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GSX-R125その後(オイル交換DIY)

購入後半年経ったGSX-R125は走行距離4800kmほど。3000kmの中古を買ったので、自分で走ったのは1800kmくらい。足に使っているわけではないのでそれほど距離は伸びない。

梅雨に入る前にやってみたかったのがオイル交換。趣味のバイクなので、簡単なメンテナンスくらいは自分でできるようになりたいし、勉強しながら整備すれば愛着も湧くというもの。本当はロードスターとかも自分で整備できたら良いんだけど、さすがに四輪は設備や工具を準備するのも大変だし、うまくいかなかった場合のダメージが大きい。その点原付(二種)ならなんとかなるのではないか。高校生のときはスクーター(2スト)のオイルを補充したりしていたし。

YouTubeでGSX-R125のメンテナンスを解説してくれている親切な人の動画をいくつか見て予習した上で、Amazonで必要な部品の調達。ありがたいことに車種別にオイルフィルターやドレンワッシャー、Oリングなどのセット品が売られているので、これを買えば間違える心配はない。

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オイル自体はスズキ純正のエクスターが良いと思うんだけど、缶入りなので処分のことを考えるとちょっと面倒。検索するとモチュール300Vという高級オイルを入れておられる方がいる。これはプラ容器で良さそうだけどかなりお高い(1Lで3000円強)。エクスターなら高級版のR9000でも1L2000円弱。それでも缶ゴミを捨てる面倒さを考えて、モチュールを選択。まあけっこう高回転まで回すし。

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あとは同じゴミ処理の理由で、廃オイルを処分できるポイパックを購入。廃オイルはスタンドなどでも引き取ってもらえるらしいけれど、廃油を溜めて持っていくのがそもそも面倒くさい。金で時間を買う考え方。初老の身には時間が貴重なのだ。

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工具は結構悩んだ。ドレンボルトは14mm、オイルフィルタのフタのボルトが8mm。手持ちのメガネレンチとソケットもあるけれど、動画を見るとトルクレンチで規定トルクで締めましょう、と言っている。まあそれはそうだろうけれど、まともなメーカーのトルクレンチなんて買ったら2万円近くする。一応国産の14mmメガネレンチ(1.6千円)だけ買って、緩めるときの固さを確かめてみて、これはトルクレンチがないと難しい、となったら購入を考えることにする。

作業はガレージ(コンテナ)内で。梅雨入り前の日差しのきつい日だったけれど、コンテナは断熱材も入っていて割と快適。サイドスタンドでもできるみたいだけど、作業性やオイル量の確認のためにバイクは垂直に立てたい。ということで、トランポで使っていたフロントのホイールクランプで自立させてやってみた。

交換前のオイルゲージはこんな感じ。真っ黒で何も見えない。Fよりたくさん入っている?

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5分ほどアイドリングで暖機している間に廃油受けをセット。エンジンを止めてメガネレンチでドレンボルトを緩める。なんか想像していたより全然緩くて、これならトルクレンチなしでも締め付け過ぎさえ気を付ければ大丈夫なんじゃないかな。外すときに手が滑ってボルトが廃油の中に落ちてしまって、綿のような吸収体を手探りしながらなんとか救出。

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バイクを傾けたり揺すったりして古いオイルをできるだけ出し切る。ちょっと床が汚れてしまった。けっこう長いこと放置してもポタポタと落ち続けるので、時間を取れるときにのんびりやるべきかも。私はポタポタが続いているときにドレンボルトを入れてしまった。オイル交換セットに入っていた新しいドレンワッシャーを使う。

締め付け過ぎないように、だけどドレンワッシャーが少し潰れる抵抗を感じるくらいのところまで締め付けてみた。

次はオイルフィルタの交換。フタのボルトはこちらは意外と固めに締付けられていた。ただ短いレンチでも回せるレベルなので、そんなにギュウギュウではないという感じ。Oリング2個(フタ側と本体側)を交換。

フィルタの交換時に、オイルが垂れても良いようにウエス(ショップタオル)でカウルを養生しておく、というのは確かに良いアドバイスなんだけど、垂れてくる量が想像以上で、結局アンダーカウルまでオイルが垂れてしまって掃除が大変だった。何事もやってみないとわからないなぁ。オイルフィルタの交換時はサイドスタンドを使って左側に傾けておいた方が、オイルが垂れなくて良いかも。

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最後に新しいオイルを入れる。モチュールの容器は注ぎ口と残量がわかる目盛りが付いているのも便利。ただ、注ぎ口は給油口に入る太さではないので、漏斗かオイルジョッキがあった方が楽かも。今回はゆっくり慎重に注いだ。

ある程度入れたところで、エンジンをかけて短時間アイドリングさせてオイルを回す。あとはオイルゲージを確認しながらちょうど良いところまでオイルを入れる。最終的には1.3Lちょっと入った。オイルフィラーキャップのOリングも交換。

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あとはこぼれたオイルを掃除したり、漏れがないことを確認して完了。ここまででだいたい1時間くらいの作業。あとはオイル交換インターバルのタイマをリセットして、問題がないかどうか試運転。短時間の試運転ではフィーリングの違いはあまり感じなかったけれど、多少スムーズにはなったかも?という程度。

