Harmless Weblog

ロードスター

ロードスターNC1その後(エアコンガス補充)

ロードスターのエアコン(クーラー)の効きが弱い。屋根を閉めた状態でもアイドリングだとほとんど冷えない。走っていればそこそこ冷えるけれど、冷え冷えというほどには冷えない、という感じ。

中古で買った時から同じだったかは思い出せないけれど、今までに4回夏を乗り切ってきたので、徐々に冷えなくなってきているのかもしれない。昨年は確かに「停まっていると冷えないな」と思った記憶がある。

ショップに相談して診てもらったところ、やはりガスが減っているとのこと。エアコン吹き出し口で測った温度も通常10℃程度になるところ、20℃程度にしか冷えていなかった。

とりあえずいつからガスが減っていたかわからないということで、ガスを補充してみて様子を見ることに。4年に一回補充すれば良い程度のスローリークなら、手間をかけて修理するほどでもない。もしすぐにまた減ってしまうようなら専門業者に外注に出すとのことだった。

ガス補充後は見違えるように冷え冷えになった。アイドリングでもよく冷える。そりゃそうだよなぁ、2000ccで車室の狭い2シーターの車でエアコンが効かないわけがない。梅雨明け前に診てもらって良かった。

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  2021/07/16   gena

アマチュア無線(6m and Downコンテスト2021)

いつも天気を睨みながらの6m and Downコンテスト。大雨でも困るし、かといって晴天でも困る。晴れているといつもの移動運用場所の駐車場にお客さんが多く来てしまうため。

今年はちょうど良く小雨が降ったり止んだりの天気になった。これならかんなさんと一緒に移動できる。晴れた場合は一人で先日の林道入口に行こうかと思っていた。

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リグもアンテナも車も2つずつあることだし、今回はかんなさんのスキル向上のため、一緒に移動して別々にコンテスト参加してみることにする。今風に言えば「ソログル運用」か。

私はロードスター+カメラ三脚+キャンプ用ポール+塩ビパイプ+430MHz7エレ八木+モバイルバッテリー+FT-817。

かんなさんは、プジョー2008+踏み立てくん+釣竿+50MHzダイポール+ポータブルバッテリー+IC-705。

かんなさんはスキルアップのため、準備から調整、運用、撤収まですべてを一人で行った。私も自分の運用に集中。50MHzと430MHzで近距離で被るかな、と思ったけど問題なかった。一応デュプレクサーも使ったけれど、なくても5Wならバンドが違えば大丈夫みたい。

お昼はいつものお蕎麦屋さんがカフェに変わってしまって残念なんだけど、カフェでナポリタンを頂いた。天気が悪く他のお客さんがいないので快適。

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9:40頃からお昼を挟んで14:30頃まで。私は30分CQを出して、バンド内呼び回り、またCQに戻る、というサイクルをひたすら繰り返した。トータル5時間近くCQを出してFT-817が熱々になったけれど、モバイルバッテリー(東京コンテストの時に書いたUSB PDのもの)は残量50%ほど。また、20H2のアップデートでまた快調になったドンキ2in1のバッテリーも残量60%で問題なし。

小雨なのでロードスターの車内でCWを運用したけれど、助手席にローテーブルを置いて、水平になるようにペットボトルで調整したら良い感じになった。FT-817、モバイルバッテリー、ドンキ2in1、パドルなどを置いても余裕があった。ただしあくまでもロードスターの車内なので狭いし、横を向く体勢がきつい。PCキーイングなのでCQを出して呼ばれるまでは正面を向いて体を休めた。パドル手打ちがメインだと厳しいかも。

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430だとマルチがなかなか増えず。山梨(17)は今回も無理かと思ったら、最後に1局だけ呼んでくれた。都内より神奈川、静岡の方が強いのはやっぱり都内局はアンテナが南向きだからかも。

ということで53局と交信して11マルチ。この場所から430では過去最多かな。かんなさんは50MHzで26局(9マルチ)、モービルホイップで144MHzが9局(4マルチ)、430MHzが1局という戦果。6mは時間中Eスポは出なかったみたいだけど、聞こえる局は結構多かったとのこと。

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Freq. Point  Multi  QSO
----------------------------------------
430MHz    53    11    53
----------------------------------------
Score  53 x 11 = 583
マルチ: 福島,茨城,栃木,埼玉,群馬,千葉,東京,神奈川,静岡,山梨,長野

