシモフがもっとずっと長生きして、最新の科学の知見を得て今SFを書いたとしたら、やっぱり最高に面白いだろうなと想像する。

≫ 続きを読む

読書   2023/10/21   gena

ミステリ再読 朽ちる散る落ちる

「朽ちる散る落ちる」を再読了。Kindle合本版。

あーそうそう、超音波研究所の続きがあったね、という感じ。

≫ 続きを読む

読書   2023/10/14   gena

ミステリ再読 六人の超音波科学者

「六人の超音波科学者」(森博嗣)を再読了。Kindle版。

今回も小鳥遊くんがちょっと可哀想な展開。纐纈さん関係のエピソードって本編ではまったく触れられていないけれど、短編集にあるんだったかな。

≫ 続きを読む

読書   2023/09/16   gena

SF本読了 三体0

「三体0 球状閃電」(劉慈欣)を読了。Kindle版。

三体3部作の前日譚的な位置付けで、大変面白かった。オカルトっぽい描写が科学的に説明されるところなんかは、まさに三体の「カウントダウン」と同様に楽しめたし、三体2がフェルミのパラドックスに説得力のある回答を与えたのと同じように、三体0では球電や超常現象の説明を試みていて、それがミステリのように明らかになっていくのが素晴らしい。

≫ 続きを読む

読書   2023/09/09   gena
タグ:Kindle , SF , 劉慈欣

SF本読了 黄金の人工太陽 巨大宇宙SF傑作選

「黄金の人工太陽 巨大宇宙SF傑作選」を読了。Kindle版。

Kindle本セールで3冊まとめて買ったアンソロジーシリーズもこれで最後。銀河連邦AIロボットよりは楽しめたかな。いずれにしろ読み終わった瞬間に内容を忘れてしまう程度ではある。

好みとしては、時空の一時的困惑、禅と宇宙船修理技術、黄金の人工太陽、ダイヤモンドとワールドブレイカー、目覚めるウロボロス、霜の巨人あたりかな。

  • 時空の一時的困惑=チャーリー・ジェーン・アンダーズ
  • 禅と宇宙船修理技術=トバイアス・S・バッケル
  • 甲板員ノヴァ・ブレード、大いに歌われた経典=ベッキー・チェンバーズ
  • 晴眼の時計職人=ヴィラル・カフタン
  • 無限の愛=ジョゼフ・アレン・ヒル
  • 見知らぬ神々=アダム=トロイ・カストロ&ジュディ・B・カストロ
  • 悠久の世界の七不思議=キャロリン・M・ヨークム
  • 俺たちは宇宙地質学者、なのに=アラン・ディーン・フォスター
  • 黄金の人工太陽=カール・シュレイダー
  • 明日、太陽を見て=A・マーク・ラスタッド
  • 子どもたちを連れて過去を再訪し、レトロな移動遊園地へ行ってみよう!=ショーニン・マグワイア
  • 竜が太陽から飛び出す時=アリエット・ド・ボダール
  • ダイヤモンドとワールドブレイカー=リンダ・ナガタ
  • カメレオンのグローブ=ユーン・ハ・リー
  • ポケットのなかの宇宙儀=カット・ハワード
  • 目覚めるウロボロス=ジャック・キャンベル
  • 迷宮航路=カメロン・ハーレイ
  • 霜の巨人=ダン・アブネット

≫ 続きを読む

読書   2023/09/08   gena
タグ:Kindle , SF

ミステリ再読 恋恋蓮歩の演習

「恋恋蓮歩の演習」(森博嗣)を再読了。Kindle合本版。

豪華客船が舞台のこのお話も好きなエピソードのひとつ。保呂草さんがカッコ良すぎる。

≫ 続きを読む

読書   2023/08/27   gena

ミステリ再読 魔剣天翔

「魔剣天翔」(森博嗣)を再読了。Kindle合本版。

各務さん初登場のけっこう好きなエピソードではあるんだけど、一方で小鳥遊くんがちょっと可哀そうかな。というかVシリーズって全体的に小鳥遊くんの不運が多いような。。

≫ 続きを読む

読書   2023/08/05   gena

SF本読了 不死身の戦艦 銀河連邦SF傑作選

「不死身の戦艦 銀河連邦SF傑作選」を読了。Kindle版。

これもピンとくるものはなかったかなぁ。ほとんど当たりを引くことなんてないんだから、アンソロジー買うのはやめておけば良いのに、もしかしたら...と思って買ってしまう。

好みとしては順当に、レナルズ、ソウヤーという元々好きな作家の作品。あとは監獄惑星、不死身の戦艦、還る船、囚われのメイザー、文化保存管理者、ジョーダンへの手紙あたりかな。歌う船シリーズは未読で気にはなっているけれど、2023年現在電書化されていない。

【収録作品】

  • スパイリーと漂流塊の女王(アレステア・レナルズ)
  • カルタゴ滅ぶべし(ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン)
  • 戦いのあとで(ロイス・マクマスター・ビジョルド)
  • 監獄惑星(ケヴィン・J・アンダースン&ダグ・ビースン)
  • 不死身の戦艦(G・R・R・マーティン&ジョージ・ガスリッジ)
  • 白鳥の歌(ユーン・ハ・リー)
  • 人工共生体(ロバート・シルヴァーバーグ)
  • 還る船(アン・マキャフリー)
  • 愛しきわが仔(メアリー・ローゼンブラム)
  • 巨人の肩の上で(ロバート・J・ソウヤー)
  • 囚われのメイザー(オースン・スコット・カード)
  • 文化保存管理者(ジェレミア・トルバート)
  • ジョーダンへの手紙(アレン・スティール)
  • エスカーラ(トレント・ハーゲンレイダー)
  • 星間集団意識体の婚活(ジェイムズ・アラン・ガードナー)
  • ゴルバッシュ、あるいはワイン-血-戦争-挽歌(キャサリン・M・ヴァレンテ)

≫ 続きを読む

読書   2023/08/02   gena
タグ:Kindle , SF

ミステリ再読 夢・出逢い・魔性

「夢・出逢い・魔性」(森博嗣)を再読了。Kindle合本版

3人組のテレビ出演のお話。稲沢探偵ってこの後も活躍するんだったかな。

ひな壇に素人の出演者が座って、タレントやアナウンサーが司会進行するというテレビ番組については、かんなさんが「熱中夜話 猫ナイト」に出演したときに、私もスタジオ内で見学させてもらったので、その時の様子を思い出した。

≫ 続きを読む

読書   2023/07/29   gena