初めてDIYでオイル交換をやってみて、まあ最初にしては上出来ではないかと自分では思う。反省点としては、フィルタ効果時のオイル垂れの対策をもう少ししっかりやるべきだった。あと、トルクレンチは無理に買う必要はないけれど、リアスタンドは欲しいかな。リアスタンドも1万円くらいするので、優先順位を考えてそのうち手に入れたい。

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バイク   2024/06/16   gena
タグ:バイク , GSX-R125

GSX-R125その後(コンテナガレージを借りる)

普通二輪免許を取って原付二種のGSX-R125を買い、置き場所がないのでトランポの中古バネットバンも買ってそろそろ半年になる。

トランポに積みっぱなしというのは、バイクの「保管」という意味なら確かに汚れないし盗難のリスクも(駐輪場に置くよりは)低いので良いんだけど、やっぱり載せ降ろしの手間が大変でなかなか気軽に乗ることができない。一応載せ降ろしにはだいぶ慣れて、落としたり倒してしまうことはなくなったとはいえ、載せ降ろしする場所は考える必要があるし、緊張はするし、その緊張感のためにツーリング前日などはよく眠れなかったりする。そんな大げさな、とお思いになる方もいるとは思うけれど、実際に緊張するんだからしょうがない。

また、当然トランポの維持費(保険、車検、整備、ガソリン代)がかかる。ガソリン代はロードスターに乗っていても同様にかかるとしても、保険は初期等級からなので年間8.6万円ほど、自動車税が8800円、車検と整備がおそらく10万円くらいとすると、月2万円くらいが純粋な支出増になる。

それだけ出すんだったら、バイクガレージを借りてもいいのでは。と思い始めて、試しに師匠が借りているバイクガレージのオーナーに連絡を取ってみたところ、なんと空きありとのこと。しかも、シャッター付き段差なしのガレージの他に、貨物用コンテナを地面に置いただけのコンテナガレージであれば、15,000円で空きがあるとのこと。

師匠に相談したら、師匠もシャッター付きガレージを借りる前はコンテナを借りていたとのことで、良いんじゃない?と賛成してくれた上に、すぐオーナーに電話して内見を決めて師匠も同行してくれることになった。

師匠の紹介の効果か、少し大きめの冷凍コンテナを借りられることになった。コンテナタイプは安い分、電源なし、段差ありだけど、冷凍コンテナなので断熱材が入っており夏場の温度上昇が抑えられるし、段差(25cm)もトランポへの載せ降ろしに比べればなんということもない。サイズ(内寸)は幅165cm x 奥行き335cm x 高さ188cm。長さ2mクラスのバイク2台を並べて入れて、さらに折り畳み椅子とテーブルを置くくらいのスペースがある。

軽く掃除してバイクを入れてみたけれど、なかなかいい感じ。棚やフックなどが何もない箱なので、収納は少し工夫する必要がありそう。荷崩れ防止のベルトやバーを固定するためのラッシングレールがあるので、これを利用する感じかな。本格的にカスタマイズするならつっぱり棚を設置したりするんだろうけど、あまり原状回復が面倒になることはやりたくないし。この辺りは追々考えたい。

これでトランポでおっかなびっくり載せ降ろしするストレスからは解放された。さすがにこのままクルマ3台体制を維持するのは厳しいので、整理することを考えたい。

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バイク   2024/05/26   gena
タグ:バイク , GSX-R125

GSX-R125その後(ツーリングとインカム購入)

同級生に普通二輪免許を取ってバイクを買った話をしたら、ツーリングに誘っていただいた。

普段師匠の後ろについてワインディングを走ったり、ワインディング中心のツーリングに連れて行ってもらったことはあるけれど、師匠のツーリングはあくまでも「気持ちよく走ることのできるワインディング」を中心にしたルート選択で、純粋に走りを楽しむストイックなもの。

そういう意味で、師匠以外のお友達とのレジャーツーリングというのは初めての経験。目的地やルートは慣れている人が初心者でも走りやすいところを選んでくれるということでありがたい。こういう「おもてなし」ができる人は尊敬する。普段からいろんなところを自分で回って経験することが必要だし、その結果を覚えておいて相手のレベルや興味を考慮して組み合わせる。一朝一夕にできることではない。

走行中にお互いにお話しできるヘッドセット(インカム)は持っているかと聞かれたけれど、残念ながら持っていない。師匠と走るときは純粋に走ることを楽しむため、おしゃべりなんてしないので。ただ、3台で走る場合はインカムがあった方が便利というのは想像できる。ということでツーリング2日前に2りんかんに出かけてインカムを購入。ただ、定番らしいB+COMはさすがに高くて、年に何回ツーリングに行くかわからないのに3万円超の出費は厳しい。ちょうどシエルのT20という機種がセールになっていて、一応B+COMとも接続できるような説明があったので、これを買ってみた。