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アマチュア無線   2021/07/06   gena

ロードスターNC1その後(4年経過)

中古のマツダロードスター(NC1, 2006年式)を買って4年経った(購入記)。走行距離は7.4万キロ。

買った頃はそれほど気にならなかったけれど、この1年ほどで劣化が何かの臨界点を超えたのか、段差を超える時のひどい突き上げ(金属同士がぶつかるような衝撃)がしんどくて、もうダメかもしれないと覚悟。年明け頃はネットで次の中古車を検索したりしていた。

それが、思い切ってショックアブソーバとゴム部品を新品の純正相当品に交換してもらっっところ、車高はほとんど上がらなかったものの、突き上げはなくなり、普段乗りではまったく問題なくなった。また、足回りを調べる過程でずっと謎だった車高の低さの原因が、ローダウンスプリング(Eibach Pro-Kit)が入っていたためと判明。3cmのダウンということで納得。

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最近はドライブレコーダを更新したし、走行中に水温計が下がるオーバークールの症状が出て、サーモスタットを交換してもらった。またいろいろとトラブルが出るかもしれないけれど、数十万円レベルの修理費でなければ乗り続けられそう。

ヘッドライトは年末に磨いたものがまた曇り始めてきたので、ひどくなる前にまた磨いた。ひどくなってから磨くよりも、軽いうちにささっと磨いた方が短時間で済むし結果的には面倒がないかも。

車検は足回りやサーモスタット交換を施工してもらったショップでお願いした。オイルは5W-30。感触を見ながらもう少し硬いオイルが良いかどうか考えたい。バッテリーも4年経つので予防交換(1.4万)。ブーツ等の切れはなく、総額12万の見積もりとなった。

代車はMRワゴン(初代)。これまたビミョーなクルマ。確かに車内は広いしシートアレンジは便利だと思うけど、走りが楽しいわけでもないし、このテの車を積極的に選ぶ理由がわからない。これなら軽箱バンで良いのでは。

ドラレコに車検場の様子が少し映っていた。

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ロードスターの今後について。車高が低いことのネガ要素は他にもあって、対向車のライトが眩しいとか、段差に気を使うのはどうしようもない。また荷物があまり積めないのと車内が狭いのでアマチュア無線趣味にも使いにくい。足回りの改善でまたオープンで気持ち良く走れるようにはなったものの、利便性とのトレードオフでしばらくは悩みそう。ロードスターはガレージ保管して天気の良い週末だけ乗るようにし、サードカーにMTの軽バンを買って通勤や無線に使うのが理想かもしれないけれど、自宅にガレージがないので難しいところ。

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  2021/05/16   gena

アマチュア無線(東京コンテスト2021)

東京コンテストへの参加は3回目(2017年2018年)。QRPの移動運用ではHFはアンテナを張る場所が悩ましく、東京コンテストでは比較的得意な430MHz部門もないため、あまり出ていなかった。

今年はOMさんから譲っていただいた144MHzの5エレ八木アンテナがあるのと、ゴールデンウィーク中は混雑するきららの里ではなく、ロードスターでも行ける林道入口の運用場所(昨年の東京UHFで試した場所)が割と電波が飛びそうなのがわかったので、ここで試してみることにした。ただしここはトイレなど設備がないためかんなさんは留守番で、私一人で参加。

もう一つ試してみたかったのが、モバイルバッテリーからUSB PD給電によるFT-817の運用。今までは重たい鉛バッテリーのSG-3500LED(20Ah, 重量8.3kg)を使っていて、これはこれで信頼性が高く良かったんだけど、ロードスターだと車内で運用できないので、車外まで運んで準備や片付けをするのが大変だった。

USB PDは最大100Wまでの大電力給電に対応した規格で、FT-817の場合はCQオームさんで販売されているケーブル(OHM-USB818/OC)と、45W以上15Vに対応したモバイルバッテリーを組合せることで、モバイルバッテリーから電力供給が可能になる。

モバイルバッテリーはちょっと高いけれど、CQオームで推奨されているAnker PowerCore + 26800 PD45W(26800mAh)を購入。重さ580gなのに、8.3kgのSG-3500LEDよりも大容量。バッテリーの進歩はすごい。

9時頃に到着して、車外に環境を構築。ローテーブルとダイソーの椅子。これはもう少し高さのあるテーブルと椅子を使うようにした方が長時間の運用では良さそう。ただロードスターのトランクに収めないといけないので、パズルのような難しさがある。

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ロケーションの良い場所あるあるだけど、風が強くアンテナが回されてしまう。2m用の八木は受風面積も広いので大変。ポールはキャンプ用の簡易的なモノと、塩ビパイプをつなげている。

CWの運用はCTESTWIN+USBIF4CW(ver.2)でPCキーイング。パドルはこちらもOMさんに譲って頂いたCW-ONEを補助的に使う。

良く聞こえるのは埼玉と栃木で、都内局は弱い。CQを出すとたまに呼ばれる感じ。都内よりむしろ神奈川や静岡の方が強いかも。山梨は聞こえたけど呼んでも届かず。きららの里と比べると東京から遠くなっているし、山が邪魔でイマイチかも。それでもポツポツとは都内と交信できて、12時過ぎまでに38局と交信。うち都内は10局。CQを出しても呼ばれなくなり、飽きてきたので撤収。ここでもう少し粘るかどうかがスコアに繋がるんだろうけれど。。


Freq. Point  Multi  QSO
----------------------------------------
144MHz    50    15    38
----------------------------------------
Score  50 x 15 = 750
マルチ(都外): 茨城,栃木,埼玉,神奈川,静岡
マルチ(都内): 八王子,青梅,調布,小金井,日野,稲城,渋谷区,杉並区,板橋区,練馬区

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ちなみに同時期のALL JAコンテストは、無線クラブの常置場所からマルチオペで参加。COVID-19対策のため、無言で運用できるCWはニューノーマルに向いているかも。しっかりしたアンテナと100W無線機だとHFの交信も捗って楽しい。いつの間にか7MHzでパイルになってもなんとか捌けるようになった。

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アマチュア無線   2021/05/04   gena

ロードスターNC1その後(オーバークールとサーモスタット交換)

足回りをリフレッシュして快調になったロードスター(2006年式、7.4万キロ)だけど、ふと気付いたら水温計が下がっている。

意識して観察すると、アイドリングでは正常な値(水温計の中央からちょっと下あたり)まで上がって安定するけれど、走っていると徐々に下がって、水温計の1/4くらいまで下がる感じ。

水温が下がってしまうのはオーバーヒートの反対でオーバークール。ネットで検索すると、サーモスタットの不調ということみたい。車の冷却系統というのは、真夏の炎天下の渋滞時とか長い登坂などのシビアコンディションでもオーバヒートしないように余裕をもった冷却能力があって、「冷やし具合」をサーモスタットの弁で調整している。このサーモスタットが故障して弁が閉じっぱなしになるとオーバーヒート、開きっぱなしになるとオーバークールになる。

早速ショップに相談したところ、すぐに部品を手配してくれて、サーモスタット(とLCC)を交換してもらうことができた。午前中に預けて夕方には完成。

週末に少し長距離を流してみたけれど、水温計の挙動は正常に戻り、暖機後は適正位置からピクリとも動かなくなった。

やっぱり年式相応にはあちこちボロになって来ている感じ。もうしばらくはポンコツ感を楽しんでいこうと思う。

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  2021/05/01   gena

ロードスターNCその後(ドライブレコーダ更新)

ロードスターのドライブレコーダがまたまた故障してしまった。

これはAmazonで前後カメラ付きでコンパクトで安い機種を探して買ったもので、特に不満もなかったのでプジョー2008用にも同じものを買って着けている。

ところがやはり安いだけあって故障しやすいみたいで、ロードスターに着けたものは2019年12月に故障して、改良版に付け替えたのが、また1年3ヶ月ほどで故障。最初はマイクロSDカードが壊れたのかと思い、新品のカードを買って挿しても、録画を始めるとフリーズしてしまう。

3台買って2台が2年以内に故障してしまったということで、次は少し予算をアップして長持ちさせたいところ。

慣れというのはすごいもので、ドラレコなしで運転するのはなんとなく落ち着かない。昔はそんなものなくても平気で走っていたのに。というわけでさっさと新しいドラレコをAmazonで選んで注文。前後カメラのモデルは配線が面倒臭いし、リアカメラの画質がイマイチだったりするので、シンプルに前後に別々のドラレコを取り付けることにする。

フロント用は信頼性重視ということで、国内メーカーユピテルのシンプルモデルDRY-SV1150c。リアは普通の車と違って取付場所の制約があるので、モニターレスでWiFi操作ができるJADOというメーカのD138をチョイス。