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さっそくヘルメット(アライAstroGX)に取り付けてみた。取付自体は簡単だったけれど、スピーカーの厚みがあって、ヘルメットを被るときと脱ぐときに耳に当たって(こすれて)痛い。スピーカーの厚みを逃がすようにその部分のスポンジが外れる仕組みだけど、スポンジを取ったくらいでは全然足りない。私の耳の問題なのか、もともとのヘルメットのサイズがピッタリ過ぎたのかはよくわからない。ただこのままだととても使えないので、ネットで検索したところ、スピーカーを付けるパッドを削るというのがあった。

パッドは交換部品でいざとなれば買いなおせるし、思い切って削ってみた。相当ガシガシ削らないといけなくて、それでも完全にスピーカーの出っ張りがなくなるわけではないけれど、最初の状態よりはかなりマシになったかな。とりあえずはこれで様子を見ることにする。被ってしまえば違和感はない。

次の心配事は私の固有事情だけど、トランポからの載せ降ろしをどうするか。今回の集合場所はコンビニの駐車場なので、そこにトランポを置きっぱなしにすることはできない。普段載せ降ろしをする公園やロードパークの駐車場も、短時間なら良いけれど朝から夕方まで置きっぱなりにするのはさすがにマズいだろう、ということで考えた末、マンションの駐車場で載せ降ろしをすることにした。

マンションの駐車場は当然他の住人の車の出入りがあるため、載せ降ろしそれぞれ10分くらいとはいえ気を遣う。たまたまゴールデンウィーク中ということで駐車車両も少なく、出入りの邪魔にならない場所を選んでササっと降ろすことができた。

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集合場所のコンビニ駐車場でインカムのペアリング。企画してくれた人はB+COM 6XRという高級機種なので、これをハブにして3人のインカム(私ともう一人がシエルT20)をペアリングしようとするが、うまくいかない。6XRとT20一台ずつとはペアリングできるし、T20同志は当然つながるけれど、3台同時にはつながらない。

最終的には各自スマホとペアリングした状態で、LINEのグループ通話をつなぎっぱなしにすることで解決。欠点は山間部で圏外になると切れてしまうことだけど、ルートの大部分は問題なさそうだし、山間部はお互いはぐれるようなシチュエーションもないので気にならない。

ということで、片道100kmほどのツーリングで、美味しいお昼を食べて観光地も少し見学して無事に戻ってくることができた。燃費は45km/Lほど。途中でガソリンのゲージが一つになったので給油。しかしセルフのスタンドで入れたら3.7Lしか入らず。ゲージもフルから一コマ減った状態。手動で満タンにするコツがまだわからない。溢れたら嫌だし。

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バイク   2024/05/04   gena
タグ:バイク , GSX-R125

GSX-R125その後(3ヵ月経過)

中古のGSX-R125を買って3ヵ月経った(購入記事)。自分で走った距離は400kmほど。

年が明けてからは寒さもあって乗っていなかったけれど、師匠にお誘い頂いたので関東UHFコンテストはサボってプチツーリングができた。コミネの安い冬用プロテクタージャケットとパンツだけど、意外と寒さは問題なし。

トランポのバネットバンに積みっぱなしにしていて、何度も書いているけれど載せ降ろしが大変ということもあり、「さあ今日は乗るぞ」と気分を盛り上げていかないと乗れない感じ。あと、天気が良くかつドライ路面の日しか乗らない。

せっかくのスポーツバイクだけど、あまり乗っていないこともあって、まだ乗りこなせていないというのが実感。バイクの師匠に先導してもらってワインディングを走るんだけど、後ろから見ていると師匠は直進からコーナーへの侵入で、減速しつつ体重移動して「スッ」とバイクを倒して一定のラインで安定して曲がっていくんだけど、私はどうもフラフラというか、アンダーになったりオーバーになったり不安定。師匠にGSX-R125に乗ってもらったら、トルクもあるし曲がりやすい良いバイクだとおっしゃるので、やはり乗り方の問題なのだと思う。30年前にDT-50に乗っていた時は特に意識もしなかったけれど、やはり若い頃は感覚で乗れてしまうのかな。

車内保管だし走った後は拭いているので、観賞用としては最高。ワークスカラーも良い感じ。ただヘッドライト周りのデザインはやっぱりあんまり好きになれないんだよなぁ。イマドキのバイクはみんなこんな感じなのでしょうがないんだけど。どうしても欲しい思い入れのあるバイクとかがあればそれを買うのを目標にすれば良いんだけど、今のところはそういうのもない。

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バイク   2024/02/25   gena
タグ:バイク , GSX-R125

バネットバンその後(3ヵ月経過)

トランポ兼通勤車として買った中古のバネットバン(2006年式、走行13万キロ、購入記事)は購入後3ヵ月経った。

バイク(GSX-R125)は常に載せっぱなしにしていて、通勤利用の場合の燃費は6km/L弱くらい。郊外を走って8km/Lいくかどうか、という感じ。燃費のことはあまり考えたくないんだけど、頻繁に給油するのでどうしても意識せざるを得ない。