SV1150cは以前のドラレコの電源がそのまま使えたので取り付けの手間は掛からなかった。こういう需要を考慮してなのか、ドラレコはメーカが違っても電源はUSBミニBで共通化されている感じ(これが実は罠)。D138の方は付属のシガーソケット電源を使った。こちらもミニB。シガーソケット電源は以前助手席下に増設したのでそこから。

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リアの取付場所はウィンドブロッカーというのかな、風よけのところにタイラップで固定。窓に貼り付ける方法しか考えられていないのでどうしても不自然さはあるけれど、ロードスターの方が特殊な車なので仕方がない。

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映像をMacに取り込もうとして気付いたけれど、ユピテルの方は普通のMOV形式だったのに対して、JADOの方は.TSという謎の動画形式。不勉強で初めて知ったけれど、MPEG-2の放送用?形式とのこと。まあそれがわかったところでMacでは再生やiMovieに取り込むことができないのは変わらず。とりあえず動画変換ソフトの試用版を入れてMOVに変換できたけれど、通常は車内でスマホからWiFi接続して、専用アプリでダウンロードするのが良いみたい。アプリの使い勝手はなかなか良好。時刻合わせの手間も不要で、スマホで接続すればドラレコ側が自動で合わせてくれる。

ユピテルのSV1150cで気になるのは、エンジンをかけても自動で録画を開始せずスタンバイのままのことが多い。標準で自動録画開始になっていて、設定も上書きをするかしないか、しか選べない。手動でRECボタンを押せば録画開始される。SDカードをフォーマットした後とか、何度かに一度は自動録画開始になることもある、という感じ。エラーが出るわけでもない。

ネットを漁ると、ユピテルの他機種で付属のシガー電源アダプター以外を使った場合こういう症状が出るとの情報があった。電圧が規定値以下だと録画開始せずスタンバイになるとか。うーん、そういえば前にも経験したような気がする。その時は付属のケーブル以外だと電源が入らなかった。今回は電源は入るので大丈夫だと思ったんだけどなぁ。USBミニBで端子を合わせるなら、電源の対応範囲をもっと広く作ってくれたらいいのに。

とりあえず電源ケーブルを引き直して、直後の2回くらいはエンジン始動と同時に録画開始。大丈夫かな?と思ったら翌朝は録画開始せず。マイクロSDカードをフォーマットしたら数回は大丈夫だけど、以降は3回に1回は録画開始しないまま。信頼性重視で選んだ割りにちょっとハズれだったかも。

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  2021/03/19   gena

ロードスターNCその後(ショックアブソーバ交換) 後編

前編からの続き】

部品は2週間で入荷。入庫時にアライメント調整はした方が良いか聞いてみたところ、今回は純正相当品に代えるだけで、アライメントが狂う要素もないので、とりあえずはそのまま乗って、違和感があるようなら改めてアライメント取ることにしてはどうでしょう、との提案だった。なるほど。

一泊二日の入庫だったけれど、代車を借りてみた。普段自分の車しか乗らないと、客観的な視点が失われてしまうので、こういう機会は積極的に利用したい。貸してもらったのは走行13万キロのムーブコンテ。まあ代車としては無難な部類。標準のecoモードだといかにもレスポンスが不自然で乗りにくい。ecoモードOFFにしたらだいぶ自然になった。燃費がどれだけ改善するのかわからないけれど、こんなモードでずっと乗るのは嫌だなぁ。助手席に乗ったかんなさんは、シートが酷いと仰っていた。まあ経年のヘタりもあったのかも。でもこういう車がたくさん売れているんだよなぁ。

戻ってきたロードスターは、見た目の車高は「少し上がったかな?」という程度で、劇的な変化はなさそう。帰りに普段使う道を走ってみたけれど、明らかに乗り心地は変わった。どう変わったのか言葉で表すには自分の経験値が足りないけれど、少しフワフワする感じ?。今まで非常に不安になる「ガツン!」とした突き上げが出ていた段差を通過しても、不快な突き上げはなくなったし、たまに「コツン」とか聞こえていたリア周りの異音も解消。この音は千切れかかっていたゴムパーツが出していたのかもしれない。

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車高の確認と写真を撮るために再度じっくりと見てみた。ら、純正だと思っていたスプリングにEibach(アイバッハ)のロゴを見つけた。これはNCロードスターで定番のローダウンスプリング。4年経ってようやく車高の低さの原因が、少なくともヘタりだけではなく、ローダウンスプリングであることがわかった。