納車直後に気になったアクセスペダルの引っかかり感だけど、ペダル周辺にシリコンスプレーを吹いたくらいだと変化なし。アクセルワイヤの経路の問題かな。エンジンOFFでペダルを何度も踏んで馴染ませたら多少改善。

洗車は特にしていないけれど、汚れが溜まりそうな面が屋根くらいしかなく、フロント・サイド・リアともに垂直に近いので、雨で流れてしまうようであまり汚れない。

無線の移動運用としては、QSOパーティでモービル機+モービルホイップの交信は試したけれど、FT-817でCWの交信はまだ試せていない。一応バイクを積んだ状態のままで、横にキャンプ用のテーブルを置けそうなので、車内で運用はできそう。あとはルーフキャリアを利用してアンテナをうまく立てられると良いんだけど、まだうまい方法を思いつかない。

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荷物はたくさん載るけれど、あまりぎゅうぎゅうに積むとバイクの載せ降ろしに邪魔になるので、基本バイク関係の物しか積まないようにしている。それでもヘルメット、夏・冬用それぞれのプロテクタージャケットとパンツを積みっぱなしにできるのは便利。普段着で出かけて、バイクを載せ降ろしできる場所に駐めて、車内で着替えて、そのままバイクで走ってくるという使い方。

...というのは確かにその通りなんだけど、現時点では一人でバイクの載せ降ろしをするのには不安があって、特に降ろすときが怖い。後輪の位置はほとんど見えないし、どうしてもハンドルをまっすぐ維持するのが難しくて左右にズレてしまう。マズいと思っても途中まで降りたらもう一人の力では戻せない。一応、最初の失敗以降はラダーレールを2本にしてゆっくりゆっくり慎重にやって、なんとか降ろせているけれど、後ろから見守ってもらって、「まっすぐ、大丈夫、そのまま」とか声をかけてもらいながらでないと不安。バイクの師匠も、Youtubeのトランポ動画を見ても、みんな簡単そうに載せ降ろししているんだよなぁ。何が違うんだろう。今年はもう少し練習して一人でもバイクに乗りに行けるようになりたい。

恒例の足回り動画。リジット車はパジェロもそうだったけれど、リーフスプリングの車は初めて。運転はつまらない車だけど、ちょっとずつ勉強しながら乗ることで愛着が湧いてくるかも。

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  2024/02/12   gena

2023年総括

2023年はプライベートでかなり激動の1年となった。受動的に何かに対応したというよりは、自分で決めて新しいことにチャレンジしたという意味で良かったと思っているけれど、いろいろと今後に向けて不安なこともある。楽に過ごそうと思ったら日々のルーチンを淡々とこなして「できることだけをやる」のが間違いない。新しいことを始めるというのはとにかくエネルギーも使うし悩みも増える(お金もかかる)。でも、50代を前にして「やらずに後悔するよりは、やって後悔した方が良い」と思ってチャレンジした感じ。

具体的には7月に30年ぶりに教習所に通ってバイク免許(普通自動二輪)を取得した。その勢いで原付2種(125cc)のバイクを買って、置き場所がないからとトランポの増車に踏み切った。

Apple Watchの購入をきっかけに始めたジム通いも2年目。行くのは週末や長期休暇の早朝のみだけど、一応続けている。体重を減らすというよりは維持しつつ体力と筋力を付けるイメージで。

かんなさん(奥様)も今年は大きな変化があり、資格を活かした仕事を始めて日々忙しく過ごしている。高齢のにゃんこたちが留守番する時間が増えてその点は心配なんだけど、幸いどうにか無事に過ごしてくれている。

コロナ禍以降体調には常に気を付けていたのに、よりによって結婚20周年のミラコスタで体調を崩してしまったのが痛恨だった。

アマチュア無線活動

昨年同様に、個人コールでは430MHzのコンテストで移動運用、HFは専ら社団局のCWオペレーターとして活動。社団局は地域クラブCW専門クラブで、今年はCW専門クラブの活動がメインだった。本部行事などを意識する必要のあるJARL登録の地域クラブと比べて、CW専門クラブは好きな人だけが集まって作ったので楽しい。

若手不足とのことでJARL県支部のお手伝いもするようになって、今年は初めてかんなさんと一緒にハムフェアの出展者(県支部ブース)として参加。

CWのデコードに関しては実験的なものはかなりの精度になってきていると思うけれど、一般の人がコンテストの受信などで気軽に使えるようなアプリはまだ登場していないようだ。

車とバイクの項で書いているけれど、トランポ用にバネットバンを増車したので、来年の移動運用はこの車でやろうと計画中。

資格取得活動

かんなさんに付き合って、2月に電気通信主任技術者(伝送交換)、5月に工事担任者(総合通信)を取得。工事担任者は高校生の時に記念受験して落ちて以来のリベンジだったのでけっこう嬉しい。

一応勉強の習慣を維持するために次の資格勉強は始めているけれど、いまいちモチベーションが上がらない。単純に難易度が高い(過去問暗記では歯が立たない)というのもある。

プログラミング

Webアプリ「日替わり通信術練習」は2021年4月に公開して、2年半経った。今年の9月期の総通試験では、5名のアプリユーザの方から合格(通信術の科目合格)のご報告を頂いた。受験者のツールとして定着してきた手ごたえを感じている。今年のアップデートとしては、和文答え合わせページと、同ページのpdfダウンロード機能を実装した。

主要な機能は公開以来変更せずに、いずれも小変更に留まっている。時間が経つほどいろいろ変えたくなってくる心情もわかるけれど、このアプリに関してはとにかく「シンプルイズベスト」と思って今後も大きな変更はしないつもり。

plusTK2Sさんの同人誌「通信受験人C103号」でWebアプリ「日替わり通信術練習の開発」の記事を掲載頂きました。サイトで開発状況はアップしているものの、開発経緯から技術的な内容まで通して整理して書く機会が今までなかったので感謝。

あとはかんなさんの仕事のサポートでInstagramのアカウントを作ってAPIを使えるようにしてみたり。いろいろつまみ食いをして、結局身に付いたのはサーチャーとしてのスキルくらいだけど、コピペコーディングで求める機能をいかに素早く実装するか、というスキルはけっこう有用だと思っている。

アコースティックギター弾き語り

ギタークラブは先生が体調不良のためお休み中。フォーク全盛世代の先生なのでそろそろ年齢的なこともあって、再開できるかどうかは微妙かもしれない。

一応ギターは壁にかけてあって、いつも手に取ることはできる状態にあるんだけど、ギタークラブで課題曲がないとどうしてもサボってしまう。まあこういうのはまたやりたいと思ったときに再開すれば良いのかなと思っている。一応基本的なコードや弾き方は忘れない程度には身に付いたかな。

ピート18歳デルタ16歳の高齢猫たちと過ごす日々。ピートは基本的には元気なんだけど、たまに股間に痛みがあるようでウーウー唸りながら舐めて治している。「絶対に病院には行かないぞ」という強い決意で自力でなんとかしてしまうのがピートのすごいところ。ただ、最近はさすがに気持ちに身体がついていかないときがあって、洗面台から落ちてみたりソファに登るのに失敗することもある。

デルタは2年前の尿路結石からの回復以降、少しずつ老化も進んでいるようで、歩くときもひょこひょことゆっくりで、高いところに登るのもしんどそう。あと週1~2回の頻度で血餅を頑張って出している。血餅を出せばすっきりするみたいでしばらくは落ち着いているけれど、また数日すると踏ん張って血餅を出す感じ。病院はデルタのストレスも大きいので今のところ自宅で様子を見ている。食欲はピートよりも旺盛で体重もある。何より甘えっこぶりに拍車がかかって、留守番させて出かけるのが忍びない。

猫たちにはできるだけストレスなく苦しい思いをしなくて済むように過ごさせてあげたいけれど、人間にできることには限度もあるし、どうなるか。

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バイク

今年からの新カテゴリー。普通二輪免許の取得後、CWクラブのメンバー(師匠)がバイク好きでもあった縁で、お試しで何台かバイクに乗せてもらった。それまでは漠然と価格や維持費が安く公道で持て余さない(かつ取り回しに苦労しない)125ccクラスで、昔ながらのデザインのバイクが良いなと思っていて、具体的な車種としてはキャドウェル125とか、YB125SPなどが気になっていた。

それが、師匠のバイク(ドリーム、GB250, CBR250RR)に乗るうちに微妙に洗脳されてしまって、125クラスというのは変わらずだけど、高回転まで回して楽しめるバイクが良いのでは、と思うようになって、やはり師匠のツテで中古のGSX-R125を購入。冬前に少し走らせて楽しむことができた。

自宅がマンションということで安全な駐輪場もなく、しばらくは師匠のガレージに置かせてもらっていたけれど、思い切ってトランポのバネットバンを増車。トランポとしては充分なサイズで、買った時はなかなか良いんじゃない?と思った。しかし問題は自分の技量で、ほとんどバイクの取り回しもしたことのない初心者が、ラダーレールを使ってトランポにバイクを載せ下ろしするのは大変難しいということを思い知らされた。

とりあえず冬の間はこのままトランポに積みっぱなしにするつもりだけど、春になったら置き場所をもうちょっと考えたいところ。トランポはトランポでいざという時にバイクを積めるし、無線に使っても良いので。

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バイクのところで書いたように、バネットバンを増車して、プジョー2008、ロードスター、バネットバンの3台体制となった。3台目は保険の等級が初期値からになるので、なかなか痛い。

プジョー2008(2014年式)は中古で購入後4年目の車検を通した。たまたま私が運転しているときにフロント足回りからの異音に気付いて、フロントショック一式を交換してもらった。それ以外にも細かい不調はあるけれど、まあフランス車だしね、ということで安全な走行に支障がないものについては放置している(たまにウィンカーの音が鳴らない...とか)。かんなさんは2ペダルMT(ETG5)をパドルシフトで乗るのに慣れてしまって、逆に普通のAT車の方が違和感があるそうで、気に入っているみたい。まだ当分は乗り続ける感じ。