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ショックアブソーバ交換による車高変化だけど、測ってみるとフロント、リアともに1cmほど上がったみたい。写真で比べるとほとんどわからないかな。下の写真はできるだけカメラの距離などを合わせたものだけど、どうだろうか。数値的には地面からフェンダーのタイヤハウス頂点で測ると、フロントが650mmから660mmに、リアが630mmから640mmにそれぞれ上がった感じ。誤差が数mmあるとしても、一応ショックアブソーバ交換だけでも車高が変化することがわかった。

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ちょっと長めに峠道などもドライブしてみたけれど、段差通過時の不快な突き上げは一度もなかった。これだけでもすごい安心感。一方でフワフワした感じがちょっと気になるかも。これはもう少し慣れてみないとなんとも言えないかな。

とにかく、車高の変化がほとんど(1センチ程度しか)なくても、これだけ劇的に乗り心地が変わるというのは驚きだった。つまり、「車高の低さに起因するネガ要素」だと思っていた段差通過時の突き上げは、実は「ショックアブソーバおよびゴム部品の劣化に起因」していたということ。

車に乗り始めてもうずいぶん長いつもりだったけれど、まだまだ知らないこと、知識としてはあっても経験が不足のことが多いなぁ、と思った次第。

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  2021/03/07   gena

ロードスターNCその後(ショックアブソーバ交換) 前編

中古のロードスターNC1(2006年式)は購入後そろそろ4年。年末の記事にも書いたけれど、車高の低さからくるネガ要素(段差通過時のひどい突き上げ等)が不満で、車高が高く無線趣味にも使いやすいバンやSUVを検索していた。

一方で、こういう趣味車は手放すと後悔しそうな気もしていて、事実サンバー(KV3)を手放してしまったのは今でも少し後悔している。

そもそも、ディーラーで純正と言われて買ったのになぜこんなに車高が低いのかと、ジャッキアップして足回りを見てみた。ら、なんかゴムの部品がちぎれている。走行距離は7万キロちょっとだけど、さすがに15年無交換では劣化もするか。ちなみにショックアブソーバとスプリングは素人目には純正に見える。単純にヘタって車高が下がるものなんだろうか。

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ゴム部品の劣化が直ちに問題になるかどうかわからないけれど、近所のショップで見てもらった。この機会に中古車購入とか整備とかをお願いできるショップと関係を構築する目的もある。ちなみにかんなさんがプジョー2008の整備をお願いしているショップ。

聞くと、ショックアブソーバのゴム部品の劣化で車検に通らないということはないとのこと。また、ゴム部品だけを交換するというのは通常(部品代の割に手間がかかるので)やらず、ショックアブソーバ交換などと同時にすることが多いとのこと。

リフトで上げてもらうと、自分で見た場所以外のゴム部品もことごとく朽ち果てていた。ただ、サスペンションのガタ付きなどはなく、純正ビルシュタインのショックアブソーバ自体にはオイル漏れもなさそう。ただ経年でヘタっているのかも、とのことだった。

いろいろ相談も聞いてもらえて、確かに今手放すのはもったいないかもですね、ということでまずはショックアブソーバ交換の見積もりをしてもらうことに。ちなみに以前ディーラーで足回り一式を純正品で交換した場合の見積もりは取っていて、このときは工賃込みで24万くらいだったと思う。RSの純正ビルシュタインは高い。ということで、今回は純正品と、社外品も見積もってもらうようにした。この辺はディーラーよりも頼みやすい感じ。リフトで上げている様子とかも写真を撮らせてもらえたし、ディーラーだとこういうことがなかなかできない。

ショックアブソーバとゴム類一式で、純正ビルシュタインだと工賃込み20万、テイン製(EnduraPro)だと同14万の見積り。やっぱり純正はお高いということで、テイン製でお願いすることにした。15年落ちの純正ビルシュタイン+ボロボロゴム類よりは新品テイン製+新品ゴム類の方がマシでしょう、という判断。

ネットで調べると純正ビルより安い価格で車高調整や減衰力調整ができるショックアブソーバもラインナップされているけれど、まあ凝り出すとこういうのはキリがない。目的はあくまでも(1)純正新車時の車高の回復、(2)段差通過時の突き上げ衝撃の緩和、ということで進めてもらうことにした。

後編に続く

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  2021/03/05   gena