ロードスターNC1(2006年式)は中古で購入後6年でこちらも車検を通した。ドレン詰まりによる重篤な雨漏りはドレンパイプの清掃で落ち着いているけれど、大雨のときは幌と窓の接触部からポタポタと漏るようになってしまい、大雨予報が出ると前日にハーフカバーをかけたりしていた。ただ通勤に使っているとそうそういつもハーフカバーをかけるわけにもいかず、これはいよいよ幌張替えか、と思っていたタイミングでバネットバンを買うことになってしまったので、通勤など足車はバネットバンにして、ロードスターは屋根のある車庫をお借りしてそこに置かせてもらうことにした。

バネットバン(2006年式)は今年秋から仲間入り。走行13万キロのポンコツくんだけど、バイクを積んだまま通勤・足車として今はこればかり乗っている。運転は楽だけどハッキリ言ってつまらない。なので燃費が悪いのが余計に気になる。運転が楽しければ燃費なんて気にならないのになぁ。今後買い替える機会があったらどんな車種であろうともMTを買おうと心に誓った。

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読書

今年も気になる(けれど即買うほどでもないと思った)本はとりあえず欲しいものリストに入れておいて、Kindle本のセール時にまとめ買い。半額になったりするのでバカにならない。

再読も含めれば永劫が一番だけど、新刊だと三体0、次点がオーラリメイカーかな。オメガ城の惨劇はもちろん最高だったけど、個人的に思い入れが強すぎるので単品としての評価は難しい。

【SF】

【ミステリ】

ご参考 過去の総括記事

2022年, 2021年2020年2019年2018年2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年

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ブログ   2023/12/31   gena

バイクその後(トランポへの載せ下ろしに大苦戦編)

トランポの納車後に、師匠に補助してもらってバイクを積んだものの、一人で載せ下ろしできないのでは困る。

ということで後日一人で載せ降ろしチャレンジ。載せるときはエンジンをかけて、最初はアクセルを捻らず半クラだけでやろうとしたらスロープが登れずエンスト。ある程度アクセルは捻ってやる必要がある。フロントブレーキに指をかけながらアクセルを捻るという、ちょっと慣れないと難しい動作。それでもなんとか慎重にやって成功。これで自分の好きな時にバイクに乗れるかな...と思ったんだけど。

さらに一週間後、バイクの載せ下ろしの慣熟のためにまた一人で練習。しかし、前回成功して油断があったためか、スロープの途中で止まって、頭が真っ白になってクラッチとアクセルが訳がわからない状態になってしまい、バイクを落としてしまった。エンジンをかけるのが怖くなって、じゃあ師匠方式でエンジンをかけずに助走をつけてやってみようとしたら、今度はやっぱり途中で止まってバイクを支えきれずにスロープの途中でバイクを倒してしまい、スロープに中途半端に引っかかって下ろすこともできなくなってしまった。

近所だったのでかんなさんにヘルプを依頼して、二人がかりでなんとかバイクを降ろしたけれど、カウルは傷ついたし何より私の心が傷ついた。せっかくトランポまで買ったのに、これじゃあ怖くてバイクに乗れない...と悲しい気持ちになってしまった。

かんなさんに励ましてもらって、できるだけ安全に載せ下ろしできないことには仕方がないので、お金と車内スペースは勿体無いけれど、その足でもう一本ラダーレールを買いにいった。

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また一週間後に、かんなさんに念のため見守ってもらいながらスロープ2本でリベンジ。エンジンをかけて慎重に。スロープ2本で人とバイクの高さの差がないので、アクセルとクラッチとブレーキのバランスは取りやすいと思った。それでも心理的には先週のトラウマがあって怖かったけれど、なんとか2回の載せ下ろしに成功。逆に下ろす時に一回、後輪が途中でスロープから脱輪しそうになって、かんなさんに手伝ってもらい一度車内に戻して向きを確認してからやり直した。

あと、下ろす時にタイヤ止めを外し忘れたり、タイダウンのサブベルトが車体についたまま走ってみたりと、まだまだ不安なことは多いけれど、ちょっとずつ慣れていくしかないと思っている。でもやっぱり、正直なことを言えば安全にバイクを置いておけて、気軽に出し入れできるガレージが欲しい。。

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バイク   2023/12/17   gena

トランポ購入(中古バネットバン) バイクを積んでみる編

納車編からの続き

師匠とツーリングに行った帰りに、早速バネットバンにバイクが載るかどうか試してみることに。

ありがたいことに、積載に必要な道具は師匠のお下がりを一式頂いてしまった。師匠が以前別のトランポで使っていたもの。ラダーレール、ホイールクランプ、タイダウンベルト、タイヤ止め。

道具はバッチリなんだけど、なんせ初めてなので不安しかない。師匠方式はエンジンをかけずに、助走をつけて一気に載せる、というもので、非常に高度な熟練が必要な気がする。

とりあえず後ろで支えてもらってなんとか載せ下ろしに成功。一人でやるときはYoutubeでよく紹介されている、エンジンをかけて半クラッチでじわじわ載せる方法かなぁ。

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バネットバンは構造変更して二人乗りにしてもらったおかげで、寸法的には楽勝。頂いたホイールクランプはかなり場所を取るタイプだけど、全長2mのGSX-R125は余裕で積めた。高さ方向も楽々。少し横にずらして乗せればバイクの横で寝られそう。

タイダウンベルトはタンデムステップのフレームにサブベルトをかけて、床側は既設のフックがそのまま使えた。斜め前下方に引っ張る感じ。師匠に頂いたカムバックルタイプのベルトは、締め上げるのにコツが必要で、なかなか緩みが取れず。これは後でラチェット式を自分で買うつもり。

あとはリアタイヤにタイヤ止めを付けて完了。このタイヤ止めは師匠が木工職人さんにワンオフで作ってもらった貴重な品。

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心配していた後方視界は、やっぱりかなり悪化。ウインドシールドごしに一応後方とリアアンダーミラーはギリギリ見えるけれど、バイクが見えないように目隠しの毛布を被せてしまうと、ルームミラーごしの後方視界はほとんどゼロ。走るときは毛布を剥がしておいた方が良さそう。それか運転席側に少しオフセットして積むか。

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バイク   2023/11/12   gena

トランポ購入(中古バネットバン) 方針と車探し編

バイクを買うにあたって、師匠からは「マンションの駐輪場に何も対策せずに置いておくのは危険」とのアドバイス。これは自分でも気になっていて、マンションの駐輪場には地球ロックできるバーなどもないし、防犯面からの不安か、今は誰もバイクを置かなくなってしまっている。

ただ、レンタルコンテナなどは良い場所は埋まっていたりして、すぐに借りられる見通しもつかない。そこで、バイクを載せられるトランポを買って、それをガレージ代わりに使うことを計画。まだバイクでどのくらい楽しむことになるか未知数なので、ロードスターは当面維持し、トランポを増車(サードカー)するという自分としては思い切った判断になった。かんなさん(奥様)が「今しかできないことをやったら良いよ」と背中を押してくれたことも大きい。

ロードスターとプジョー2008のメンテや車検でお世話になっているショップに、軽バンの増車の相談。予算と目的を伝えて中古車を探してもらう。ただ、普段整備でお世話になっているショップなので、あまりボロボロのモノを売り付けるわけにもいかない...と思ったのかどうか知らないけれど、なかなか予算内の個体は見つからず。

そうこうしているうちにあっさりとバイク(GSX-R125)を買うことが決まってしまって、当面はバイクの師匠のガレージに置かせてもらうことになった。本当に師匠にはお世話になりっぱなしで恐縮してしまう。

前述のショップにはもう少し条件を緩和して登録車も視野に入れて探してもらうように依頼。ただ、オークションは現車が見られないのでどうしても安全側に条件の良い(高めの)個体しか紹介してもらえない可能性が高いので、ショップに断りを入れた上で並行して現車確認できる範囲の中古車店で探してみることにする。

登録車の4ナンバーバンまで範囲を広げると、かなり選択肢が増える。ただ登録車にするならバイク(GSX-R125)はまっすぐ積みたいわけで、そうすると荷室の必要寸法は2m以上になる。ハイエース、キャラバン(NV350)なら後席を畳めば楽勝だけど、コンパクトサイズの車種だとギリギリかも。あと、どうしても現場でガンガン酷使されてボコボコあるいは過走行、さらに職人さんがタバコを吸いまくってニオイとヤニがべったりな個体が多そうなイメージなので、現車確認は必須。

とりあえず車で片道2時間圏内くらいのエリアに絞って、ネットでバンの中古車を探す。玉が多いのはボンゴバン、キャラバンあたり。ハイエースはさすがにプレミアで程度の割に高い。タウンエースも予算内だと状態が悪いものしかない。ただ結局ニオイなんかは現車を見ないことにはわからないので、ある程度絞り込んで、早速現車を見に行ってみることにする。

最初に行ったのは候補の中で一番近い、高速利用で1時間ちょっとのところ。お店はいかにも低価格中古車店という感じで、事務所はスーパーハウスで展示場は舗装もされていない。

東南アジア系と思しきお客さんが納車の手続きをされていて、若干不安を感じつつも、現車を見せてもらう。事前に電話しておいたのが良かったのか、セールス兼整備士みたいな方が親切に説明してくれた。

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モノは2006年式のバネットバン(SK型ボンゴのOEM)。オークションで今週入庫してきたばかりで、ネットに掲載された翌日に私が見に来たということみたい。確かに車検が切れて1週間ほどしか経っていない。

バイクを積みたいと話して、寸法を測らせてもらう。荷室はカーペット敷で目立つ汚れや破れもなくキレイ。ただ後席を畳んでも荷室長は190センチほどでちょっと厳しい。後継のボンゴバンだと、後席の跳ね上げ機構が工夫されていてもっと荷室が広く使えるんだけど、やっぱり同様の要望が多かったんだろうな。

お店の方が、後席使わないなら外して2名乗車に構造変更したらどうですか、無料でやりますよ、とのご提案。あ、そんなに簡単にできるんですか、ということでついでにタイダウン固定用のフックの場所なども相談。これも使えそうな場所が何ヶ所もあるので問題なさそう。後席を外せば荷室長は230センチくらいあるのでこれなら楽勝。

一番重要なところは確認できたので、あとは外装とか内装を細かくチェック。意外にも外装も内装もキレイ。細かい擦り傷がある程度。特に気になっていたニオイも、無臭ではないけれど、タバコ臭くてどうしようもない、という感じではない。灰皿もキレイだし、シートなどに焦げ跡もない。最上級グレードらしく布シートは痛みもなくフカフカで、荷室は前述のようにカーペット敷でキレイ。後席はプライバシーガラスになっていてバイクを乗せても外から見えない。バンだと透明ガラスの場合も多くて、その場合はフィルム施工をお願いしなくてはいけない。試乗はできないけれど、エンジンはかけてもらって、5000回転くらいまで吹かしてみたけど異音もなくスムーズ。タイベルは交換済み。エンジンルームのオイル滲みなどもなく、お店の方によると年式の割に非常に状態が良いとのこと。

車検項目以外の整備と保証も付けて乗り出し46万とのことで、この状態ならお買い得なのでは。距離は13万キロだけど、17年落ちで13万キロなら仕事車としてはむしろ低走行。

最初に見た車で決めてしまうのもどうかと思ったけれど(バイクもそうだったし)、特にデメリットらしいデメリットが見当たらない。一番気になったのは右側のスライドドアがない4ドアタイプということかな。これは確かにバイクを積んだ状態で荷物を出し入れするときちょっと不便かも。あとは4ATなので運転は楽しめないだろうな、とか2駆(FR)なので林道とかは厳しいとか、ガソリン車で燃費は悪そうとか、そのくらい。でもそれらはもっと程度の悪い候補車も同じだし、この個体のデメリットとは言えない。

かんなさんの意見も聞いた上で、その場で即決して契約。何より軽バンで程度のいい中古が乗り出し70万とか聞いていたので、それに比べたらぜんぜん安く済みそうなのが効いた。

納車待ち編に続く

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  2023/11/03   gena

中古バイク購入GSX-R125 〜 (4)納車・シェイクダウン編 〜

これまでの記事:
(1)カフェレーサー体験編
(2)高回転覚醒編
(3)契約・納車待ち編

バイク屋さんがけっこう遠かったこともあり、ビギナーが買ったばかりのバイクで自走して帰るのは危険とのことで、納車時は師匠がトランポで同行して車載してくれることになった。いつもありがたい。

納車日は小雨が降っており、雨具もないし、自走だったら無理なので納車を延ばしてもらうしかなかった。こういうときトランポは助かるなぁ。

ナンバーを取付けてもらって自賠責の書類を確認して支払いをしている間に、師匠が早くもトランポにバイクを乗せてしまっていた。早い。師匠はバイクのエンジンをかけずに助走をつけて「ぴょん」と軽々バイクを乗せてしまうので手品みたい。とてもマネできる気がしない。

地元に戻ったら晴れていたので、早速師匠のGB250に先導してもらってシェイクダウン。と言いつつ3000km走って慣らしは終わっている個体なので、調子を見ながらガンガン回して走ってみる。事前にいろいろYoutubeでチェックしていた通り、8000min-1から上が気持ちよく走れる感じで、それを下回ると巡航は可能だけど上り坂や加速は厳しい感じ。

ポジションはだいたい事前の想像どおりで、確かに前傾姿勢だけど、そこまでキツくはないかな、という感じ。実際2時間以上ほとんどぶっ通しで山道の上り下りを走り回ったけれど、それほど負担感はなかった。下りはどうしても腕に体重がかかるけれど、ニーグリップをして意識して腕の力を抜くようにした。

リアサスがちょっと硬い気がするけれど、まだ馴染んでいないのかもしれないし、師匠によればスポーツバイクならそんなものかも、とのこと。柔らかければ疲れない、というものでもないのだそうだ。

コーナリングは正直まだ体重移動とか姿勢がうまくできているかよくわからないけれど、怖いと思うような場面はなかった。重量が軽いためか、低速度の小回りもしやすい気はする。これは今までに何度か師匠のバイクで練習して慣れたせいかもしれないけれど。

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納車初日に70キロ以上ワインディングを走った感想としては、なかなか楽しいバイクなんじゃないの、というところ。具体的には、8000回転以上をキープしないと気持ちよく走れないため、普通の道でも積極的な操作が求められるし、絶対的なパワーがないので公道でもどんどんアクセルを回していける、というのが自分好みのポイント。あと原付とは思えないフルカウル・フルサイズのボディがカッコいい。

初日走り終えてバイクを拭いているときに気付いたけれど、社外品のリアスタンドフックが取り付けられていた。前オーナーはどういう経緯で3000キロで手放したんだろう。

日常の足に使うつもりはない(いちいちプロテクタを着けるのが面倒だし)ので、晴れの日限定の週末ライダーということになりそうだけど、ちょっとずつ勉強しながら楽しみたいと思う。

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バイク   2023/10/07   gena
タグ:バイク , GSX-R125